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【秦野市】でTルーフ屋根カバー工法が完了、その費用とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

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【秦野市】でTルーフの屋根カバー工法が完了しました

 

既存屋根はニチハパミールでした。

パミールは、1996~2008年にかけてニチハから販売されたスレート屋根です。

2009年に販売中止になったものの、数多くの工務店で採用された実績があります。

主な特徴はアスベストが使用されていない点。

ニチハのパミールはアスベストが規制され始めた頃に発売された屋根材。

ひび割れや剥離、屋根のズレなどの問題が発生するため、注意が必要です。

欠陥屋根材?! ニチハ パミールってどんな屋根材?!

見分けるポイントは、先端の凹凸や縦のラインが薄く入っているかどうかの2点が挙げられます。

屋根材の不具合を放置し続けると、後で取り返しのつかない事態に発展する可能性もゼロではありません。

秦野市でTルーフカバー工法、その費用とは?!

秦野市でLIXIL Tルーフモダンのカバー工法の費用は約110万円

では今回秦野市で使用した屋根材「LIXIL Tルーフモダン」とはどんな屋根材なのでしょうか?

 

LIXIL Tルーフの耐用年数

Tルーフの耐用年数は以下の通り。

・基材の耐久力:30年

・美観:10年

Tルーフの耐久性は欧米で実証済みです
成田崇
成田崇

 

成田がアイスランドで見た、30年以上経過した同等品

 

納入日から30年間は亀裂や腐食による穴開きが発生しないことを保証しています。

また、納入日から10年間は変色や褪色、天然石の著しい剥落がないことを保証。

場所や管理の仕方によって、いつ寿命を迎えるかが異なります。

Tルーフには、耐久性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板が用いられているのが特徴的。

ガルバリウムはアルミニウム・亜鉛・シリコンが用いられた合金です。

鉄にガルバリウムをメッキすることにより、耐用年数を伸ばしています。

新築やリフォームを予定している方は、屋根材が一体何でできているかチェックしましょう。

 

LIXIL Tルーフの耐用年数が長いことによって得られるメリット

屋根材の耐用年数が長いことにより、いくつかのメリットが得られます。

ここでは、LIXIL Tルーフの耐用年数が長いことによるメリットを何点か紹介します。

 

美しい状態を保ちやすい

耐用年数が長ければ長い程、美しい状態を保てるのがメリット。

LIXIL Tルーフの場合、表面が天然石のため、後の塗装工事が不要です。

見た目の美しさは屋根材を選ぶ上で重要になってきます。

場合によっては、清掃を行う必要があるので注意しましょう。

メンテナンスの手間が省ける

塗装工事が不要な分、メンテナンスの手間を省くことができます。

立地条件により、温度や天候などが異なります。

屋根材によっては、塗装の頻度が多くなる可能性もゼロではありません。

メンテナンスの手間もTルーフを設置するかどうかの決め手のひとつです。

Tルーフほどメンテナンスが不要な屋根材は少ないです
成田崇
成田崇

また、Tルーフは上下の屋根材を連結させるインターロッキング工法が用いられています。

強風時に剥がれ落ちるのを防ぎ、被害を最小限に抑えられます。

屋根材が剥がれやすいかどうかにより、メンテナンスの手間が変わってくるので注意が必要です。

 

 

メンテナンスにかかる費用が抑えられる

メンテナンスの手間が省ける分、

費用が抑えられるのもTルーフのメリット。

設置にかかる費用だけでなく、その後のメンテナンスにかかる費用もチェックしましょう。

 

屋根を長持ちさせるためのポイント

雨や風、紫外線などにより、屋根がどうしても劣化してしまいます。

メンテナンスを雑に行ってしまうと、耐用年数を迎える前に寿命を迎えてしまう可能性もゼロではありません。

ここでは、屋根を長持ちさせるための方法をいくつか紹介します。

塗装

塗装により、屋根を長持ちさせることができます。

普段から塗装が剥がれている部分がないかチェックしましょう。

屋根塗装でもスレートの塗装は要注意です!!
成田崇
成田崇

見つけ次第、塗装を行い、劣化をできる限り防ぐことが大切です。

基本的には、10年に1回のペースで行います。

 

カバー工法

カバー工法は、屋根材の上に新しい屋根材を被せること。

工期を省略しつつ、処分する廃材を最小限に抑えられるのがメリットです。

ガルバリウム鋼板を用いたTルーフは平坦度に優れているので、カバー工法に適しています。

また、予算を最小限にできるのもポイント。

新築施工やリフォームをこれから予定している方は、カバー工法を採用するかどうか一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

