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スレート屋根塗装の意味ないのはなんで?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スレート屋根塗装の意味ないのはなんで?

成田崇
成田崇
屋根塗装にはどのような効果があるのでしょうか?

スレート屋根塗装は屋根修理・屋根リフォームの方法のひとつ。

人によっては、屋根塗装は意味がないなどの話を耳にするのではないでしょうか?

住宅のメンテナンスを適切に行うためには、どうして意味がないと言われているのか理由を知ることが大切です。

今回は屋根塗装の意味がないのはどうしてなのか解説するので、屋根修理・屋根リフォームを予定している方は一度参考にしてください。

屋根塗装の意味がない理由

屋根塗装の意味がないと言われている主な理由として、以下のものが挙げられます。

・脆弱性の高い屋根材が破損する恐れがある

・状態によっては屋根塗装では対応できない場合がある

・保証が得られないことがある

・屋根材によっては屋根塗装する必要がない

早速ですが、各理由について説明します。

脆弱性の高い屋根材が破損する恐れがある

屋根材によっては脆弱性が高く、屋根塗装ができない場合があるので注意が必要。

これから、屋根修理・屋根リフォームを予定している方は住宅に一体どのような屋根材が用いられている把握することをおすすめします。

状態によっては屋根塗装では対応できない場合がある

屋根材が欠けたり、割れたりしていると、屋根塗装で対応できないです。

成田崇
成田崇
割れや欠けなどの破損は屋根塗装では修理できません

下地が劣化し、雨漏りが発生している方も多いのではないでしょうか?

ほんとにスレート屋根塗装は必要ですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

保証が得られないことがある

保証期間外の屋根材もあるため、保証が得られない可能性があります。

屋根塗装によって生じた割れや滑落などは対象外。

屋根修理・屋根リフォームを行う際は、屋根材メーカーの保証についてチェックすることをおすすめします。

屋根材によっては屋根塗装する必要がない

劣化した部分が目立っていない屋根に関しては屋根塗装する必要がありません。

心配な方は業者に一度診断を依頼し、屋根塗装を行うかどうか判断してください。

成田崇
成田崇
逆に塗装の必要がある屋根材は「板金系の屋根材」のみです

また、日本瓦は屋根塗装する必要がない程、耐久性に優れています。

屋根塗装を行う理由

屋根塗装は意味がないという意見だけでなく、屋根塗装は必要だという意見も存在します。

屋根修理・屋根リフォームで後悔しないためには、屋根塗装をどうして行うかについても知っておきたいところ。

ここでは、屋根塗装が必要だと言われている理由について紹介します。

外観を保つ

屋根塗装のメリットは住宅の外観を綺麗にすることが挙げられます。

築年数が長くなり、色褪せなどが気になっている方も多いのではないでしょうか?

違う色にすることでイメージを変えることができます。

住宅のテーマやコンセプトに合わせて色を選ぶのが大事。

屋根材の劣化を防ぐ

塗膜により、雨や紫外線などから屋根材を守るのも屋根塗装を行う理由です。

住宅は年数の経過と共に劣化していきます。

寿命を少しでも長くするためにも、どの塗料で屋根塗装を進めていくかが大事。

塗料の種類は数多く存在するので、色だけでなく、どのような特徴があるかチェックしましょう。

屋根塗装以外のメンテナンス方法

屋根塗装以外に一体どのような方法で屋根のメンテナンスを行っていくかも押さえておく必要があります。

ここでは、カバー工法と葺き替え工法を紹介します。

カバー工法

カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法。

屋根のプロが教える 屋根カバー工法のメリット・デメリットって?!

廃材を処分する手間を省けるので、屋根修理・屋根リフォームにかかる費用を抑えられます。

葺き替え工法

葺き替え工法は既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に葺き替える工法を指します。

下地が著しく劣化している場合、下地を新しく張り替えることになるかもしれません。

茅ヶ崎市で 屋根葺き替え工事、メリットデメリットとその費用とは?!

軽い屋根材を葺き替えれば、耐震性を挙げられるのがメリット。

廃材を処分するのに加え、大規模な施工になるため、費用が想像以上にかかる可能性があります。

屋根塗装は信頼できる業者に依頼するのが重要

屋根塗装で失敗しないためには、業者選びが重要になってきます。

数ある業者の中から一体どこに相談すれば良いか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか?

最後に、屋根塗装を行う業者の選び方について紹介します。

使用している塗料

屋根塗装に一体どのような塗料を用いているかが選ぶポイント。

業者によってはOEM塗料を用いている可能性があります。

OEM塗料について質問し、屋根塗装に関する疑問を解消してください。

在籍しているスタッフ

どのようなスタッフが在籍しているかを踏まえ、相談するかどうか判断したいところ。

業者によっては屋根修理・屋根リフォームに関する資格を有するスタッフが在籍しているかもしれません。

コミュニケーションが取りやすいかどうかもトラブルを避ける上で重要になってきます。

見積書の内容が分かりやすいか

納得のいく屋根修理・屋根リフォームを行うためには、見積書に一体どのような内容が記載されているか細かくチェックすることが大事。

使用する塗料だけでなく、塗布量に問題がないか・塗料以外にどのような部材を用いるか・施工内容・費用の内訳などを踏まえ、契約を進めましょう。

見積書の内容で分からない部分がある際は業者に相談することをおすすめします。

分からない部分をそのままにしてしまうと、業者とトラブルに発展する恐れがあります。

保証内容

屋根塗装後も住宅のメンテナンスを行い、屋根の不具合を解消してください。

業者によって、保証内容が異なるので、定期点検をいつ行うかなどをチェックしておきたいところ。

まとめ

屋根材の状態などによっては屋根塗装を行う意味がない場合があります。

住宅について何か悩みがある場合は業者に一度相談するのが重要。

業者からアドバイスを受け、屋根塗装に関する悩みを解消しましょう。

思い入れのある住宅に少しでも長く住み続けるためにも、適切なメンテナンスを行ってください。

 

屋根修理や屋根リフォームのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

【茅ヶ崎市】で屋根の葺き替え工事が完了、屋根からの遮熱とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

茅ヶ崎市でLIXIL Tルーフの葺き替え工事が完了!

