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屋根のプロが教える
オークリッジスーパーってどんな屋根材?!

オークリッジスーパーってどんな屋根材?!

住宅の印象は屋根によっ て変わります。

少しでも印象を良くするなら、屋根材にこだわりたいところ。

成田崇
成田崇
こちら、オークリッジスーパーのシャトーグリーン色です

屋根材によってデザインや色、性能が異なります。

皆さんはどのような屋根に仕上げたいでしょうか?

今回は、オークリッジスーパーとは一体どのような屋根材なのかについて解説します。

これから、新築住宅の施工やリフォーム、リノベーションを予定している方は一度参考にしてください。

オークリッジスーパーとは一体どのような屋根材なのか

オークリッジスーパーとは、オーウェンスコーニングジャパン合同会社から発売されている屋根材です。

オークリッジの特徴

屋根材を選ぶ際、どのような特徴があるかを押さえておく必要があります。

オークリッジスーパーの場合、以下の特徴が挙げられます。

・優れた耐久性

・優れた防水性

・藻がつきにくい

・雨音に悩まされにくい

・軽量

・優れた作業性

・リフォームにも最適

・アスベストが含まれていない

・防火性に優れている

・デザイン性に優れている

・長期に渡る保証

多くの特徴が存在しており、驚いた方もいるのではないでしょうか?

早速ですが、各特徴について説明します。 屋根材選びに悩んでいる方は一度参考にしてください。

優れた耐久性

オークリッジスーパーは耐久性に優れている点が特徴に挙げられます。

寿命は25~30年。

成田崇
成田崇
視察で訪れたポートランドで見たシングル屋根、アメリカでは200年以上の歴史があります

立地などにより、寿命に差が生じるので定期的にメンテナンスを行い、

長期に渡って住み続けられるようにすることが大切です。

優れた防水性

防水性に優れているのも特徴のひとつ。

雨漏り対策を検討している方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

藻がつきにくい

耐藻性能を上げるため、粒状彩色石に金属をコーティング。

これにより、屋根に藻がつきにくくしています。

藻の繁殖を放置してしまうと、

住宅の劣化を促進させてしまうので注意する必要があります。

雨音に悩まされにくい

オークリッジスーパーは弾力性に優れた屋根材。

雨音が気になりにくいのもメリットです。

快適に過ごすためには、騒音対策に目を向ける必要があります。

騒音の大きさによっては、

ストレスを溜目続けるので注意してください。

軽量

カラーベストや瓦に比べて軽いのも特徴に挙げられます。

屋根材の軽さにより、耐震性が変わってきます。

成田崇
成田崇
スレート屋根(カラーベスト)の約半分の重さです

地震対策を行う際、

屋根材が軽いかどうかも意識したいところ。

優れた作業性

特殊な工具が必要なく、作業性に優れているのもポイントです。

棟や谷も同質の部材の役物で葺けるので、統一性のある仕上がりになります。

リフォームにも最適

重ね葺きができるので、リフォームに適しているのも特徴的。

成田崇
成田崇
施工性や軽さから屋根のカバー工法に適した屋根材です

これから、リフォームでどの屋根材を用いるか悩んでいる方は一度検討することをおすすめします。

アスベストが含まれていない

オークリッジには、アスベストが含まれていません。

長期に渡って住み続けるためには、

屋根材にどのような材料が用いられているかチェックする必要があります。

防火性に優れている

日本における防火認定を受けているのも特徴に挙げられます。

住宅の安全性を高めるためには、防火性に意識したいところ。

火災にいつ巻き込まれるか分かりません。

自分の身や家族、資産を守るためにも防火性に優れている屋根材を選ぶようにしましょう。

デザイン性に優れている

オークリッジスーパーはデザイン性に優れているのも特徴のひとつ。

カラーバリエーションが豊富でさまざまなテーマとコンセプトに合わせやすいです。

おしゃれな住宅に住みたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

オークリッジスーパーのカラーバリエーションは以下の通りです。

・ブラウンウッド

・オニキスブラック

・シャトーグリーン

・エステートグレー

・ハーバーブルー

・テラコッタブレンド

・デザートタン

サンプルを確かめ、テーマとコンセプトに合った色を選びましょう。

サンプルやカタログの手配はこちらから

長期に渡る保証

オークリッジスーパーには、

ライフタイムワランティーと呼ばれる長期間に渡る保証が付いています。

屋根材選びを行う際、補償期間がどのくらいあるかも重要。

制限が設けられているものの、40年以上の保証が受けられます。

これから、新築住宅の施工やリフォーム、

リノベーションでオークリッジスーパーを用いる方は保証内容について一度チェックしてください。

オークリッジスーパーなどの屋根材について業者に相談するのが大事

オークリッジをはじめ、さまざまな屋根材が存在します。

新築住宅の施工やリフォーム、リノベーションを初めて行うので

、分からないことが多いと感じている方も多いのではないでしょうか?

