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あまとい・あまどい
雨樋は塗装する意味あるの?!

 

雨樋は塗装する意味あるの?!

雨漏りによる被害を防ぐために設置される雨樋(あまとい・あまどい)を

塗装して意味があるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

長期に渡って安心して住み続けるなら、雨漏り対策を行う必要があります。

雨水が侵入するのを防ぐために雨樋の状態に気を配りましょう。

成田崇
成田崇
結論からお伝えすると雨樋(あまとい・あまどい)を塗装しても性能は向上しません

今回は雨樋を塗装する意味があるのかどうかについて解説します。

リフォーム・リノベーションを予定している方は一度参考にしてください。

雨樋の塗装は意味があるのか

雨樋を塗装すると、いろいろなメリットが得られるので塗装する意味はあります。

ただし、丈夫な素材でできているので、すぐに塗装する必要はないです。

雨樋を塗装するメリット

雨樋を塗装するメリットは以下の2つ。

・劣化のスピードを遅らせることができる

・景観が良くなる

リフォーム・リノベーションを予定している方のために各メリットについて解説します。

劣化のスピードを遅らせることができる

雨樋を塗装すると、劣化しにくくなるメリットが得られます。

成田崇
成田崇
雨樋は内側は塗りません、劣化するのは内側なんです

少しでも長持ちさせたいと感じている方はリフォーム・リノベーションの際に雨樋を塗装するかどうか一度検討してはいかがでしょうか?

景観が良くなる

塗装により、景観を保つことができます。

経年劣化により、塗装の剥がれや錆などが目立つようになります。

景観が損なわれると、印象が下がってしまう点に注意したいところ。

景観を少しでも良くしたいと感じている方は雨樋を塗装することをおすすめします。

雨樋を塗装するかどうかの判断基準

雨樋を塗装するかどうか気極めるポイントはないか気になっている方もいるのではないでしょうか?

景観を保つためにも、普段から住宅の状態をチェックするのが大切です。

ここでは、塗装するかどうかの判断基準について説明します。

退色している場合

雨樋の表面が変色し、色褪せているかどうかチェックしてください。

紫外線により、雨樋や外壁などの塗装が変色します。

チョーキング現象が見られている場合

5~8年経過すると、雨樋の表面にチョーキング現象が見られるようになります。

チョーキング現象とは、紫外線や雨水に晒され続け、

表面が劣化して粉状に吹き出す現象。 破損しやすくなるので、手に白い粉がついたと感じた際は塗装するかどうか検討してください。

雨漏り対策として普段から掃除するのも大事

雨樋によっては、ゴミが溜まっているかもしれません。

ゴミなどが溜まっていると、水が溢れ、雨漏りが発生します。 定期的に雨樋の掃除を行い、雨漏りを防ぎましょう。

雨樋の塗装はDIYで行うのは危険

雨樋の塗装は高所での作業になるため、DIYで済ませようとするのは避けてください。

場合によっては、転倒などの事故が発生する可能性も十分考えられます。

成田崇
成田崇
雨樋をDIYで塗ってしまうと一度塗装を剥がしてからでないと新規に塗装出来ないかもしれません

仕上がりにムラが出て、景観を損ねる可能性もゼロではありません。

塗装したいと感じた場合は業者に依頼するのが大切です。

場合によっては雨樋の交換が必要

雨樋が歪んだり、欠落した場合、新しい雨樋に交換しましょう。

災害や飛来物により、雨樋が破損してしまう可能性も十分考えられます。

地震や台風などが起きた際は住宅の状態を細かくチェックするのが大切。

場合によっては、雨樋以外の場所も破損しているかもしれません。

交換の目安は20年です。

中古物件に住んでいる場合は、築年数から交換する必要があるかどうか判断する必要があります。 交換する方が安く済む場合、塗装ではなく、交換を選択してください。

雨樋の塗装を行う際は塗料選びが大事

雨樋の塗装を行う際、どのような塗料を使うかが重要。

人によっては、塗料の選び方が分からないと感じているのではないでしょうか?

ここでは、雨樋の塗装に用いられる塗料の選び方について説明します。

屋根やサッシに合わせる

雨樋の塗装を行う際、屋根やサッシの色に合わせて塗料を選ぶ必要があります。

景観を良くするためにも、統一感を出しましょう。

単価

リフォーム・リノベーションにかけられる予算は一体どのくらいでしょうか?