もともとの屋根材は陶器瓦でした。

葺き替え工事のメリット・デメリットとは?!

屋根葺き替え工事を行う主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

・住宅の寿命を延ばせる

・雨漏りを止めることが出来る

・耐震性を強化できる

これから、屋根のメンテナンスやリフォームを検討している方に向けて各メリットについて説明します。

気になる方は一度参考にしてください。

屋根の寿命を延ばせる

屋根を新しくすることにより、住宅の寿命を延ばせます。

住宅の状態によっては、塗り替えやカバー工法よりも屋根葺き替え工事が適しているケースがあります。

屋根葺き替え工事を行った後、定期的にメンテナンスを行いましょう。

雨漏りを止める

屋根からの雨漏りの大きな原因のひとつに

ルーフィングの劣化が上げられます。

耐振性の強化

今回の茅ヶ崎市のケースのように瓦からTルーフに葺き替えた場合、

屋根の重さを半分以下に出来ます。

屋根のメンテナンスやリフォームを行う上で災害対策を意識することが大切です。

思わぬタイミングで地震や台風などが発生し、

甚大な被害に遭う可能性もゼロではありません。

屋根葺き替え工事を行うことにより、耐震性を強化することができます。

地震などによる被害が心配だと感じている方は屋根葺き替え工事を行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

さらに今回の茅ヶ崎の葺き替えは屋根からの遮熱も?!

 室内をいかに快適にするかが屋根修理や屋根リフォームにおける課題。

暑さや寒さにより、過ごしやすさが変わってきます。

成田崇
成田崇
このシルバーのフィルム(遮熱シートLite)がポイントです

今回は、屋根からの遮熱に「熱シャット工法」を採用。

熱シャットについて解説します。

屋根修理や屋根リフォームなどを予定している方は一度参考にしてください。

熱シャット工法とは

熱シャット工法は通気層と遮熱シートを屋根面に設ける工法。

下の野地板に施工した遮熱シートLiteが熱を反射します。

新鮮な空気を通しつつ、熱気や湿気を屋外に排出します。

熱シャット工法のメリット

熱シャット工法には、一体どのようなメリットがあるか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

主に以下のメリットが挙げられます。

・室内の温度が上がらないようにする

・光熱費の削減

・住宅の耐久性を向上させる

・住宅の軽量化

成田崇
成田崇
屋根に通気層を設けるので建物にもとても良いのです

これから、リノベーションなどを予定している方に向けて各メリットについて解説します。

室内の温度が上がらないようにする

輻射熱を反射させることで室内の温度が上がらないようにするのが熱シャット工法のメリット。

屋根だけでなく、壁などにも遮熱シートを施工することにより、夏の暑さ対策に繋がります。

室内温度に影響を与える屋根裏温度を最大12℃低減します

遮熱シートはストーブなどの輻射熱を室内に反射させる性質があるので、冬の寒さ対策を行えます。

光熱費の削減

空調の効きが良くなるため、光熱費の削減に繋がるのもメリットのひとつ。

日常生活を送る上で光熱費をいかに削減するかも重要です。

エアコンの効きが悪いなどの悩みを感じた際は熱シャット工法を行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

住宅の耐久性を向上させる

屋外に湿気を排出し、住宅の耐久性を向上させるのも熱シャット工法のメリット。

湿気はカビやシロアリなどを発生させる原因です。

カビなどを放置し続けると、見た目の印象が悪くなるだけでなく、住宅の倒壊に繋がる恐れもあります。

耐久性を上げることでメンテナンスにかかるコストを抑えることが可能。

長期間にわたって住み続けるなら、メンテナンスにかかるコストを意識することが大切です。

住宅の軽量化

住宅の軽量化を図るため、新築住宅の工事やリノベーションにかかるコストを軽減できるのもメリットに挙げられます。

屋根以外に遮熱シートを施工する場所

遮熱シートは屋根以外に施工する場所がいくつか存在します。

屋根以外に施工する主な場所は以下の通り。

・床

・壁

・窓

室内で快適に過ごすためには、床の暑さや冷えを対策することが重要です。

床が思っている以上に冷えていて、台所などに移動するのが億劫だと感じた経験がある方が多いのではないでしょうか?

