目次
【屋根葺き替え施工事例】築25年のスレート屋根を平板瓦「セラムFフラット」へ!
ご相談の背景
今回は、築25年の建売戸建てにお住まいのお客様より、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
屋根のメンテナンスを検討されていた際に、弊社のYouTubeをご覧になり、いらかへご連絡いただきました。
既存の屋根はスレート屋根で、一部に割れが見られる状態でした。
スレート屋根のメンテナンス方法としては、既存の屋根材を残したまま新しい屋根材を重ねる「カバー工法」もあります。
しかし、今回のお客様は、割れているスレートをそのまま残して上から覆ってしまうことに抵抗を感じていらっしゃいました。
「せっかく屋根をきれいにするのであれば、傷んだ部分をそのままにするのではなく、屋根全体を新しくしたい」というお気持ちから、
既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に交換する、全面葺き替え工事をご希望されました。
瓦屋根へのこだわり
お客様が瓦屋根を希望された理由のひとつが、ご実家の屋根でした。
ご実家が瓦屋根で、長年にわたり瓦屋根の良さを実感されていたことから、ご自宅の屋根にも瓦を採用したいとお考えでした。
瓦屋根には、次のようなメリットがあります。
●耐久性に優れている: 瓦自体は紫外線や雨風による劣化が比較的少なく、長期間にわたって使用できる屋根材です。
●断熱性・遮熱性の面でメリットがある: 瓦とその下の屋根構造によって熱が伝わりにくくなり、屋根裏や室内の温熱環境の改善が期待できます。●塗装による定期的なメンテナンスが基本的に不要: スレート屋根などと異なり、瓦そのものを保護するための定期的な塗装は基本的に必要ありません。
●落ち着いた外観を実現できる: 平板瓦はすっきりとした形状で、和風・洋風を問わずさまざまな住宅に合わせやすい屋根材です。
ただし、瓦屋根も完全にメンテナンス不要というわけではありません。
漆喰や棟部分、板金、防水シート、雨樋などは、経年劣化に応じて点検や補修が必要になります。
こうした特徴を踏まえ、今回は耐久性とデザイン性を兼ね備えた平板瓦への葺き替えをご提案しました。
屋根材は「セラムFフラット」のブラウンに決定!
新しい屋根材としてお選びいただいたのは、平板瓦の「セラムFフラット」です。
カラーはブラウンに決定しました。
平板瓦は、昔ながらの波型の瓦と比べて屋根面がフラットに仕上がるため、すっきりとした印象になるのが特徴です。
ブラウンは落ち着きがあり、住宅の外観にもなじみやすいカラーです。
瓦ならではの重厚感を保ちながら、現代的でまとまりのある屋根に仕上げることができます。
今回は、既存のスレート屋根を一新するだけでなく、今後のメンテナンス性や住まい全体の耐久性も考慮し、
屋根の全面葺き替えと雨樋交換をあわせて行うことになりました。
工事内容
主な工事内容は以下のとおりです。
●平板瓦「セラムFフラット」ブラウンへの葺き替え工事
●雨樋交換工事
1.既存のスレート屋根を撤去して全面葺き替え
今回は、割れたスレートを残したままカバー工法で施工するのではなく、既存の屋根材を撤去する全面葺き替えを採用しました。
葺き替え工事のメリットは、新しい屋根材に交換できることだけではありません。
既存の屋根材を撤去することで、その下にある下地や防水層の状態を確認できる点も大きな特徴です。
屋根は、表面の屋根材だけで雨水を防いでいるわけではありません。
屋根材の下には、雨水の浸入を防ぐための防水シートなどが施工されています。
そのため、築25年が経過した住宅では、表面の屋根材だけでなく、その下の防水層や下地の状態も重要になります。
葺き替え工事では、既存の屋根材を撤去したタイミングで内部の状態を確認し、必要に応じて補修を行ったうえで、新しい屋根を施工できます。
また、割れたスレートをそのまま残したくないという今回のお客様のご希望にも、全面葺き替えが適した工事方法でした。
2.平板瓦「セラムFフラット」で耐久性と美観を向上
