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雨漏りが急増?!太陽光パネルの寿命ってどのくらい?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

太陽光パネルの寿命ってどのくらい?!

現在、太陽光発電で消費電力を賄っている方も多いのではないでしょうか?

利用する上で太陽光パネルの寿命に注意したいところ。

成田崇
成田崇
太陽光パネルも電気製品ですので当然寿命はあります

場合によっては、何らかの理由で交換する必要が出てくるかもしれません。

今回は、太陽光パネルの寿命について解説します。

太陽光パネルの寿命は想像以上に長い

太陽光パネルの寿命は約20年。

メンテナンスを行うことにより、長期に渡って太陽光発電を行うことができます。

構造がシンプルなので、他の発電設備に比べ、寿命が長いです。

寿命だけでなく耐用年数も重要

太陽光発電を行う際、太陽光パネルの寿命に加え、耐用年数も押さえておきたいところ。

耐用年数は減価償却を利用できる期間を指します。

人によっては、寿命=耐用年数と感じていた方もいるのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
太陽光パネルも足場が無いと出来ない工事ですので屋根や外壁工事と一緒に点検しましょう

経費の計上を行う上で耐用年数がどのくらいあるかが重要です。

太陽光パネルの場合、耐用年数は17年。

太陽光パネルの寿命を縮める要因

太陽光パネルは想像以上に早く寿命を迎える場合もあります。

長期に渡って設置し続けるためにも、どのようなことが原因で劣化してしまうかを知っておきたいところ。

劣化する主な原因として、以下のものが挙げられます。

・初期不良

・鳥獣

・自然災害

・飛び石

・イタズラ

ここでは、太陽光パネルの寿命を縮める要因について解説します。

初期不良

太陽光パネルによっては、初期不良がある状態で出荷される可能性があります。

設置後に何らかの不具合が発生するかもしれない点に注意しましょう。

鳥獣

鳥獣による被害も寿命を縮める要因のひとつです。

糞で太陽光パネルが汚れてしまうと、発電効率が低下してしまいます。

その他にも、太陽パネルに落とされた石で表面が破損したり、

配線ケーブルを食いちぎられるなどの被害が発生する恐れがあります。

自然災害(雪害など)

地震や台風、落雷などの自然災害も太陽光パネルの寿命が縮む要因。

自然災害が発生した際は、住宅の破損状況をチェックしてください。

雪などで故障してしまうケースもあるようです

太陽光パネルの破損などが見られる場合は業者にいち早く連絡しましょう。

飛び石

道路を走っている車が道路の上にあった石を跳ねる場合があります。

飛んできた飛び石が太陽光パネルに当たり、破損させてしまうかもしれません。

イタズラ

誰かが投げた石や木の枝などが原因も太陽光パネルが破損する原因。

また、近くで野球やゴルフができる場所があるのではないでしょうか?

飛んできたボールが太陽光パネルに当たるケースも存在します。

太陽光パネルの寿命を少しでも長くするための工夫

長期に渡って太陽光発電を行うためにできる限りのことを行うことが大切です。

寿命を少しでも長くするための工夫として、以下のものが挙げられます。

・定期的なメンテナンス

・モニターチェック

・メーカーの保証を利用

・信頼できる業者に設置を依頼

・パワーコンディショナーの掃除

ここでは、寿命を長くするための工夫について解説するので、

太陽光パネルの設置やメンテナンスなどに悩まされている方は一度参考にしてください。

定期的なメンテナンス

改正FIT法で太陽光パネルのメンテナンスを定期的に行うことが義務付けられています。

破損している箇所や緩みなどを細かくチェックし、

適切な修理を行ってください。

モニターチェック

毎日の発電量をモニターでチェックし、

太陽光パネルに不具合が起きていないかどうか把握したいところ。

いつもに比べ、発電効率が悪いと感じた際はできる限り早めに業者に相談しましょう。

メーカーの保証を利用

メーカーの保証を利用し、

太陽光発電システムを最適な状態にしておくのも太陽光パネルの寿命を長くする工夫のひとつです。

多くの場合、最低10年間のメーカー保証が付いています。

また、メーカーによっては10~15年間の自然災害補償を用意しているケースが存在します。

信頼できる業者に設置を依頼

施工時のミスが原因で大きな事故に発展する可能性もゼロではありません。

太陽光パネルを長期に渡って設置し続けるためにも、

信頼できる業者に設置を依頼しましょう。

依頼する際のポイントとして、以下のものが挙げられます。

・施工IDの有無

・保証内容

・在籍しているスタッフ

・施工実績

・設置費用

メーカーの審査を通過している業者は施工IDを習得しています。

施工IDを取得しているかどうかがひとつの判断基準。

太陽光パネルの設置に関するノウハウがあるかどうかを判断するため、

在籍しているスタッフや施工実績などを細かくチェックしてください。

また、太陽光パネルに関する疑問を解消するためにも、

コミュニケーションが取りやすいかどうかも重要です。

パワーコンディショナーの掃除

パワーコンディショナーを掃除するのも長期間に渡って太陽光発電を行う工夫のひとつ。

汚れが溜まっていると、故障する恐れがあります。

太陽光パネルからの雨漏り

実は太陽光パネルからの雨漏りは増えています

理由として挙げられるのは

・屋根職人でない人が工事をした(屋根の専門知識の欠如)