壁に遮熱シートを施工することで空調の効きを良くします。

また、窓に施工することにより、太陽光を反射させることで室内の温度が上がるのを防ぎます。

窓用の遮熱シート自体はホームセンターなどで購入することが可能。

熱シャット工法を行う際の注意点

熱シャット工法をリノベーションなどで取り入れる際、注意しないといけない点がいくつか存在します。

主に以下の点を注意したいところ。

・施工面積が広くなると工期が長引く

・技術が必要

ここでは、各注意点について触れていくので、気になる方は一度チェックしてください。

施工面積が広くなると工期が長引く

施工面積が広くなればなる程、リノベーションなどの工期が長くなります。

工期が長くなることを踏まえた上でスケジュール調整を行うことが大切です。

技術が必要

熱シャット工法を行う場合、結露が遮熱シートに発生しないようにしないといけません。

施工するためには、十分な知識と技術が求められます。

熱シャット工法を行う業者の選び方

熱シャット工法の施工は信頼できる業者に依頼するのが重要。

数多くの業者が存在しているので、どこに依頼すれば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?

最後に、業者の選び方について解説します。

熱シャット工法の経験が豊富か

熱シャット工法の経験が充実しているかどうかは選ぶ決め手。

施工実績をチェックし、過去にどのような工事に携わってきたか把握することが大切です。 工期や費用なども把握しましょう。

茅ヶ崎市の屋根葺き替え工事はLIXIL Tルーフを採用

Tルーフの主な特徴として、以下のものが挙げられます。

・表面にコーティングされた天然石

・軽量な屋根材なので万全な災害対策

・カバー工法と相性が良い

屋根材を選ぶ上で重要になってくるのが耐震性や耐風性、耐水性。

思わぬタイミングで災害の被害に遭う可能性もゼロではありません。

普段から災害対策を心掛け、被害をいかに抑えるかが重要になってきます。

Tルーフにおける災害対策として、以下の3つが挙げられます。

・軽量化

・専用ビスによるギブス効果

・インターロッキング工法

 

軽量化

1㎡当たり約7kgと軽いのがポイント。

屋根材が軽ければ軽い程、建物にかかる負担を軽減しつつ、耐震性を底上げることができます。

まとめ

茅ヶ崎市で屋根の葺き替え工事を行いました。

茅ヶ崎市での屋根葺き替え工事ではLIXILのTルーフを採用

既存が陶器瓦だったので屋根の重さを半分以下に抑えることが出来て耐震性も向上。

また屋根からの暑さ対策も「熱シャット工法」にて実現

熱シャット工法は通気層と遮熱シートを屋根面に設け、熱気と湿気を屋外に排出する施工。

空調の効きを良くし、光熱費の削減が行えます。

快適に過ごすためには、暑さや寒さをどのように対策するかが重要です。

屋根修理などにおいて何か分からないことがある方は業者に相談してはいかがでしょうか?

場合によっては、思いもよらないアドバイスが頂けるかもしれません。

 

 

 

茅ヶ崎市で屋根遮熱や屋根修理のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

モニエル瓦って塗装できるんですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦って塗装できるんですか?!

同じ住宅に少しでも長く住み続けるためには、屋根のメンテナンスが求められます。

成田崇
成田崇
ちなみにモニエル瓦を塗っても瓦自体の寿命は伸ばせません

モニエル瓦は数ある屋根材のひとつ。

人によっては、モニエル瓦は塗装できるのかどうか疑問に感じているのではないでしょうか?

リノベーションなどを予定している方に向けてモニエル瓦は塗装できるのかどうかについて解説するので、気になる方は参考にしてください。

モニエル瓦は塗装できるのか

モニエル瓦自体は塗装することが可能。

メンテナンス次第では、数十年にわたって設置し続けることができます。

どの屋根材においても、定期的に状態をチェックし、適切なメンテナンスを行ってください。

モニエル瓦を塗装する際のポイント

モニエル瓦のメンテナンスで再塗装を行う場合、ポイントをいくつか押さえておく必要があります。

成田崇
成田崇
屋根材は最も過酷な環境にさらされます

主に以下の点を意識したいところ。

・専用の塗料を用いる

・スラリー層を取り除いてから再塗装を行う

・劣化しているのをいち早く察知する

屋根材について関心のある方に向けてモニエル瓦を塗装する際のポイントについて解説します。

専用の塗料を用いる

モニエル瓦の塗装はどの塗料でも良いわけではありません。

専用の塗料を用いて塗装を進めることが大切です。

リノベーションを行う上で一体どのような塗料が用いられているか把握してください。

専用の塗料以外を用いてしまうと、施工不良などに繋がる恐れがあります。

また、塗料により、浸透性や密着性、耐候性などが変わってきます。

塗料の性能だけでなく、立地条件を踏まえた上でモニエル瓦の塗装を進めるのが重要。

適切な塗料選びを行うためには、専門的な知識が求められます。

スラリー層を取り除いてから再塗装を行う

再塗装で失敗しないためにも、まずはスラリー層を取り除くことが大切です。

スラリー層は防水性に優れた層。

再塗装の際にスラリー層を綺麗に取り除いていないと、塗膜が古くなったスラリー層と一緒に剥がれる恐れがあります。

劣化しているのをいち早く察知する

モニエル瓦を塗装する必要があるかどうかの判断基準として、以下のものが挙げられます。

・チョーキング

・塗膜の剥離

モニエル瓦に白い粉がついているのを確認した際は再塗装を行うかどうか一度検討してください。

成田崇
成田崇
モニエル瓦を塗っても屋根材の寿命は延びないです

住宅の寿命を少しでも長くするためにも、適切なメンテナンスが必要です。

塗膜の剥離以外にも、ズレや滑落などが発生しているかも把握したいところ。

モニエル瓦の状態によって、メンテナンスの方法が変わってきます。

モニエル瓦の塗装に用いられている塗料

モニエル瓦の塗装に一体どのような塗料が用いられているか気になっている方も多いのではないでしょうか?