葺き替え

葺き替えは瓦や金属板を撤去し、新しい屋根材に葺き替えること。

下地を補修するので、屋根の寿命を延ばすのに適しています。

今回は屋根のカバー工法でしたが雨漏りなどで腐食がひどい場合は屋根の葺き替え工事になります
成田崇
成田崇

塗装やカバー工法に比べ、費用がかかってしまう点に注意が必要です。

耐震性を上げたい・建物の外観を大きく変えたい場合におすすめします。

Tルーフの重さ

屋根材によって重さに差があります。

屋根が重ければ重い程、建物への負担が大きくなるので注意しましょう。

Tルーフの重さは、1㎡当たり7kg。 瓦屋根に比べ、約1/7の軽さです。

化粧ストレートに比べると、約1/2の軽さ。

瓦の10分の1の重さ
成田崇
成田崇

屋根の広さと相談しつつ、Tルーフを設置するかどうか検討することが大切です。

左からクラシック・ヴェルウッド、モダン

今回使用したのは右端のLIXIL Tルーフ モダンです。
成田崇
成田崇

また、災害の多い地域かどうかによっても、Tルーフを設置するかどうかの決め手。

被害を最小限に抑えたいと感じている方は、軽いTルーフをおすすめします。

 

屋根を軽くする際のポイント

屋根を軽くする際、できる限り費用を最小限に抑えたいところ。

旧建築基準法に基づいて建てられた建物の場合、耐震改修工事の際に自治体から補助金が支給されます。

手続きの方法や支払われる金額、支給される条件は自治体によって異なります。

また、耐震設計や耐震診断を行う関係上、費用が想像以上にかかるかもしれません。

補助金を受け取らない方が安く済むかどうか一度チェックしましょう。

費用に関する悩みは、業者に一度相談することが大切です。

まとめ

秦野市でLIXIL Tルーフモダンのカバー工法が完了しました。

秦野市でLIXIL Tルーフモダンのカバー工法の費用は約110万円でした。

LIXIL Tルーフモダンの特長は

耐用年数は、基材の耐久力が30年なのに対し、美観は10年。

平坦度に優れているため、カバー工法でのメンテナンスが適しています。

また、Tルーフは1㎡当たり7kgと軽いのも特徴のひとつに挙げられます。

屋根材が軽いのに比例して耐震性が上がるので、災害対策を意識している方はTルーフを一度チェックしてはいかがでしょうか?

新築施工やリフォームを行う際、屋根材の他にも考えないといけないものが数多く存在します。

Tルーフについて何か気になることがある方は下記の専門店へに一度相談してください。

 

Tルーフ全国取扱店

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成田崇
成田崇

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秦野市でLIXIL Tルーフや屋根カバー工法のご相談はこちらまで

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

モニエル瓦って塗装できるんですか?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦って塗装できるんですか?!

同じ住宅に少しでも長く住み続けるためには、屋根のメンテナンスが求められます。

成田崇
成田崇
ちなみにモニエル瓦を塗っても瓦自体の寿命は伸ばせません

モニエル瓦は数ある屋根材のひとつ。

人によっては、モニエル瓦は塗装できるのかどうか疑問に感じているのではないでしょうか?