新しい屋根には、セラムFフラットのブラウンを採用しました。
瓦屋根は、屋根材そのものの耐久性が高く、スレート屋根のように定期的な屋根材の塗装を基本としない点が魅力です。
特に、長く住み続けるご自宅では、将来的なメンテナンスの手間や費用も考慮して屋根材を選ぶことが大切です。
スレート屋根の場合、製品や劣化状況によっては定期的な塗装などのメンテナンスが必要になります。
一方、瓦は表面の塗膜を維持するための塗装が基本的に不要なため、屋根材そのものの塗り替えにかかるメンテナンス負担を抑えやすくなります。
さらに、平板瓦は屋根全体がすっきりとした仕上がりになるため、住宅の外観を大きく変えることができます。
今回選ばれたブラウンは、落ち着いた色合いが特徴です。
瓦らしい重厚感を演出しながらも、現代的な住宅に合わせやすい仕上がりが期待できます。
また、瓦は熱を伝えにくい性質を持ち、屋根の通気層や断熱材などの構成と組み合わせることで、室内の暑さ対策にもつながります。
お客様が広島のご実家で感じていらっしゃった「瓦屋根は夏も涼しい」という実感も、瓦を選ばれた理由のひとつでした。
ただし、実際の室内温度は、屋根の構造や断熱材、換気、日射条件などによって異なります。
屋根材を瓦に変更するだけで必ず室温が大きく下がるわけではありませんが、屋根全体の性能を見直す良い機会となります。
3.屋根と一緒に雨樋も交換
今回の工事では、屋根の葺き替えとあわせて雨樋も交換しました。
屋根のメンテナンスを考える際、屋根材に注目することは多いですが、実は雨樋も住宅を雨水から守るうえで重要な役割を担っています。
雨樋は、屋根に降った雨水を集め、適切な場所へ排水するための設備です。
雨樋が劣化したり、破損したり、勾配が悪くなったりすると、雨水があふれて外壁を汚したり、建物の周囲に水が集中したりする原因になります。
築25年が経過している住宅では、屋根だけでなく雨樋にも経年劣化が生じている可能性があります。
屋根だけを新しくしても、雨樋に不具合が残っていれば、雨水を適切に排水できないおそれがあります。
そのため、屋根の葺き替えと同じタイミングで雨樋も交換することで、屋根から雨樋までの排水経路をまとめて見直すことができます。
また、屋根工事と雨樋工事を同時に行うことで、別々のタイミングで工事を行う場合と比べて、足場を共用できる可能性があります。
住宅の状態や工事範囲によって異なりますが、将来的な工事計画を考えるうえでも、
屋根と雨樋をセットでメンテナンスすることにはメリットがあります。
屋根材の耐久性だけでなく、雨水を適切に排水する機能まで考慮することが、長く安心して暮らせる住まいづくりにつながります。
施工写真と解説
施工前

施工中 既存スレート材の撤去


施工中 新規ルーフィング張り及びプラ木施工

施工中 平板瓦施工中


施工完了

まとめ
今回は、築25年の建売戸建て住宅で、既存のスレート屋根を平板瓦「セラムFフラット」のブラウンへ葺き替えした施工事例をご紹介しました。
割れたスレートを残したままカバーするのではなく、屋根全体を新しくしたいというご希望から、全面葺き替え工事を実施しています。
屋根のメンテナンスは、単に表面をきれいにするだけでなく、
今後どのくらい住み続けるのか、将来的なメンテナンス費用をどう抑えるのかといった視点から、工事方法や屋根材を選ぶことが大切です。
「築20年以上が経過して、屋根の劣化が気になっている」「割れたスレートを残さず、新しい屋根にしたい」
「スレート屋根から瓦屋根への葺き替えを検討している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
建物の状態やご希望に合わせて、屋根の葺き替えやカバー工法など、適したメンテナンス方法をご提案いたします。
屋根葺き替え工事のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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