主に以下の塗料が用いられています。

・スラリー洋瓦用シーラー

・マイルドシーラーEPO

・マイティーシリコン

・スラリー強化プライマーⅡ

・クールタイトF

・モニエルパワープライマー

ここでは、各塗料の特徴について説明します。

スラリー洋瓦用シーラー

スラリー洋瓦用シーラーは、スラリー層を補強するための塗料。

速乾性に優れているので、塗装にかかる時間を短縮するのに適しています。

マイルドシーラーEPO

マイルドシーラーEPOは臭いが強くなく、下地を補強するのが特徴に挙げられます。

スラリー層以外の塗膜との密着性が良いのもメリット。

マイティーシリコン

マイティーシリコンは密着性と浸透性に優れた塗料です。

シーラーが必要ないため、塗装にかかる時間を短縮することができます。

防カビ性や防藻性にも優れているので、

カビなどの対策を検討している方はマイティーシリコンをチェックしてはいかがでしょうか?

スラリー強化プライマーⅡ

スラリー強化プライマーⅡはモニエル瓦とスラリー層の密着性を補強するための塗料。

上から塗装できる塗料がいくつか存在しているのに加え、臭いが強くないのも特徴に挙げられます。

クールタイトF

クールタイトFは遮熱性に優れています。

屋根の遮熱性を上げることにより、室内の温度が上がりにくくなるのがメリット。

その他にも、耐久性や防カビ性、防藻性があるのも特徴に挙げられます。

モニエルパワープライマー

モニエルパワープライマーは塗膜剥離などを抑えるのに適した塗料です。

溶剤系塗料を上塗り材に用いることができるのがポイント。

モニエル瓦の塗装は信頼できる業者に依頼するのがおすすめ

モニエル瓦の塗装は知識や技術が必要なので、信頼できる業者に依頼する必要があります。

どこに依頼するか迷っている方も多いのではないでしょうか?

最後に、塗装を依頼する業者の選び方について説明します。

過去にどのような屋根材を扱っていたか

施工実績からモニエル瓦の扱いに慣れているかどうかを把握することが大切です。

工事の内容はもちろん、費用や工期、依頼内容などをチェックし、依頼するかどうか判断してください。

塗装に関する見積もりが分かりやすいか

屋根に限らず、塗装を依頼する際は使用する塗料は何か

・塗料の量

・施工面積

などを把握する必要があります。

トラブルを避けるためにも、見積もり内容を細かくチェックしましょう。

見積もり内容で分からないことがある際は業者に質問し、疑問を解消したいところ。

施工後の保証は何か

塗装後に一体どのようなサポートを行っているかも依頼するかどうかの決め手です。

いざという時に備え、アフターフォローが充実している業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

モニエル瓦はデザイン性などに優れている反面、塗装などのメンテナンスを適切に行う必要があります。

チョーキングや塗膜の剥離があるかどうかを確認した上で塗装を行ってください。

モニエル瓦の扱いは専門的な知識と技術が求められるので、

モニエル瓦の扱いに慣れた業者に相談し、屋根に関する悩みを解消しましょう。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

モニエル瓦が割れた?! その補修方法とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦が割れた?! 

その補修方法とは?!

雨漏りなどの被害を防ぐためにも、割れた瓦などをそのままにしておくのは避けたいところ。

普段から屋根の状態に気を配り、何か問題が発生していないか気を配りましょう。

今回は割れたモニエル瓦の補修方法について紹介します。

割れたモニエル瓦の補修方法

モニエル瓦のヒビが軽微な場合、コーキングで補修することができるかもしれません。

コーキングは隙間を塞ぐ作業のこと。

割れたモニエル瓦は新たに交換する必要がある

モニエル瓦が割れたり、欠けたりした際は新しいモニエル瓦に交換する必要があります。

ただし、モニエル瓦は2010年に生産終了となっています。

成田崇
成田崇
いらかでは廃盤になったモニエルの在庫を少量持っていますのでお問合せください

葺き替え工法で新しいモニエル瓦が手に入らない可能性もあるので、注意してください。

モニエル瓦から別の屋根材に交換するのも大事

モニエル瓦が割れて、新しいモニエル瓦が手に入らない場合は別の屋根材を用いるのも選択肢に挙げられます。

人によっては別の屋根材にしようと考えているのではないでしょうか?

屋根材を選ぶポイントは以下の通り。

・デザイン

・重さ

・耐久性

・遮熱性

・生産されているかどうか

・錆びにくいかどうか

・防音性

1つ1つの特徴を押さえ、葺き替え工法を進めましょう。

中古のモニエル瓦を見つけるよりも別の屋根材を用いた方がリノベーションなどが早く済むかもしれません。

ここでは、屋根材を選ぶ際のポイントについて解説します。

デザイン

住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインかどうかは選ぶ決め手のひとつ。

素材や形状により、住宅の印象が大きく変わります。

成田崇
成田崇
モニエル瓦と似たテイストの瓦と言えば「洋瓦」か軽量瓦の「ROOGA」が候補に上がると思います

リノベーションなどを予定している方は住宅のテーマやコンセプトをまず決めましょう。

重さ

屋根材によって重さが異なります。

耐震性を意識するなら、軽い屋根材がおすすめ。

耐久性

割れにくいかどうかも屋根材を選ぶ決め手のひとつに挙げられます。

気になる屋根材を見つけたら、耐用年数を一度チェックしてはいかがでしょうか?