屋根材について分からないことがある方は業者に一度相談したいところ。

トラブルを避けるためにも、業者に関する情報収集を入念に行い

、信頼できる業者に依頼することが大切です。

施工実績をはじめ、創業・設立年や在籍しているスタッフ、保証内容などをチェックしましょう。

気になる業者に依頼したことがある方が身近にいる場合、

サービスの内容などを一度聞いてみることをおすすめします。

まとめ

オークリッジスーパーは耐久性や防水性などに優れている屋根材です。

カラーバリエーションも多いので、

さまざまなコンセプトやテーマに合わせやすいのもポイント。

長期に渡って住み続けるなら、性能だけでなく、デザインも重要になってきます。

重ね葺きができるため、

これからリフォーム・リノベーションを予定している方は採用するかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

 

オークリッジスーパーや屋根のカバー工法のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

屋根のプロから見た
片流れ屋根のメリットやデメリットって?!実は最も雨漏りリスクの高い屋根形状

片流れ屋根のメリット・デメリット

皆さんは屋根の形状を気にしたことはありますか?

様々な屋根の中で最もシンプルな形状として知られるのが、片流れ屋根です。

片流れ屋根はオーソドックスな屋根の形状であり、様々なメリットがありますが、

デメリットもあります。

これから家を建てる時に片流れ屋根にしようか検討する場合

成田崇
成田崇
理由がかっこいいからだけだと後で苦労します

どんなメリットやデメリットがあるのか知ることが大切です。

それでは、片流れ屋根のメリットやデメリットについてご説明しましょう。

片流れ屋根とは?