・ただ単に売るだけの営業会社の物件

・事前の調査もなく太陽光パネルを取り付けた

などなど。

特に注意が必要なのは「新築と別の住宅会社に依頼する」ことです

同じ会社であれば雨漏りの保証をしてくれると思いますが

別の会社の場合は「責任の所在が不明」なので責任逃れが始まります。

太陽光パネルの撤去も視野に入れましょう

費用対効果や耐用年数を考えて

太陽光パネルの撤去も視野に入れてください

金額などは下記を参考にしてください

太陽光パネルを撤去するには?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

まとめ

太陽光パネルの寿命自体は20年程度ですが、耐用年数は17年です。

寿命だけでなく、耐用年数を意識した上で太陽光発電を行いましょう。

また、モニターチェックなどを行い、異変を感じた際は業者にいち早く相談するのが大事。

場合によっては、思わぬ不具合が発生しているかもしれません。

普段からどのようなメンテナンスを行っているかで設置できる年数に大きな差が生じます。

少しでも長く設置し続けたい方は住宅の設備に関心を持ちましょう。

 

 

 

太陽光パネルの撤去や太陽光パネルからの雨漏りご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

太陽光パネルを撤去するには?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

太陽光パネルを撤去するには?!

 

その費用とは 太陽光パネルを設置したものの、撤去したいと考えている方も多いのではないでしょうか?

人によって撤去する理由が異なります。

撤去するためには、十分な費用がかかる点に注意したいところ。

成田崇
成田崇
撤去する最適な時期は足場を設置したとき(屋根や塗装工事)です

今回は、太陽光パネルを撤去する際にかかる費用について解説します。

気になる方は一度参考にしてください。

太陽光パネルを撤去費用の相場

太陽光パネルを撤去するのにかかる費用は工事の規模によって、変わってきます。

約25万~40万円が撤去費用の相場。

太陽光パネルの撤去にかかる費用の内訳

建物に設置された太陽光パネルを撤去する際、

一体どのような費用がかかるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

工事を行う際、以下の費用がかかります。

・撤去費

・処分費

・運搬費

・足場

・修理費

ここでは、各費用について解説します。

太陽光パネルの撤去を検討している方は一度チェックしてください。

撤去費

撤去費は、太陽光パネルや設備を撤去するためにかかる費用です。

成田崇
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約10万~15万円が相場です

 

処分費

処分費とは、太陽光パネルやパワーコンディショナーを処分するための費用を指します。

業者や処分する太陽光パネルの枚数次第で費用が変わってきます。

枚数によっては、想像以上に費用がかかるかもしれません。

運搬費

運搬費は、撤去した太陽光パネルなどを運搬するための費用。

処分場までの距離に比例して運搬費が変動します。

場所によっては、処分場が想像以上に遠い可能性があります。

足場代

足場代は、高所に足場を設けるための費用。

太陽光パネルを撤去する際、高所で作業を進めていきます。

足場の面積により、足場代が変動します。

足場費用は700~1,000円/㎡が相場です

おおよそ一軒あたり20万~30万円程度です

修理費

太陽光パネルを撤去する際、屋根を修理するための費用もかかります。

修理の方法によって、費用に大きな差が生じるので注意してください。

修理費の相場は以下の通りです。

・部分補修:数万~30万円

・葺き替え工法:100万円前後

屋根の状態によって、部分補修で済むか葺き替え工法を行う必要があるかが変わってきます。

太陽光パネルは産業廃棄物として処理する

太陽光パネルは産業廃棄物として処理することが義務付けられています。

売却を検討していた方も多いのではないでしょうか?

業者によっては、ケーブルを買い取る可能性があります。

買い取る理由は一部のケーブルの芯に銅が使用されているため。

ケーブル類を買い取っているかどうか一度確認することをおすすめします。

太陽光パネルの撤去費用の積み立てについて

2022年7月1日から廃棄費用の外部費用積立制度が決定しています。

決定した理由は、違法な撤去や不法投棄を防ぐため。

太陽光発電における問題点のひとつに違法な撤去や不法投棄が挙げられます。

ニュースなどで不法投棄の話題を目にした方もいるのではないでしょうか?