メンテナンスの手間を少しでも減らしたい方は耐久性の優れた屋根材をおすすめします。

遮熱性

室内で快適に過ごすためには、遮熱性に優れているかどうかが重要です。

夏の暑さや冬の寒さを軽減したいと感じている方は遮熱性に優れた屋根材から選択したいところ。

生産されているかどうか

モニエル瓦の他にも生産終了している屋根材が存在します。

気になる屋根材を見つけた際は生産されているかどうかチェックし、葺き替え工法に用いるかどうか判断してください。

錆びにくいかどうか

錆びにくいかどうかも選ぶ決め手。 屋根材が錆びやすいと、メンテナンスの手間もかかってしまいます。

錆びた部分をそのままにすることで見た目が悪くなるだけでなく、寿命が短くなります。

防音性

雨音などの騒音対策が行えるかどうかも屋根材を選ぶ際に意識したいところ。

防音性に優れた屋根材を用いて雨音などの問題を解消してください。

モニエル瓦が割れたらカバー工法で対処できるのか

葺き替え工法は費用がかかるので、カバー工法で済ませたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

モニエル瓦は重い屋根材のため、カバー工法には適していません。

成田崇
成田崇
モニエル瓦などの瓦はカバー工法は出来ません。

カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根を被せるので、耐震性が下がります。

屋根の補修に関しては信頼できる業者に依頼するのが大事

モニエル瓦が割れた際、屋根の補修を信頼できる業者に依頼し、雨漏りなどの対策を行うのが大事。

屋根の補修を行う業者は数多く存在するので、どこに依頼すれば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

最後に、屋根の補修を依頼する業者の選び方について説明します。

気になる方は一度参考にしてください。

施工実績が豊富か

公式サイトなどで施工実績をチェックすることが大切です。

過去にどのような工事に携わったかを把握できます。

屋根の点検を細かく行うかどうか

屋根の点検を細かく行っているかどうかも選ぶ決め手。

正確な見積もりを出すためには、ドローンなどで隅々までチェックする必要があります。

見積もり内容が分かりやすいか

見積もり内容の分かりやすさも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

どのような施工を行うかだけでなく、使用する部材などについて把握しましょう。

施工エリアはどこか

施工エリアの範囲内かどうかも依頼する際のポイント。

業者によっては施工エリア外でも依頼を受け付ける場合がありますが、費用が通常より高くなってしまうかもしれません。

アフターフォローの内容

屋根の補修が終わった後も定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

気になる業者を見つけた際は保証内容が充実しているかチェックしてください。

まとめ

軽いヒビ割れなら、モニエル瓦を補修できるかもしれません。

割れたり、欠けたりすると、新しいモニエル瓦に交換しないといけないので注意が必要。

モニエル瓦自体、生産終了している屋根材のため、手に入らない可能性も十分考えられます。

住宅に関するトラブルが発生した際は業者に一度相談することをおすすめします。

新たに用いる屋根材だけでなく、費用や工期などに関するアドバイスを受け、住宅の悩みを解消してください。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

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成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

モニエル瓦ってなに?! 特徴3選!!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦ってなに?!特徴3選!

屋根に用いられる瓦により、見た目の印象が大きく変わります。
瓦には種類がいくつか存在しているので

どれを用いれば良いか迷っている方も多いかもしれません。

成田崇
成田崇
写真の瓦はモニエルのセンチュリオンという屋根材です。

今回はモニエル瓦の特徴について解説するので、興味のある方は一度参考にしてください。

モニエル瓦とは

モニエル瓦はコンクリート製の瓦。
乾式コンクリート瓦と呼ばれています。

日本モニエル株式会社が販売していたことでも知られており、多くの建物に用いられている屋根材です。

成田崇
成田崇
モニエルは 高級な洋風住宅に多く用いられました。

モニエル瓦の特徴3選

リノベーションなどを行う上でモニエル瓦には一体どのような特徴があるか押さえておきたいところ。
主に以下の特徴が挙げられます。

・優れた耐震性
・優れた断熱性
・優れたデザイン性

これから、リノベーションや新築住宅の工事を予定している方のために各特徴について解説します。
モニエル瓦に関心のある方は一度参考にしてください。

優れた耐震性

粘土瓦よりも軽く、耐震性に優れているのがモニエル瓦を用いるメリット。
長期にわたって住み続けるためには、自然災害による被害を最小限にすることが大切です。
住宅の耐震性を高める方法のひとつに軽い屋根材を用いることが挙げられます。
着色スラリーを塗装することにより、強度を上げているのもモニエル瓦のポイント。

優れた断熱性

断熱性に優れているのもモニエル瓦の特徴です。
モニエル瓦に用いられている着色スラリーは断熱性に優れています。

成田崇
成田崇
モニエルは セメント瓦ですが性能は陶器瓦と大きくは変わりません。

室内で快適に過ごすためには、屋根の断熱性に目を向けたいところ。

優れたデザイン性

モニエル瓦はデザイン性に優れています。
和型だけでなく、洋型などのデザインも存在します。
リノベーションなどを行う際は住宅の雰囲気に合ったモニエル瓦を選択してください。
色合いや形状によって住宅の印象が大きく変わってきます。