リノベーションなどを予定している方に向けてモニエル瓦は塗装できるのかどうかについて解説するので、気になる方は参考にしてください。

モニエル瓦は塗装できるのか

モニエル瓦自体は塗装することが可能。

メンテナンス次第では、数十年にわたって設置し続けることができます。

どの屋根材においても、定期的に状態をチェックし、適切なメンテナンスを行ってください。

モニエル瓦を塗装する際のポイント

モニエル瓦のメンテナンスで再塗装を行う場合、ポイントをいくつか押さえておく必要があります。

成田崇
成田崇
屋根材は最も過酷な環境にさらされます

主に以下の点を意識したいところ。

・専用の塗料を用いる

・スラリー層を取り除いてから再塗装を行う

・劣化しているのをいち早く察知する

屋根材について関心のある方に向けてモニエル瓦を塗装する際のポイントについて解説します。

専用の塗料を用いる

モニエル瓦の塗装はどの塗料でも良いわけではありません。

専用の塗料を用いて塗装を進めることが大切です。

リノベーションを行う上で一体どのような塗料が用いられているか把握してください。

専用の塗料以外を用いてしまうと、施工不良などに繋がる恐れがあります。

また、塗料により、浸透性や密着性、耐候性などが変わってきます。

塗料の性能だけでなく、立地条件を踏まえた上でモニエル瓦の塗装を進めるのが重要。

適切な塗料選びを行うためには、専門的な知識が求められます。

スラリー層を取り除いてから再塗装を行う

再塗装で失敗しないためにも、まずはスラリー層を取り除くことが大切です。

スラリー層は防水性に優れた層。

再塗装の際にスラリー層を綺麗に取り除いていないと、塗膜が古くなったスラリー層と一緒に剥がれる恐れがあります。

劣化しているのをいち早く察知する

モニエル瓦を塗装する必要があるかどうかの判断基準として、以下のものが挙げられます。

・チョーキング

・塗膜の剥離

モニエル瓦に白い粉がついているのを確認した際は再塗装を行うかどうか一度検討してください。

成田崇
成田崇
モニエル瓦を塗っても屋根材の寿命は延びないです

住宅の寿命を少しでも長くするためにも、適切なメンテナンスが必要です。

塗膜の剥離以外にも、ズレや滑落などが発生しているかも把握したいところ。

モニエル瓦の状態によって、メンテナンスの方法が変わってきます。

モニエル瓦の塗装に用いられている塗料

モニエル瓦の塗装に一体どのような塗料が用いられているか気になっている方も多いのではないでしょうか?

主に以下の塗料が用いられています。

・スラリー洋瓦用シーラー

・マイルドシーラーEPO

・マイティーシリコン

・スラリー強化プライマーⅡ

・クールタイトF

・モニエルパワープライマー

ここでは、各塗料の特徴について説明します。

スラリー洋瓦用シーラー

スラリー洋瓦用シーラーは、スラリー層を補強するための塗料。

速乾性に優れているので、塗装にかかる時間を短縮するのに適しています。

マイルドシーラーEPO

マイルドシーラーEPOは臭いが強くなく、下地を補強するのが特徴に挙げられます。

スラリー層以外の塗膜との密着性が良いのもメリット。

マイティーシリコン

マイティーシリコンは密着性と浸透性に優れた塗料です。

シーラーが必要ないため、塗装にかかる時間を短縮することができます。

防カビ性や防藻性にも優れているので、

カビなどの対策を検討している方はマイティーシリコンをチェックしてはいかがでしょうか?

スラリー強化プライマーⅡ

スラリー強化プライマーⅡはモニエル瓦とスラリー層の密着性を補強するための塗料。

上から塗装できる塗料がいくつか存在しているのに加え、臭いが強くないのも特徴に挙げられます。

クールタイトF

クールタイトFは遮熱性に優れています。

屋根の遮熱性を上げることにより、室内の温度が上がりにくくなるのがメリット。

その他にも、耐久性や防カビ性、防藻性があるのも特徴に挙げられます。

モニエルパワープライマー

モニエルパワープライマーは塗膜剥離などを抑えるのに適した塗料です。

溶剤系塗料を上塗り材に用いることができるのがポイント。

モニエル瓦の塗装は信頼できる業者に依頼するのがおすすめ

モニエル瓦の塗装は知識や技術が必要なので、信頼できる業者に依頼する必要があります。

どこに依頼するか迷っている方も多いのではないでしょうか?

最後に、塗装を依頼する業者の選び方について説明します。

過去にどのような屋根材を扱っていたか

施工実績からモニエル瓦の扱いに慣れているかどうかを把握することが大切です。

工事の内容はもちろん、費用や工期、依頼内容などをチェックし、依頼するかどうか判断してください。

塗装に関する見積もりが分かりやすいか

屋根に限らず、塗装を依頼する際は使用する塗料は何か

・塗料の量

・施工面積

などを把握する必要があります。

トラブルを避けるためにも、見積もり内容を細かくチェックしましょう。

見積もり内容で分からないことがある際は業者に質問し、疑問を解消したいところ。

施工後の保証は何か

塗装後に一体どのようなサポートを行っているかも依頼するかどうかの決め手です。

いざという時に備え、アフターフォローが充実している業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

モニエル瓦はデザイン性などに優れている反面、塗装などのメンテナンスを適切に行う必要があります。

チョーキングや塗膜の剥離があるかどうかを確認した上で塗装を行ってください。

モニエル瓦の扱いは専門的な知識と技術が求められるので、

モニエル瓦の扱いに慣れた業者に相談し、屋根に関する悩みを解消しましょう。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

モニエル瓦が割れた?! その補修方法とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦が割れた?! 