片流れ屋根とは、一つの方向に勾配がある屋根の形状のことです。

屋根には様々な形状がありますが、その中でも片流れ屋根は最もシンプルなので非常に工事がやりやすく、

成田崇
成田崇
シンプルなだけに施工品質がモロ影響します

防水上の欠陥が防ぎやすいのがポイントです。

設計も実にシンプルであり、一般的に物起きや小さめの建物に多い形状となっています。

片流れ屋根のメリット

片流れ屋根のメリットは、以下の通りです。

• 太陽光発電ができる

• 初期費用やリフォーム費用が安い

• 屋根裏を広くしたい時に最適

成田崇
成田崇
シンプルなだけリフォーム費用も抑えることが出来ます

それでは、片流れ屋根のメリットについてご説明しましょう。

太陽光発電ができる

片流れ屋根は一つの方向に勾配をつけるため、

太陽光発電に必要なパネルを取り付けやすいのがメリットです。

太陽光発電によって太陽光で電気が発電できるため、

新築を建てる際に片流れ屋根を採用して南向きにするケースもあります。

太陽光発電ができれば、日中は電気を貯めておき、

夜になったら貯めた電気を使うことができるので、

オール電化住宅にするのも良いでしょう。

成田崇
成田崇
後から取り付けるソーラーパネルは問題だらけです、新築時に取り付けましょう

効率良く光熱費が節約できることから、

片流れ屋根にして太陽光パネルを設置してみてはいかがでしょうか。

初期費用やリフォーム費用が安い

片流れ屋根は施工の際に使用する部品や材料が少なく済むため、

初期費用やリフォーム費用が安いのが大きなメリットです。

片流れ屋根のような一つの方向にだけ勾配がある屋根は簡単な設計を行うだけでいいので着工も早く、

作業工程もそれほど難しくありません。

工期も短い傾向にあることから、

新築を建てる時の工期が短くなりやすいのもポイントです。

また、シンプルな形状なのでメンテナンスやリフォームがしやすいのも見逃せません。

確かに劣化はしやすいですが、その分メンテナンスやリフォームがしやすいので費用もそれほどかからないでしょう。

屋根裏を広くしたい時に最適

屋根裏を有効活用するためにスペースを広くしたいなら、

片流れ屋根がおすすめです。

片流れ屋根は勾配がある形状なので傾斜が出せるため、

屋根裏のスペースが広くなりやすいのがメリットです。

屋根裏のスペースは収納部屋として多いに活用できるので、

屋根裏のスペースを広くしたい人におすすめです。

しかし、屋根裏のスペースを広くする時に注意しておきたいのが、

「高さが140cm未満であること」「屋根裏の面積が階下の2分の1までの広さであること」が条件となっています。

もしも条件を破ってしまった場合、

延床面積に算入することになるので満たせる条件の範囲内で片流れ屋根の勾配を調整しましょう。

片流れ屋根のデメリット

片流れ屋根のデメリットは、以下の通りです。

• 屋根や外壁が劣化しやすい

• 雨漏りのリスクが高い そ

れでは、片流れ屋根のデメリットについてご説明しましょう。

屋根や外壁が劣化しやすい

外壁や屋根は常に雨風や紫外線などの外的要因に晒され続けています。

このことから様々な方向に傾斜をつけることによって

雨風が外壁に当たりにくい構造になっているため、劣化しにくいのがポイントです。

成田崇
成田崇
壁に雨水が当たりやすければその分劣化は早いです

しかし、片流れ屋根は一つの方向にしか勾配がないため、

軒先がない外壁は雨風や紫外線の影響を強く受けてしまい、劣化しやすくなります。

また、一つの方向にしか勾配がない片流れ屋根は雨水が分散せずに常に一方向にしか流れないため、

雨樋も非常に劣化しやすくなります。 換気もしにくい構造なので、

結露などで劣化が進行しやすいでしょう。

雨漏りのリスクが高い

片流れ屋根は一枚屋根なので接続部分がないため、

屋根自体からは雨漏りしにくいのがポイントです。

しかし、問題なのは片流れ屋根ではなく、

破風板や野地板の境目から雨水が伝って雨漏りが発生する可能性があります。

成田崇
成田崇
片流れ屋根は雨漏れリスクの高い屋根形状なんです

他にも換気口から雨水が入ったり、

結露によって雨漏りしやすくなるなど、至るところで雨漏りするリスクがあるでしょう

普通に施工すると防水性が心配なので、

雨漏り対策をするためにも防水性が高い素材を使うことが大切です。

 

 

 

 

 

片流れ屋根は きちんと施工していないと 雨漏りするリスクが最も高く

実際に そのまま発生件数は年々増えています

 

なぜ雨漏れしやすいの?!

 

 

屋根も外壁も 仕上げ材の下に 防水シートが貼ってあります

そして この防水シートの 裏側に 水が回ってしまうと雨漏りに直結します

 

 

写真のように 通常の雨だと 片流れ屋根 でも雨漏りするようなことはありませんが

例えば台風などの強風時

 

 

横殴りの 雨が降り注ぐ際は このように隙間から入ってしまうケースがあります

成田崇
成田崇
ほぼこのパターンで雨漏りしています

これは ハウスメーカーなどでは

防水シートの張り方などの明確なルールが示されているものの

明確なルールが無い 住宅メーカーや工務店は まだまだ多い印象です

 

これが片棟部分

ですので この隙間から 水がもし入った場合は そのまま雨漏れということになりなります

もし自宅を 片流れ屋根 で検討しているのであれば

その部分をきちんと確認した方が良いでしょう

まとめ

片流れ屋根は最もシンプルな形状なので施工費用が安く抑えられますし、

メンテナンス費用もリフォーム費用も抑えられるのは大きなメリットです。

太陽光発電に必要なパネルを設置すれば太陽光発電もできますし、

条件を満たせば安心して屋根裏のスペースを広くできるでしょう。

とはいえ、シンプルな形状であることから、

雨漏りのリスクが高い上に屋根や外壁が劣化しやすいため、様々な対策が必要です。

 

 

 

 

 

屋根や外壁のご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

 

アサヒファイバーグラス リッジウェイについて(シングル材)

リッジウェイって何?!

 

アサヒファイバーグラス社が輸入販売している屋根材です。

 

実物のデュアルブラウン色

 

中央の白い線が釘を止付ける位置

仕上がって見えるのは左側半面

 

製品の仕様

 

三色ぐらいの石が混ざっています

 

厚みは薄く一番厚い部分で5mm程度

 

 

製品の規格

左側が水上右側が水下

初めから接着剤がついています

 

実際の施工物件でカラーバリエーションが見たい

 

 

標準カラー(5色)

デュアルブラック色

 

ハーバードスレート色

 

デュアルブラウン色

 

 

 

 

アーストンシダー色

ヴィンテージグリーン色

 

メリット・デリットを教えて

 

まずはメリットから

・コストパフォーマンスが高い

スレート屋根をカバー工法するのに「コストをかけない」のであれば

リッジウェイ一択です。

・軽い

11kg/㎡とスレート屋根(コロニアル)20kg/㎡や 瓦60kg/㎡と比べても軽量の部類です。

こちらも参考にしてみてください

・色落ちしにくい

これも一般的なスレートと比べてになりますが耐久性は高いです。

 