モニエル瓦を用いる際の注意点

モニエル瓦を用いる上で注意したいことがいくつか存在します。
主な注意点は以下の通り。

・十分なメンテナンスが必要
・金属瓦より重い

屋根材のメリット・デメリットを踏まえた上でリノベーションを進めていきましょう。
ここでは、モニエル瓦を用いる際の注意点について説明します。

十分なメンテナンスが必要

着色スラリーが劣化してしまうと、表面が粉っぽくなる点に注意する必要があります。


古くなった着色スラリーをできる限り取り除かないと、塗装が剥がれやすくなるので再塗装を予定している方は注意してください。

成田崇
成田崇
モニエルの最大の欠点は褪色してしまう部分です。対して陶器瓦はほとんど変わりません。

また、防水性が無いので、カビやコケが発生しやすいのもモニエル瓦のデメリット。
長期にわたって住み続けるなら、十分なメンテナンスを続けましょう。

金属瓦より重い

金属瓦より重いのを踏まえた上でモニエル瓦を用いることになります。
モニエル瓦は金属瓦に比べて、揺れが大きくなる点に注意したいところ。

モニエル瓦のメンテナンスをどのくらいの頻度で行えば良いか

モニエル瓦は約10年に1回の頻度でメンテナンスを行ってください。
劣化しているのを確認したら、リノベーションなどを業者に依頼することになります。
普段から住宅の状態に関心を持つことが大切です。

どのような方にモニエル瓦がおすすめか

モニエル瓦は、デザイン性にこだわりたい方や長期にわたって屋根を維持したい方に適しています。
他の屋根材と比較し、モニエル瓦が合っているかどうか判断したいところ。

モニエル瓦の施工は信頼できる業者に依頼するのが大事

モニエル瓦の施工でトラブルを避けるためには、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
入念な情報収集を行い、依頼するかどうか判断することが大切です。

ここでは、業者の選び方について触れていくので、リノベーションなどを予定している方は一度参考にしてください。

モニエル瓦の扱いに慣れているかどうか

気になる業者を見つけたら、モニエル瓦の扱いに慣れているかどうかチェックしてはいかがでしょうか?
施工実績などをチェックし、過去にどのような工事に携わったか把握してください。
工期や費用、施工内容などを知ることができます。

見積もり内容が分かりやすいかどうか

見積もり内容を踏まえ、依頼するかどうか判断することも求められます。
業者に見積もり内容について質問し、リノベーションなどの疑問を解消しましょう。

屋根を細かく点検するかどうか

モニエル瓦の施工を行う際、屋根の点検を細かく行うことが重要です。
業者によっては、ドローンなどを用いて屋根の点検を行っているケースがあります。

どのような保証があるか

屋根に関するトラブルを避けるためにも、業者がどのような保証を用意しているかも意識したいところ。
リノベーションなどが済んだら終わりではなく、その後のアフターフォローで住宅の寿命が変わってきます。

まとめ

モニエル瓦は耐震性や断熱性に優れているのに加え、デザインが豊富なのが特徴的。
住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインを見つけたいと感じている方はモニエル瓦をチェックしてはいかがでしょうか?

カビなどが発生しやすいため、定期的にメンテナンスを行ったり、その他の屋根材を用いるかどうか検討することも求められます。
モニエル瓦などについて分からないことについて業者に相談し、リノベーションなどに関する悩みを解消してください。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

平塚市で
ガルバリウム鋼板の屋根葺き替え工事が完了!その費用とは?!

平塚市でガルバリウム屋根の葺き替え工事が完了しました。

平塚市でガルバリウム屋根の葺き替え工事費用は・・・

平塚市でガルバリウム屋根の葺き替え工事費用は20万円でした。

 

もともとの屋根はかなり劣化していました。

この既存屋根を一度剥がします。

屋根材を剥がすと木の下地が出てきました。

補強のために一度ベニヤを貼ります

その後は防水シート(ルーフィング)で全面を防水します。

最強の防水シート ニューライナールーフィングって何? 特徴3選

その上にガルバリウム鋼板の屋根材を貼りました。

ガルバリウム鋼板とは? 

屋根や外壁に使用するメリット・デメリット 同じ家に長く住み続けるためには、

屋根や外壁に一体どのような建材を用いるかが重要です。

数多くの種類の建材が存在しており、

新築工事やリフォームを予定している方はメリット・デメリットを押さえましょう。

成田崇
成田崇
現在、建築現場で見られる鉄板のほとんどがガルバリウム鋼板です

今回は、ガルバリウム鋼板とは一体何かに加え、

屋根や外壁に使用するメリット・デメリットについて説明します。

ガルバリウム鋼板とは一体どのような素材なのか

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンでできたメッキ鋼板。

屋根や外壁に用いられています。

ガルバリウム鋼板を屋根や外壁に使用するメリット

早速ですが、屋根や外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリットについて解説します。

屋根や外壁に用いる建材に関心のある方は一度参考にしてください。

錆びにくい

亜鉛が用いられているため、錆びにくいです。

屋根や外壁の建材を選ぶ際、錆びにくいかどうかが重要になってきます。

成田崇
成田崇
ぱっと見は旧来のカラー鉄板と同じですが中身が全然違います

このようなサビが出るのはカラー鉄板です

ガルバリウム製屋根材「ガルテクト」へ葺き替えました

地震対策に役立つ

ガルバリウム鋼板は軽く、耐震性に優れているのもメリット。

成田崇
成田崇
ガルバリウム最大のメリットは「軽さ」です

地震対策を行う際、屋根を軽くすることが大切です。 屋根が軽いと、揺れた際の負荷が軽減されます。

長持ちする

ガルバリウム鋼板は耐久性に優れています。 耐用年数は約25~30年です。

成田崇
成田崇
10年ほどで色落ちしてきますがサビることは無いです

デザイン性に優れている

デザインと色が豊富。 さまざまな演出を表現することができます。

カバー工法と相性が良い

軽くて薄いため、カバー工法と相性が良いです。

カバー工法は既存の屋根の上に軽い屋根を張って被せる工法。

 