その補修方法とは?!

雨漏りなどの被害を防ぐためにも、割れた瓦などをそのままにしておくのは避けたいところ。

普段から屋根の状態に気を配り、何か問題が発生していないか気を配りましょう。

今回は割れたモニエル瓦の補修方法について紹介します。

割れたモニエル瓦の補修方法

モニエル瓦のヒビが軽微な場合、コーキングで補修することができるかもしれません。

コーキングは隙間を塞ぐ作業のこと。

割れたモニエル瓦は新たに交換する必要がある

モニエル瓦が割れたり、欠けたりした際は新しいモニエル瓦に交換する必要があります。

ただし、モニエル瓦は2010年に生産終了となっています。

成田崇
成田崇
いらかでは廃盤になったモニエルの在庫を少量持っていますのでお問合せください

葺き替え工法で新しいモニエル瓦が手に入らない可能性もあるので、注意してください。

モニエル瓦から別の屋根材に交換するのも大事

モニエル瓦が割れて、新しいモニエル瓦が手に入らない場合は別の屋根材を用いるのも選択肢に挙げられます。

人によっては別の屋根材にしようと考えているのではないでしょうか?

屋根材を選ぶポイントは以下の通り。

・デザイン

・重さ

・耐久性

・遮熱性

・生産されているかどうか

・錆びにくいかどうか

・防音性

1つ1つの特徴を押さえ、葺き替え工法を進めましょう。

中古のモニエル瓦を見つけるよりも別の屋根材を用いた方がリノベーションなどが早く済むかもしれません。

ここでは、屋根材を選ぶ際のポイントについて解説します。

デザイン

住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインかどうかは選ぶ決め手のひとつ。

素材や形状により、住宅の印象が大きく変わります。

成田崇
成田崇
モニエル瓦と似たテイストの瓦と言えば「洋瓦」か軽量瓦の「ROOGA」が候補に上がると思います

リノベーションなどを予定している方は住宅のテーマやコンセプトをまず決めましょう。

重さ

屋根材によって重さが異なります。

耐震性を意識するなら、軽い屋根材がおすすめ。

耐久性

割れにくいかどうかも屋根材を選ぶ決め手のひとつに挙げられます。

気になる屋根材を見つけたら、耐用年数を一度チェックしてはいかがでしょうか?

メンテナンスの手間を少しでも減らしたい方は耐久性の優れた屋根材をおすすめします。

遮熱性

室内で快適に過ごすためには、遮熱性に優れているかどうかが重要です。

夏の暑さや冬の寒さを軽減したいと感じている方は遮熱性に優れた屋根材から選択したいところ。

生産されているかどうか

モニエル瓦の他にも生産終了している屋根材が存在します。

気になる屋根材を見つけた際は生産されているかどうかチェックし、葺き替え工法に用いるかどうか判断してください。

錆びにくいかどうか

錆びにくいかどうかも選ぶ決め手。 屋根材が錆びやすいと、メンテナンスの手間もかかってしまいます。

錆びた部分をそのままにすることで見た目が悪くなるだけでなく、寿命が短くなります。

防音性

雨音などの騒音対策が行えるかどうかも屋根材を選ぶ際に意識したいところ。

防音性に優れた屋根材を用いて雨音などの問題を解消してください。

モニエル瓦が割れたらカバー工法で対処できるのか

葺き替え工法は費用がかかるので、カバー工法で済ませたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

モニエル瓦は重い屋根材のため、カバー工法には適していません。

成田崇
成田崇
モニエル瓦などの瓦はカバー工法は出来ません。

カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根を被せるので、耐震性が下がります。

屋根の補修に関しては信頼できる業者に依頼するのが大事

モニエル瓦が割れた際、屋根の補修を信頼できる業者に依頼し、雨漏りなどの対策を行うのが大事。

屋根の補修を行う業者は数多く存在するので、どこに依頼すれば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

