平板瓦からガルテクトへ|天窓2台交換を含む雨漏り改善工事(180万円)
ご相談の背景
ベルックス紹介ページをご覧になり、
「天窓から雨漏りがひどく、早急に対応してほしい」というご相談をいただきました。
中古住宅をご購入されたばかりのお客様でしたが、
前の持ち主による簡易的な防水工事では雨漏りが改善されず、
室内にまで被害が広がっている状態でした。
さらにお客様は「悪徳業者に当たらないか不安…」という心配を抱えておられ、
不動産会社の担当者様にも同席していただいた上でご契約となりました。
工事内容
◆ 屋根:ガルテクト葺き替え(シェイドチャコール)
元々は平板瓦で重量が大きく、地震時の負担も不安な状態でした。
軽量・高耐久の「ガルテクト」へ葺き替えることで、建物への負担を大きく軽減しています。
今回の葺き替えでは、下地材に耐水性の高いビルボードを使用し、雨漏りリスクを大幅に低減しました。
◆ 天窓:オーバーサイズ × 2台(透明ガラス)
既存のパナソニック製電動天窓は老朽化と雨漏りが深刻だったため、2台とも新しい天窓へ交換。
防水処理は標準以上に丁寧に行い、再発防止を徹底しました。
◆ 工期・費用
- 工期:14日間
- 築年数:25年
- 総額:180万円(税込)
屋根工事を依頼する際の注意点
① 天窓の扱いに慣れた業者かを確認する
天窓まわりの雨仕舞いは高度な技術が必要です。
経験不足だと再発リスクが高まります。
② 下地材の質を確認する
今回使用したビルボードのように、防水性・耐水性に優れた材料を使うことが重要です。
見えなくなる部分だからこそ確認が必要です。
③ 天候に配慮した工期管理ができるか
天窓交換は特に雨の影響を受けやすいため、天候を見ながら計画できる業者を選びましょう。
④ 見積もり内容が明確かどうか
「何をどこまで行うのか」「天窓交換は含まれるのか」など、詳細な説明がある業者を選ぶことが大切です。
施工写真と解説
◆ 既存屋根の状況
雨漏りが進み、天窓まわりの防水処理が完全に劣化していました。
室内には、雨漏りの跡も確認できました。



◆ ビルボード下地への張り替え
耐水性に優れたビルボードを敷き込み、雨漏りに強い下地へと再構築しました。

◆ ルーフィング施工(ライナールーフ使用)
下地の上に高耐久のライナールーフを敷き込み、屋根全体の防水性能をさらに向上させています。
ライナールーフは防水性・耐久性ともに優れており、長期間にわたって雨水の侵入をしっかり防ぐ信頼性の高いルーフィング材です。
屋根材だけでは防ぎきれない雨水をシャットアウトする、非常に重要な工程です。

◆ ガルテクト葺き施工
軽量で強風に強いガルテクトを丁寧に葺いていきます。高台の住宅でも安心できる屋根材です。

◆ 天窓オーバーサイズ ×2台の取り付け
天窓まわりは特に慎重に防水処理を施し、再発防止を徹底しました。


天窓周辺のグレーの下葺きは、天窓専用の粘着タイプの下葺きです。



完成
ガルテクト(シェイドチャコール)が建物に美しく馴染み、スタイリッシュな外観に仕上がりました。


まとめ
今回の施工では、天窓からの雨漏り修理と屋根の軽量化を同時に実現することができました。
・平板瓦 → ガルテクトで軽量化
・天窓2台交換で雨漏り根本改善
・耐水性の高いビルボード下地の採用
・高台でも強風に負けない屋根へリニューアル
天窓の雨漏りは応急処置では再発しやすいため、経験豊富な施工が必要です。
同じようなお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
屋根葺き替え工事のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
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