ガルバリウム屋根材 横暖ルーフ施工例

 

リフォームにかかる費用を抑えつつ、工期を短縮することができます。

成田崇
成田崇
カバー工法の施工例はこちらから

汚れにくい

ガルバリウム鋼板は汚れが付きにくいのもメリット。

汚れにくい理由は雨水や湿気を吸収しづらいためです。

 

ガルバリウム鋼板を屋根や外壁に使用するデメリット

ガルバリウム鋼板はメリットだけでなく、デメリットもあります。 ここでは、一体どのようなデメリットがあるかについて説明します。

初期費用がかかる

ガルバリウム鋼板は他の建材に比べ、初期費用が高め。

予算と相談しつつ、ガルバリウム鋼板を用いるかどうか検討する必要があります。

衝撃で傷つきやすい

衝撃に弱く、場合によっては屋根や外壁が凹んでしまうかもしれません。

厚みがあるガルバリウム鋼板を採用し、衝撃対策を行いましょう。

断熱材と一体となっているガルバリウム鋼板を用いるのも選択肢のひとつです。

遮音性が低い

薄いので、遮音性に乏しいのもデメリット。

単体で用いると、雨音などが室内に伝わりやすいです。

制振材で騒音対策を行いましょう。

成田崇
成田崇
横暖ルーフなどのように遮熱・断熱材のついた屋根材を選びましょう

ガルバリウム鋼板を取り扱う業者を見つけるのに手間がかかる

ガルバリウム鋼板を扱うためには、専門的な知識と技術が必要です。

施工エリアによっては、ガルバリウム鋼板を扱っている業者を見つけるのに時間がかかってしまうかもしれません。

メリット・デメリットを加味して使用することが大事

メリット・デメリットを加味し、

その上でガルバリウム鋼板を用いるかどうか判断する必要があります。

どの建材にもメリット・デメリットが存在するので、他の建材と一度比較することをおすすめします。

長く住み続けるには普段からのメンテナンスが大事

錆びにくく長持ちするからメンテナンスが不要という訳ではありません。

同じ家に住み続けるためには、ガルバリウム鋼板を用いた屋根や外壁のメンテナンスが必要です。

普段から家の状態に関心を持ちましょう。

また、ガルバリウムの外壁塗装は難しく、DIYで済ませようとすると逆に上手くいかない可能性も出てきます

。 メンテナンスの方法は、晴れた日に水をかけて汚れを落とすこと。

ただし、高圧洗浄機を用いると、隙間から漏水する可能性があります。

メンテナンスを行う際、高圧洗浄機は控えましょう。

ガルバリウム鋼板に適した環境

ガルバリウム鋼板は錆びにくいものの、

周囲の環境によっては錆びつく場合があります。

錆の発生を防ぐためにも、家の場所に配慮しましょう。

海の近くだと、潮風や強風で飛んできた物の影響で錆びついてしまうかもしれません。

また、排気ガスや落ち葉が触れると、電食を引き起こし、劣化を早めてしまいます。

ガルバリウム鋼板が適した環境は、近くに海・工場・森林がない場所です。

まとめ

平塚市でガルバリウム屋根の葺き替え工事が完了しました。

平塚市でガルバリウム屋根の葺き替え工事の費用は約20万円でした。

ガルバリウム鋼板は錆びにくく、耐用年数が長い建材。

薄くて軽いので、地震対策が行えるのもメリットです。

主なデメリットとして、初期費用がかかることが挙げられます。

ガルバリウム鋼板は以下の方におすすめです。

・地震対策を行いたい方

・丈夫な建材を用いたい方

・海・工場・森林から遠い場所に住んでいるもしくは住む予定の方

新築工事またはリフォームを予定している方は周辺環境をチェックし、

ガルバリウム鋼板を用いるかどうか検討したいところ。

家のテーマやコンセプトに合ったデザインがあるかどうかも採用するかどうかの決め手です。

ガルバリウム鋼板について気になることがある方は業者に一度相談することをおすすめします。

業者によっては、屋根や外壁などに関するアドバイスを頂けるかもしれません。

 

 

 

平塚市でガルバリウム屋根やガルバリウム外壁のご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

屋根のてっぺん
屋根のてっぺんの瓦(棟)が崩れてきたけど・・・

そもそもなぜ崩れる?!

 

 

このように瓦でも棟が崩れます。

屋根のてっぺん(棟)って何?!

 

 

瓦屋根のてっぺん部分を

「棟 ムネ」と呼びます

 

なんで崩れるの?!

 

 

実は棟の中はこのような構造になっています。

赤い矢印部分が

「漆喰 しっくい」

 

オレンジ矢印部分が

「屋根土」

です。

 

 

屋根土は棟を固定する役割

しっくいは屋根土を

雨水などから保護する役割

 

なんです

 

瓦は一生モノではなかったの?!