資源エネルギー庁の調査で多くの業者が廃棄費用を確保していない事実が浮き彫りになっています。

事業主に太陽光パネルの撤去費用を事前に積み立てさせ、

廃棄費用を確保。 廃棄費用の外部費用積立制度の対象設備も決まっています。

パワーコンディショナーは粗大ごみとして処分することが可能

太陽光発電に用いられているパワーコンディショナーは、粗

大ごみとして処分することができます。

地域によっては、安く抑えられるかもしれません。

撤去した後に太陽光パネルを再設置するかどうかの決め手

太陽光パネルを撤去した後、再設置または新品に交換するケースも存在します。

人によっては、再設置を検討している方もいるのではないでしょうか?

再設置または新品に交換するかどうかの決め手は以下の通り。

・費用

・光熱費をどのくらい削減できるか

・メーカー保証

撤去の時と同様に再設置または新品に交換するのも十分な費用がかかる点に注意してください。

毎月の光熱費をチェックし、どのくらい削減できているかも意識したいところ。

また、再設置するとメーカー保証が切れてしまう恐れがあります。

脱着することで太陽光パネルやケーブルが傷む可能性も十分考えられます。

メーカー保証を加味した上で太陽光パネルの撤去を進めましょう。

太陽光パネルの設置・撤去について業者に相談するのが大事

太陽光パネルの設置や撤去を予定している方は、業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?

アドバイスを受けつつ、工事を進めていくことが重要です。

屋根防水で最も大事なルーフィング(防水シート)について|平塚・株式会社いらか|屋根専門

成田崇
成田崇
屋根の防水には「雨仕舞」と呼ばれる特殊知識が必須です。上記の記事も参考にしてみてください

トラブルを回避するためにも、依頼しようと考えている業者が信頼できるかどうか判断したいところ。

チェックする主なポイントは以下の通り。

・施工実績

・保証内容

・対応メーカー

・費用

・在籍しているスタッフ

・対応エリア

・口コミ

1つ1つの業者について情報収集を入念に行い、選択肢を絞っていきましょう。 業者によっては、対応エリア外の可能性も十分考えられます。

まとめ

太陽光パネルを撤去するためには、数十万円の費用がかかります。

葺き替え工法を行う場合、Ⅰ00万円前後の費用を用意する必要が出てくるので、注意してください。

これから、太陽光発電を検討している方は撤去にかかる費用も念頭に置いた上で設置することが大切です。

太陽光パネルの設置・撤去について業者に一度相談し、悩みを解消しましょう。

場合によっては、思いもよらないアドバイスを頂けるかもしれません。

 

 

太陽光パネルの撤去や太陽光パネルからの雨漏りご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

太陽光パネルからの雨漏り、その原因と対策とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

太陽光パネルからの雨漏り、その原因と対策とは?!

昨今、太陽光パネルを設置している住宅が何軒も存在します。

人によっては、すでに設置しているまたは設置するかどうか迷っていると感じて 

太陽光パネルを設置する際、雨漏りに注意する必要があります。

成田崇
成田崇
実は太陽光パネルからの雨漏りが急増しています

今回は、太陽パネルから雨漏りが発生する原因に加え、対策について紹介します。

太陽光パネルから雨漏りが起きる原因

まず、雨漏りが起きる原因を知ることから始まります。

原因を知った上で適切な対策を行うことが重要。

太陽光パネルから雨漏りが起きる主な原因は以下の通りです。

・業者の技術

・経験不足

・手抜き工事

・経年劣化

・設置の仕方

雨漏りが起きる原因はケースによって異なります。

成田崇
成田崇
そもそも屋根に設置するものは「屋根の専門家」に任せるべきなんです

早速ですが、各原因について触れていくので、気になる方は一度参考にしてください。

雨仕舞の理解不足(業者の技術・経験不足)

