2022年04月01日
リッジウェイって何?!
アサヒファイバーグラス社が輸入販売している屋根材です。
実物のデュアルブラウン色
中央の白い線が釘を止付ける位置
仕上がって見えるのは左側半面
三色ぐらいの石が混ざっています
厚みは薄く一番厚い部分で5mm程度
左側が水上右側が水下
初めから接着剤がついています
実際の施工物件でカラーバリエーションが見たい
デュアルブラック色
ハーバードスレート色
デュアルブラウン色
アーストンシダー色
ヴィンテージグリーン色
メリット・デリットを教えて
まずはメリットから
・コストパフォーマンスが高い
スレート屋根をカバー工法するのに「コストをかけない」のであれば
リッジウェイ一択です。
・軽い
11kg/㎡とスレート屋根(コロニアル)20kg/㎡や 瓦60kg/㎡と比べても軽量の部類です。
・色落ちしにくい
これも一般的なスレートと比べてになりますが耐久性は高いです。
実際に10年経過したリッジウェイを見てみましょう
約10年経過したシングル材 ヴィンテージグリーン色 弊社施工物件
これを見てもらえばかなり褪色に強いことが分かります
この動画にも古いシングル屋根材が出てきます。
デメリットは
・比較的風に弱い
屋根材の中央部分を釘で留め付けているのがわかると思いますが
下部はボンド付けとなっており
このボンド量が少なかったりすると飛ばされる原因になってしまいます。
・断熱性はそれほど期待できない
カバー工法の場合は既存スレートと2重になるのでいくらかは
断熱性も上がるとは思います。
ただこの薄さですのでそれほど期待しない方が良いでしょう。