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【実は要注意】アーバニーは塗装できない?20年放置した屋根をカバー工法でリフォーム
ご相談の背景
今回のお客様は、「前回の塗装から20年ほど経ち、全体的に確認をしてメンテナンスしたい」とご相談をいただきました。
今回の工事で注目したのが屋根材です。現在ではあまり見かけなくなった「アーバニー」が使用されていました。
アーバニーは、一般的なスレート屋根とは異なり、塗装をおすすめできない屋根材です。
そのため今回の屋根工事は、スーパーガルテクトのよるカバー工法でご提案させていただきました。
下記では、今回の工事の内容とともに、アーバニーについても解説します。
工事内容
今回施工した内容は以下の通りです。
●屋根:スーパーガルテクトによるカバー工法
●外壁:プレミアムシリコン塗装
●雨樋:新品へ交換
外装工事は足場を共有できるため、別々に工事を行うよりも、まとめて工事することで費用を抑えられるメリットがあります。
【アーバニー】という屋根材を知っていますか?
「アーバニー」という屋根材の名前を聞いたことはありますか?
築20~30年前のお住まいでは、今でも多く使用されている屋根材ですが、実はアスベスト(石綿)の規制と深い関係があります。
アーバニーとは
アーバニーは、クボタ(現:ケイミュー)が製造していたスレート系屋根材です。
天然スレートのような高級感あるデザインが特徴で、1980年代から1990年代にかけて多くの住宅で採用されました。
一般的なカラーベストよりも凹凸があり、一枚一枚が独立しているように見えるデザインが特徴の屋根材です。

アーバニーとアスベストの関係
皆さん、一度は耳にしたことがあるのではないかと思いますが、昔の住宅には各所にアスベスト(石綿)が使用されていました。
屋根材も例外ではなく、昔のスレート屋根材には、補強材としてアスベスト(石綿)が使われていました。
アスベストには屋根材を丈夫にする役割があり、耐久性にも優れていました。
その後、健康被害への影響からアスベストの使用が規制され、
各メーカーはアスベストを使用しない「ノンアスベスト屋根材」の製造へ切り替えました。
ところが、切り替え初期のノンアスベスト製品は現在ほど技術が成熟しておらず、耐久性に課題がある屋根材も存在しました。
アーバニーも、その影響を受けている屋根材の一つとされています。
「アスベストが入っているから問題」ではなく、「アスベストを使わなくなった初期の製品だから劣化しやすい」という点が重要なのです。
アーバニーの注意点
アーバニーはデザイン性に優れた屋根材ですが、築20年以上経過した住宅では注意が必要です。
特に、ノンアスベスト初期に製造されたアーバニーでは、
屋根材が層状にめくれてしまう「層間剥離(そうかんはくり)」が発生していることが多くあります。
この状態では塗装はできないですし、塗装で屋根材の状態が改善することは基本的にどんな屋根材でもありません。
そのため、今回の施工事例のようなカバー工法や葺き替え工事を行う必要があります。
「スレート屋根だから塗装で大丈夫」と判断してしまうと、
数年後に屋根材が割れたり剥がれたりするケースもあるため、まずは専門業者による点検を受けることが大切です。

施工写真と解説
施工前
施工前の屋根は、全体的に色褪せが進行しており、割れている部分も各所に見受けられました。
割れた屋根材は、強風などで落下する恐れもあり、放置すると大変危険です。



ルーフィング施工
既存のアーバニーを撤去せず、その上からルーフィング(防水シート)を施工します。
いらかでは、カバー工法の際は、田島社のタディスセルフカバーを使用しています。

スーパーガルテクト施工
スーパーガルテクトは断熱材一体型の金属屋根で、
●軽量で耐震性に優れる
●高い耐久性
●優れた断熱性能
●サビに強い
といった特徴があります。



まとめ
アーバニーはデザイン性に優れた屋根材ですが、現在では経年劣化によるトラブルが多く報告されている屋根材でもあります。
「屋根だから塗装すれば大丈夫」と考えてしまうと、本来必要だったカバー工法や葺き替えのタイミングを逃してしまうこともあります。
特に築20年以上が経過しているアーバニー屋根は、一度専門業者による点検を受けることをおすすめします。
「我が家の屋根もアーバニーかもしれない」という方は、ぜひ一度いらかまでお気軽にご相談ください。
アーバニー屋根工事のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
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20年前に塗装メンテナンスをしてから何も行っていないため
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