屋根の防水は「雨仕舞」と呼ばれる専門知識が必要です

太陽光パネルからの雨漏りは「雨仕舞」を理解していないケースがほとんどです

太陽光パネルを設置する業者の技術や経験不足で雨漏りが起きる場合が多いです。

防水加工を行うためには、ミスが起きないよう正確に施工する必要があります。

技術や経験などが不足していると、小さな施工ミスが起きているかもしれません。

成田崇
成田崇
後から設置する太陽光パネルはほとんど電気屋さんが取り付けます

また、太陽光パネルを設置できる屋根と設置できない屋根が存在します。

ノウハウがない場合、設置できない屋根に太陽光パネルを設置してしまい、

雨漏りなどを引き起こす可能性もあるので注意してください。

設置できるかどうか判断するために現地調査が行われます。

手抜き工事

費用を少しでも削減するため、手抜き工事を行う業者もゼロではありません。

必要な施工を省いてしまうことにより、雨漏りなどの問題が発生し、

最悪の場合は建物が倒壊する恐れも出てきます。

成田崇
成田崇
後から設置する太陽光パネルなら建ててもらった会社にお願いしてください。絶対にやってはいけないのは「価格優先で他社に依頼する」ことです

太陽光パネルの設置はもちろん、新築住宅の施工や外壁塗装などの工事を業者に依頼する際、

信頼できる業者に依頼しましょう。 手抜き工事の被害に遭わないためにも、

相場より安過ぎないかチェックしたいところ。

経年劣化

施工が適切だったとしても、建物は年数を重ねるごとに劣化していきます。

経年劣化により、雨漏りが発生しやすくなっている点に注意が必要です。

太陽光パネルを設置すると、雨漏りが発生しやすくなるわけではありません。

雨漏りのリスクを最小限に抑えるために修繕工事などを行うケースも存在します。

設置の仕方

太陽光パネルは2種類存在します。

・屋根一体型

・屋根置き型

屋根一体型は屋根と一体になっているのに対し、屋根置き型は屋根に穴を開けて固定するタイプ。

成田崇
成田崇
後から設置する太陽光パネルのほとんどが屋根置き型です

屋根に穴を開けることにより、雨漏りになるリスクも上がるため注意してください。

施工者の技術と経験が求められます。

雨漏りが起きると一体どのような問題が起きるのか

太陽光パネルから雨漏りが起きると、一体どのような問題が起きるか興味を持っている方もいるのではないでしょうか?

主な問題として、以下のものが挙げられます。

・木材の腐食

・害虫

・害獣の発生

・カビの発生

ここでは、雨漏りによって引き起こされる問題について触れていきます。

木材の腐食

雨水が屋根から侵入し、木材が徐々に腐食してしまいます。

腐食を放置し続けると、天井が抜け落ちるなどの問題が発生するので注意してください。

最悪の場合、倒壊してしまうかもしれません。

害虫・害獣の発生

湿気が多くなるため、シロアリやダニ、ネズミが発生しやすくなります。

シロアリが木材や断熱材などをかじり、倒壊のリスクが高まるので注意してください。

ダニによる健康被害が発生するケースも存在します。

ネズミが発生すると、寄生虫などを住宅内に持ち込んでしまう恐れがあります。

カビの発生

カビは木材などを餌に増えていくので注意したいところ。

ダニなどと同様に健康被害を及ぼします。

カビが発生していると、天井やクロスにシミが目立つようになります。

太陽光パネルからの雨漏りに関する対策

太陽光パネルから雨漏りを未然に防ぐのはもちろん、発生した際の対策を行うことが大切。

対策を知った上で業者に依頼しましょう。

ここでは、雨漏りに関する対策について触れていくので、

太陽光パネルの設置を予定している方は参考にしてください。

業者を入念に選ぶ

太陽光パネルの設置を行う業者を入念にチェックし、信頼できるかどうか判断することが大切です。

業者選びのポイントは以下の通り。

・販売IDと施工IDの有無

・保険に入っているかどうか

・見積もりの内容が適切か

・コミュニケーションを取りやすいか

太陽光発電のメーカーに認められた業者には、販売IDと施工IDが発行されます。

保険に入っていると、雨漏りが発生した際に対応して頂けます。

成田崇
成田崇
太陽光パネルの不具合が出たときにはその業者は倒産していた、というのが最もポピュラーなケースです

トラブルを避けるためにも、保証内容を最低限チェックしたいところ

。 太陽光パネルを設置する業者には、リフォーム瑕疵保険の加入が義務付けられています。

見積もりに不十分な箇所がないかを確認し、業者に質問することも大切です。

信頼できる業者を見つけるため、相見積りする方もいます。

コミュニケーションを通して、信頼できるかどうか判断してください。

屋根一体型を選択

屋根一体型は屋根に穴を開けないので、屋根置き型に比べて雨漏りが発生しにくいです。

雨漏りのリスクを踏まえ、屋根一体型にするか検討してはいかがでしょうか?

施工費が屋根置き型に比べて高い点に注意してください。

定期点検の実施

定期点検を行い、メンテナンスで不具合を解消するのも対策の一環です。

業者にメンテナンスを依頼し、雨漏りのリスクを最小限にしましょう。

まとめ

太陽光パネルから雨漏りするケースがあるので、

リフォーム・リノベーションで太陽光パネルの設置を予定している方は注意してください。

設置した後も定期点検とメンテナンスを行い、雨漏りのリスクを抑えることも求められます。

メンテナンスせずにそのまま放置してしまうと、木材の腐食やカビの発生などの問題が浮上します。

自分や家族、大切な資産を守るために雨漏り対策を普段から意識することが重要。

太陽光パネルについて分からないことがある場合は業者に相談してください。

 

 

 

太陽光パネルの撤去や太陽光パネルからの雨漏りご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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