 

結論をお伝えすると

 

定期的なメンテナンスを行っていれば一生モノ

 

ですが・・・・

 

ノーメンテだと30年前後で壊れてきます

 

そして一番先に壊れるのが

棟なんですね。

 

 

理由は雨水により

白い部分の漆喰が劣化し崩れ

 

 

 

この写真のように

内側の屋根土まで崩れてしまうからです

 

棟の補修方法の違いって?!

 

補修方法は大きく分けて2種類?!

 

・漆喰の塗り直し

・棟の取り直し

 

「棟を補修する」ってことは変わりませんが

 

この二つは全然違う!

 

まずはしっくい補修から

 

 

崩れそうな棟

 

この白い部分だけを「塗り直す」もしくは「増し塗り」します。

 

問題なのは「増し塗り」です

ちまみに

 

最も安く&簡単にできるのも「増し塗り」です

 

 

 

この赤い部分が「もともとの漆喰です」

 

 

 

オレンジの部分が「増し塗りしたしっくい」

 

重ねて塗れば当然外側に出っ張りますね

 

それがどう影響するのか・・・・

 

 

外側に出っ張れば

当然雨水に当たりやすくなります

 

しっくいは雨水の影響で劣化していくので

雨水が当たりやすい環境だと劣化スピードは速いです。

 

なので

しっくいの増し塗りは短期間しか持たない

 

 

棟補修で金額に差があった場合は要注意です!
 
 

では次に
・棟の取り直し工事です

 

棟の取り直しは赤枠の部分を全て交換します。

 

 

一度すべての瓦を移動します

 

 

次のその移動した部分に

防水強化ための防水シートをはります

なぜならシートを折り曲げる必要のあるこの部分が

 

棟はもっとも早く劣化するからです

 

 

 

その次は「強力棟金具」を取り付けます

 

 

 

強力棟

 

 

 

この金具の上に木を取り付け

その木と棟瓦をビス固定するので

万が一土が流れても瓦が脱落する心配はかなり減ります

 

棟の補修は難易度が高い

 

難易度が高いというより

修理出来る職人さんがとても少ない

のです。

 

屋根の職人さんでも

スレート(コロニアル)から板金から瓦までやる。という人はかなり少数です。

 

物の価値は「希少性の影響を受ける」ので

自然と職人さんの工賃も上がります、出来る人が少ないので。

 

 

 

瓦の補修工事費用が安く出来ない理由はそのあたりにあります。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

本日のテーマ
Kmewルーガってどんな屋根材?!
ルーガの特徴って?!

 

瓦の見た目で軽い

 

そうなんです、ルーガは瓦と同じような見た目です。

 

これは和瓦です(葺き替え施工前)

 

葺き替え施工後

これがROOGA雅 モダングレー色

 

 

ROOGAは2種類ある?!

 

和瓦タイプと平板瓦タイプがあります

簡単に言うと和風と洋風といった感じでしょうか

LINE UP / ROOGA[雅]

ROOGA雅(和瓦風)

LINE UP / ROOGA[鉄平]

ROOGA鉄平(平板瓦風)

             

こちらはROOGA鉄平 ストーングリーン色

 

金額は若干鉄平の方が安いです

3点止めなので風に強い

 

この赤丸の部分を専用釘で留め付けます

 

屋根裏面への漏水量が少ない

 

一般的な陶器瓦はこの一か所のみ

 

 

 

瓦は強風などで飛ばされてしまうデメリットがあります。

 

強風でも飛散しにくい

 

こちらも併せてごらんください

 

コロニアルと同じ重さ

 

1 Kmewコロニアル 約20kg/㎡
2 陶器瓦 和和瓦 約60kg/㎡
2 ニチハ 横暖ルーフ 約5.5kg/㎡
2 LIXIL  Tルーフ 約7kg/㎡
3 ROOGA雅 約20kg/㎡

 

上がコロニアルグラッサ

下がルーガ雅

 

これだけ厚みが違うのに同じ重さ?!

 

と思う方も多いと思いますが

 

同じなんです

 

 

瓦と同じ断熱性と遮音性

 

ほとんど瓦と同じ施工方法なので

野地板と瓦の間に空間が出来ます。

 

※黒い棒のようなものが「瓦桟」です

 

ルーフィング完了後に「瓦桟」と呼ばれる

横桟を打ちます

 

この隙間が超大事!

 

この空間があることで

断熱性と遮音性を獲得している

と言っても過言ではありません。

 

瓦が長く日本で愛されている理由

歴史や先人の知恵は計り知れない

 

 

棟も乾式工法で軽量!?

ROOGAは乾式工法と言って

アルミの面戸材を使います。

 

 

これが日本瓦の棟です

屋根土を使うのでかなりの重さになります

 

入母屋屋根でも施工可能

 

最後に特殊な屋根形状にも対応しているROOGAをご覧いただきたいと思います。

 

入母屋屋根と呼ばれる

ジャパニーズトラディショナルスタイルです。

 

 

このトラディショナルな屋根に違和感なくフィットするのは

ルーガ雅しかないのでは?と思うぐらい

フィットしています。

 

「瓦の見た目で軽くしたい!」という方には

とてもおすすめのROOGAシリーズでした。

 

 

 

こちらも併せてごらん下さい。

 

この記事を書いた人

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

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国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。