神奈川県の屋根修理・屋根工事施工事例

屋根遮熱 サーモバリアスリム 野地二重工法【東京都杉並区】
Before
After
工事内容

屋根遮熱 サーモバリアスリム 野地二重工法 【東京都墨田区】

屋根修理工事 

 

工事金額 約100万円(足場などの諸費用は除く)
工期 約2日間 
築年数 約60年
担当したスタッフより

お施主様所有の賃貸物件にて屋根葺き替え工事および遮熱工法を行いました。

今回はお施主様の希望でサーモバリアスリムを使用し、2重野地工法にて施工、換気棟も3台と多めに設置することで換気性能を重視した屋根になりました。
築年数が経っている物件のため慎重な作業が求められ、足場設置も長期にわたりましたが、お施主にご満足頂ける仕上がりとなりました。

ルーフィングについてはこちらから

 

遮熱材サーモバリアスリムと二重野地工法で長寿命化

 

ご相談の背景

今回のお客様は、築50年以上の木造アパートを所有されているK様。
前のオーナー様が20年ほど前に、瓦の上からカバー工法で屋根改修をされていました。

しかし経年劣化が進んでいること、そして何より屋根が重くなってしまっていることを心配されて、今回ご相談いただきました。

また、お母さまからはこんなお話も。

「建物は築60年と古いけれど、これからも長くもつように、しっかりお金をかけて工事したい。」

特に断熱や遮熱への関心が高く、YouTubeで弊社の動画をご覧になり「屋根にもぜひ何か対策をしたい」と強く希望されていました。

お客様のこだわりポイント

屋根からの熱対策はもちろんのこと、可能であれば「アルミ材での新設も検討したい」と具体的なお考えもあり、
建物に対する想いとこだわりを感じました。

実際には、窓などの開口部から熱の約7割が出入りすると言われています。
それでも「屋根にもできる限りの対策を」とご相談くださったため、サーモバリアスリムを用いた二重野地工法をご提案いたしました。

施工内容

• 遮熱材:サーモバリアスリム
アルミ純度の高い遮熱シートを屋根全体に施工。夏の暑さ対策だけでなく、冬の冷え込みにも効果を発揮します。
• 二重野地工法
既存の野地板の上に新たに野地板を重ねることで、強度を高めつつ、遮熱効果を最大化しました。
• 換気棟を3台設置
通常より多めに設置することで、室内の熱気や湿気を効率よく排出できるようにしました。

工期は約2日間、総工費は約100万円となりました。

施工中の工夫

築年数が経っている建物は、どうしても構造に負担がかかりやすいため、慎重な作業が求められます。
今回は足場を長期間設置し、安全を最優先に丁寧に施工を進めました。

施工写真と解説

📷 施工前の様子

瓦の上にカバー工法を施してありましたが、20年以上経過し劣化や重さが目立っていました。

 

📷 屋根材撤去後の様子


古い屋根材を撤去し、下地の状態を丁寧に確認しながら進めていきます。

 

📷 サーモバリアスリム施工中

屋根全面にアルミ遮熱材を敷き込みます。純度の高いアルミで輻射熱を大きく反射します。

 

📷 二重野地板の設置

新しい野地板を重ねることで、強度と断熱性を両立。施工精度が重要な工程です。

 

📷 換気棟設置作業

換気棟を通常より多い3台設置し、熱気・湿気を効率的に排出できる屋根へ。

 

📷 完成後の屋根全景

美観だけでなく、快適性と耐久性を兼ね備えた屋根に生まれ変わりました。

完成とお客様の声

施工後は、屋根の見た目も一新されただけでなく、遮熱性と換気性能を兼ね備えた屋根へと生まれ変わり、

お施主様にもご満足いただくことが出来ました。

まとめ

築年数の経った建物こそ、屋根工事の品質や工法が長寿命化の鍵となります。
今回の事例のように、サーモバリアスリムと二重野地工法の組み合わせは、断熱・遮熱性能と強度の両立に効果的です。

屋根の重さや劣化でお悩みの方、また「せっかく工事するなら快適性も高めたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。