塗料によって、単価が異なります。 気になる塗料を見つけたら、予算の範囲内かどうかチェックしたいところ。

耐候年数

塗料を選ぶポイントに耐候年数が挙げられます。

耐用年数は塗料によって差があります。

素材と相性が良いか

雨樋の素材に配慮し、塗料を選ぶことが大切です。

塗料によって、相性の良い素材が異なります。

雨樋を塗装する際は、一体どのような素材が用いられているかチェックしてください。

雨樋や雨漏り対策について業者選びが重要

雨樋や雨漏り対策について分からないことがある場合、信頼できる業者に依頼しましょう。

施工実績や保証内容、創業年数などを加味し、依頼するかどうか判断することが重要です。

また、口コミから在籍しているスタッフの対応について把握することをおすすめします。

まとめ

雨樋を塗装すると、劣化しにくくなるのに加え、景観が良くなります。

普段から状態をチェックし、塗装または交換するかどうか判断したいところ。

場合によっては、交換する方がリフォーム・リノベーションの費用が安く済むかもしれません。

もし、塗装が必要だと感じた際、DIYで済ませようとするのではなく、業者に依頼してください。

 

雨樋工事事例はこちらから

 

雨樋(あまとい・あまどい)の交換や修理ご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根工事、雨樋(あまとい・あまどい)雨樋修理工事施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

屋根の上の 樋が (這い樋)が外れてしまったのですが?

屋根の上の 樋が (這い樋)が外れてしまった

 

屋根の上を這っている樋のことを 這い樋(はいどい)といいます

 

 

這い樋(はいどい)は 固定方法が 甘いなどの理由により

強風ではずれてしまうことがあります

 

 既存の状態、止付けが甘い

 

そもそも 接着剤の劣化や 這い樋(はいどい)自体の劣化もありますが

 

壊れやすい箇所であることは確かです

 

 

なぜ這い樋(はいどい)が外れてしまうかというと

これだけの長い距離を ほとんど止めつけてない状態で

這わせていると 強風により外れてしまいます

 

 補修後止付けた

ですので這い樋(はいどい)を 補修するときは 必ず

 1メーター以内のピッチで 這い樋(はいどい)を屋根に止めつけます

 

こうすることで 風が強く吹いてときなども這い樋(はいどい)が 飛びにくくなります。

雨樋の 部分補修ってできるの?!

雨樋の 部分補修ってできるの?!

 

「雨樋の一部が割れた 」という事例はとても多いです

 

ではその部分だけ補修できるのかというと

 

「結論から言うと部分補修は可能です」

 

雨樋部分補修施工例 

 

 

ただ条件があります

 

それは 現在でも廃盤になっていない 商品であることです。

 

この時は足場をかけた 

 

 

部分補修のために 足場をかけるのは 費用的な負担が大きく あまりメリットがないため

 

はしごで作業ができるのかという部分も大事なポイントです

 

はしごで作業ができるというのは

 

雨樋の前のスペースが広いことが条件です

 

 

 

 

また雨どいは 溶着 という 特殊な方法で接続されています

 

表面の プラスチックを溶かして つけているというイメージです

 

なぜかというと そのぐらい協力に接着しないと 隙間から雨が出てしまうからです

 

ですので 雨樋で汚れが付いていたりすると

なかなかくっつきが悪く 雨が出てしまう可能性もあります

 

ですので弊社では 雨樋の部分補修には保証はつけていません

 

雨樋落ち葉除けネットのメリットデメリットって?!

雨樋の 落ち葉よけネットについて 解説したいと思います

 

落ち葉が雨どいに溜まると

 

 

 

集水器がつまり 雨水がボタボタと下に落ちてきます

 

そこで多くの方が考えるのが 雨どいに葉っぱが入らないように

メッシュなどで塞ぐ方法です

 

 

確かに 効果はあるかもしれませんが

 

きちんとデメリットも存在します

 

メッシュの 目 よりも 小さな葉っぱや 土などは 入ってしまうという点です

 

 

しかも一度入ってしまった 葉や土は

 

出て行くことができないのでどんどん堆積して行き

 

 

写真のように そこから 植物が生えてしまったりします

 

ですので

「落ち葉よけネットが取り付けられる環境というのは 限られている」

と認識しておいてください

 

 

 

 

また ネット取り付け時にも 足場は必要になってきます

 

 

ですので それなりに費用のかかるので

塗装工事などと一緒にやるのがお勧めですよ

雨樋ってなんで壊れるの?!