実際に10年経過したリッジウェイを見てみましょう

 

 

 

 

約10年経過したシングル材 ヴィンテージグリーン色 弊社施工物件

これを見てもらえばかなり褪色に強いことが分かります

 

この動画にも古いシングル屋根材が出てきます。

 

 

デメリットは

・比較的風に弱い

屋根材の中央部分を釘で留め付けているのがわかると思いますが

下部はボンド付けとなっており

このボンド量が少なかったりすると飛ばされる原因になってしまいます。

 

・断熱性はそれほど期待できない

 

カバー工法の場合は既存スレートと2重になるのでいくらかは

断熱性も上がるとは思います。

ただこの薄さですのでそれほど期待しない方が良いでしょう。

 

 

最強の屋根材「Tルーフ」について

Tルーフに関してはさらに

詳しいこちらも参考にしてください

 

Tルーフってなんでしょうか?

 

Tルーフはリクシルが 販売する 金属屋根材です

特徴は 天然石が ガルバリウムの上に吹きつけられており

遮音性 断熱性 経年劣化による色落ちなどにとても強い屋根材です

 

施工中のTルーフ ヴェルウッド

 

また通常のガルバリウム屋根材と違い

表面が天然石ですので 雨音を低減したり

表面の石の凸凹が 熱や光を拡散する効果があります。

 

 Tルーフクラシック

Tルーフってそんなに良いんですか?

 

私は最強の屋根材だと思っています

 

 

ちなみに自宅もTルーフを使っています

メリットは

 

経年劣化に強いこと

 

2018年アイスランド視察にて 30年以上経過したTルーフ

 

 

軽いこと

風や塩害にも強いこと です

 

 

デメリットは

金額が高いこと のみです

 

 

Tルーフは メンテナンスしなくていいと聞きましたか

 

多くの屋根材がメンテナンスフリーを謳っていますが

実際にメンテナンスフリーの屋根材はとても少なく

そのうちの一つがTルーフです

なぜメンテナンスフリーかというと ガルバリウムの上に天然石が載せられているからです

 

道端に落ちている石が 何年経っても色が変わらないのと同じです

ガルバリウムの上に乗っている天然石も色が変りません

Tルーフクラシックについて

LIXIL Tルーフはここから始まりました。

 

以前は「ルーフトステム」という社名で販売

 

輸入元はニュージーランドのAHI社です

 

 

 

 

 

 

Tルーフクラシックは下地も「木」ではなく「ガルバリウム」です

 

 

またあまり語られていませんが

Tルーフクラシックのグリーン以外は天然石の色そのままです。

グリーンは天然石に焼き付け塗装を施しています。

 

 

Tルーフヴェルウッドについて

クラシックと何が違うの??

大きな違いは以下になります

・厚みが クラシック24mmに対しヴェルウッドは16mmと薄い

・仕上げ材の石が天然石の色ではなく焼き付け塗装である(クラシックもグリーンは焼き付け塗装品)

・クラシックよりも若干軽い クラシック7kg/㎡ ヴェルウッド6kg/㎡

・ヴェルウッドとモダンは似ている

 

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド施工前

 

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド施工中

ルーフィングはタディスセルフカバーを使用

 

 

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド ブラウン色 施工中

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド ブラウン色 施工中

 

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド ブラウン色 施工中

ヴェルウッドは「通し棟」のみ

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド ブラウン色 完成写真

 

LIXIL Tルーフ ヴェルウッド ブラック色 完成写真

またガルバリウムがむき出しになっているわけではないのでとても強いです

 

全国のTルーフ取扱店

 

LIXIL Tルーフのご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

ROOGA(ルーガ)ってなに?!

ROOGA(ルーガ)鉄平の工事が完了しました

 

ROOGA(ルーガ)とは?!ケイミューが 販売している 軽量のセメント瓦です

 

 

特徴は 1㎡20kg程度と軽量であることと

屋根材自体に厚みがあるので 平板瓦のように見えることです

 

性能としては 瓦同様に 断熱性や 遮音性に優れており

 

 

また野地板と 瓦の隙間に空気層があるため 屋根材と野地板がベタっと張り付くこともなく 通気しています

 

瓦は重くて ちょっと怖い と思っている方には

 

 

ROOGA(ルーガ)を進めることが多いです

 

また素材自体が 割れにくいこともあり 瓦に比べて扱いやすい屋根材となっています

 

 

今回は ストーンブラック色で 屋根を葺きました