玄関上の雨樋から雨漏れ…放置すると危険な箱樋の内部劣化とは
茅ケ崎市にお住いのY様より玄関屋根の箱樋から雨が漏れているとのことでご連絡をいただきました。
現地調査を行ったところ、見た目以上に内部の劣化が進行しており、早急な修繕が必要な状態でした。
今回は、築40年住宅の玄関庇箱樋雨漏れ修理工事についてご紹介します。
ご相談の背景
「玄関上の雨樋から雨漏れしている」
「雨の流れが悪く、一部腐食しているように見える」
このような症状が出ているとのことでご相談をいただきました。
建物は築40年。
約10年ほど前に外壁と屋根の塗装工事をされたとのことでしたが、
玄関庇部分の箱樋については、それ以降メンテナンスが行われていない状態でした。
現地調査の結果、玄関庇の箱樋からの雨漏れにより、庇自体が今にも壊れそうな危険な状態であることが分かりました。
工事内容
箱樋は外から見ると異常が分かりにくい反面、内部で雨水が溜まりやすく、
長年の使用で下地まで腐食しているケースが多くあります。
- 既存箱樋の解体・撤去
- 内部の腐食状況を確認
- 腐食した木部を撤去
- 奥の生きている木材から新たに下地を組み直し
- 箱樋を新設し仕上げ
- 雨樋(Panasonic PC50)を新規設置
表面だけの補修ではなく、構造部分からしっかり直す工事を行っています。
雨樋のメンテナンスについて
雨樋や箱樋は、以下の理由から劣化に気付きにくい箇所です。
- 落ち葉やゴミが溜まりやすい
- 勾配不良で水が溜まりやすい
- 普段あまり目に入らない
特に箱樋は、「見た目は問題ないが、中がボロボロに腐っている」というケースも少なくありません。
以下のような症状があれば注意が必要です。
- 雨の流れが悪い
- 雨音が以前より大きくなった
- 雨染みや水垂れが出てきた
被害が大きくなる前に、早めの点検・ご相談をおすすめします。
施工写真と解説
▼ 解体前の玄関庇箱樋
一見すると大きな異常は分かりませんが、内部で雨水が回っている状態でした。


▼ 箱樋解体後の内部状況
箱樋を解体すると、下地の木材まで雨水が回り、腐食が進行していました。



▼ 下地組み直し作業
腐食部分を撤去し、奥の健全な木材から下地を組み直します。

▼ 雨樋設置
仕上げ後、Panasonic PC50の雨樋を設置し、排水機能を回復させました。


完成
下地からしっかり補修したことで、雨漏れの心配もなくなり、玄関庇も安全な状態になりました。
見た目では分かりにくい部分ですが、内部の不安要素をすべて解消した工事となっています。

まとめ
今回は、玄関庇の箱樋から発生した雨漏れ修理工事をご紹介しました。
箱樋は外から見ただけでは劣化状況が分かりにくく、
今回のように解体して初めて 内部まで雨水が回り、下地が腐食しているケースも少なくありません。
雨の流れが悪い、雨漏れしている、雨音が気になるなどの症状がある場合、
放置すると庇の破損や大規模な修繕につながる恐れがあります。
見た目では判断しづらい箇所だからこそ、被害が広がる前に 早めの点検・ご相談をおすすめいたします。
雨樋や箱樋の不具合でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
屋根・雨樋工事のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
〇いらかの屋根、雨樋工事、雨樋修理、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町











ポリカナミイタ交換工事 【茅ヶ崎市】
雨樋(あまとい、あまどい)清掃交換工事 【平塚市】
Panasonic雨樋PC50 雨樋(あまとい、あまどい)交換 【平塚市】
SKプレミアムシリコン・外壁塗装 【茅ヶ崎市】