雨樋の壊れる理由について

 

結論から申し上げると 雨樋はつなぎ目から壊れます

 

 

この写真のように 雨樋が繋いである箇所が 壊れます

 

そしてその雨樋の外れた箇所から 雨水が流れだし ぼたぼたと落ちます

 

よく言われるのは そこだけ雨樋を直してほしいという相談です

 

雨樋はほとんどの場合、2階の雨どいが壊れます

 

なぜならば 2階のほうが日当たりよく

 

劣化しやすい環境が整っているからです

 

 

2階の方が壊れるということは 足場 が必要になってきます

まれなケースとして お庭が広くて はしごを自由にかけられるという状態であれば 足場が必要じゃないケースもありますが ほとんどの場合は足場が必要です

 

そして 雨樋の壊れた個所のみを修理したとしても

 

またそのすぐ横がします

 

なぜならば 雨樋は 全体的に劣化しているからです

 

 

雨樋の寿命は 15年程度で

 

足場がないと工事できない雨樋は

 

塗装する時か 屋根工事をする際 足場がかかった時に 同時にやってしまうことがおすすめです。

 

 

 

雨樋は 何のためにあるの!?

今日は 雨樋について 考えてみたいと思います

 

雨樋は 屋根の軒先にあり 屋根からの雨水が 直接 地面に落ちないようにするためのものです

 

ところがこの雨どいが 外装にとって さまざまなトラブルをもたらします

 

例えば 落ち葉などにより 詰まってしまうという事例です

 

 

詰まってしまうと 集水器の部分から ぼたぼたと水が落ち

 

 

とても気になってしまいます

 

ただ 雨樋から水が垂れるからといって

 

建物に 影響があるかというと 実はそれほどありません

 

なぜならば 雨樋は 建物の外側についているからです

 

屋根のトラブルなどは 雨漏りなどに発展した場合建物に大きな被害を及ぼします

 

それとは大きく 異なりますね

 

ですので 近くに森や 林等がある場合は 雨どいを付けないという選択肢もありますよとよくお伝えします

 

例えば箱根などは とても緑が多いので 雨樋のついてないお宅はたくさんあります

 

 

 

雨どいの清掃は 簡単ではなく

 

足場が必要になってくるケースも 少なくありません

 

さらに 落ち葉の清掃は 毎年行わなければいけない場合もあります

 

そうなった場合には 雨どいを付けないという選択肢の方が コストも掛からないし

お客様にとって いいのではないかと考えています

 

 玄関などお客様が来るスペースにはつけたほうがいいと思いますが

 

それ以外は不要でないかと考えています

雨樋のトラブルについて

今日は 雨樋のトラブルについて解説したいと思います

 

雨樋のトラブルで最も多いのは雨樋からの 雨だれです

 

 

雨だれの 原因は さまざまですか

 

やはり最も多い理由としては 経年劣化が挙げられます

 

なぜでは経年劣化すると雨だれが起こるのでしょうか

 

それは 雨樋の ジョイント部分の劣化によるものです

 

 

雨樋のジョイント部分というのは 雨樋同士を 専用のボンドで 溶着しています

 

その溶着が 劣化をしてくると 割れてしまったりして 隙間が生まれます

 

ですので 雨樋は 15年から20年ぐらいで交換が望ましいとされています

 

それは その接続部分のボンドの寿命が そのぐらいということでもあります

(ちなみにPanasonicの保証期間は5年)

 

また 落ち葉がたまってしまったりや

 

 

単純に集水器が ずれてしまったりというトラブルもあります

 

 

 

いずれの場合についても 雨樋は ほとんどの場合 足場がないと 修理やメンテナンスができません

 

ですので 交換しない としても 屋根工事や 塗装工事など 足場がある時に

 

メンテナンスや 修理をする事が求められます

 

もしそうでない場合 雨どいの修理代よりも

 

足場代の方が高くつくということは よくある事例です