最後に、屋根の補修を依頼する業者の選び方について説明します。

気になる方は一度参考にしてください。

施工実績が豊富か

公式サイトなどで施工実績をチェックすることが大切です。

過去にどのような工事に携わったかを把握できます。

屋根の点検を細かく行うかどうか

屋根の点検を細かく行っているかどうかも選ぶ決め手。

正確な見積もりを出すためには、ドローンなどで隅々までチェックする必要があります。

見積もり内容が分かりやすいか

見積もり内容の分かりやすさも依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

どのような施工を行うかだけでなく、使用する部材などについて把握しましょう。

施工エリアはどこか

施工エリアの範囲内かどうかも依頼する際のポイント。

業者によっては施工エリア外でも依頼を受け付ける場合がありますが、費用が通常より高くなってしまうかもしれません。

アフターフォローの内容

屋根の補修が終わった後も定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

気になる業者を見つけた際は保証内容が充実しているかチェックしてください。

まとめ

軽いヒビ割れなら、モニエル瓦を補修できるかもしれません。

割れたり、欠けたりすると、新しいモニエル瓦に交換しないといけないので注意が必要。

モニエル瓦自体、生産終了している屋根材のため、手に入らない可能性も十分考えられます。

住宅に関するトラブルが発生した際は業者に一度相談することをおすすめします。

新たに用いる屋根材だけでなく、費用や工期などに関するアドバイスを受け、住宅の悩みを解消してください。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

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成田 崇

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  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

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〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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モニエル瓦ってなに?! 特徴3選!!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

モニエル瓦ってなに?!特徴3選!

屋根に用いられる瓦により、見た目の印象が大きく変わります。
瓦には種類がいくつか存在しているので

どれを用いれば良いか迷っている方も多いかもしれません。

成田崇
成田崇
写真の瓦はモニエルのセンチュリオンという屋根材です。

今回はモニエル瓦の特徴について解説するので、興味のある方は一度参考にしてください。

モニエル瓦とは

モニエル瓦はコンクリート製の瓦。
乾式コンクリート瓦と呼ばれています。

日本モニエル株式会社が販売していたことでも知られており、多くの建物に用いられている屋根材です。

成田崇
成田崇
モニエルは 高級な洋風住宅に多く用いられました。

モニエル瓦の特徴3選

リノベーションなどを行う上でモニエル瓦には一体どのような特徴があるか押さえておきたいところ。
主に以下の特徴が挙げられます。

・優れた耐震性
・優れた断熱性
・優れたデザイン性

これから、リノベーションや新築住宅の工事を予定している方のために各特徴について解説します。
モニエル瓦に関心のある方は一度参考にしてください。

優れた耐震性

粘土瓦よりも軽く、耐震性に優れているのがモニエル瓦を用いるメリット。
長期にわたって住み続けるためには、自然災害による被害を最小限にすることが大切です。
住宅の耐震性を高める方法のひとつに軽い屋根材を用いることが挙げられます。
着色スラリーを塗装することにより、強度を上げているのもモニエル瓦のポイント。

優れた断熱性

断熱性に優れているのもモニエル瓦の特徴です。
モニエル瓦に用いられている着色スラリーは断熱性に優れています。

成田崇
成田崇
モニエルは セメント瓦ですが性能は陶器瓦と大きくは変わりません。

室内で快適に過ごすためには、屋根の断熱性に目を向けたいところ。

優れたデザイン性

モニエル瓦はデザイン性に優れています。
和型だけでなく、洋型などのデザインも存在します。
リノベーションなどを行う際は住宅の雰囲気に合ったモニエル瓦を選択してください。
色合いや形状によって住宅の印象が大きく変わってきます。

モニエル瓦を用いる際の注意点

モニエル瓦を用いる上で注意したいことがいくつか存在します。
主な注意点は以下の通り。

・十分なメンテナンスが必要
・金属瓦より重い

屋根材のメリット・デメリットを踏まえた上でリノベーションを進めていきましょう。
ここでは、モニエル瓦を用いる際の注意点について説明します。

十分なメンテナンスが必要

着色スラリーが劣化してしまうと、表面が粉っぽくなる点に注意する必要があります。


古くなった着色スラリーをできる限り取り除かないと、塗装が剥がれやすくなるので再塗装を予定している方は注意してください。

成田崇
成田崇
モニエルの最大の欠点は褪色してしまう部分です。対して陶器瓦はほとんど変わりません。

また、防水性が無いので、カビやコケが発生しやすいのもモニエル瓦のデメリット。
長期にわたって住み続けるなら、十分なメンテナンスを続けましょう。

金属瓦より重い

金属瓦より重いのを踏まえた上でモニエル瓦を用いることになります。
モニエル瓦は金属瓦に比べて、揺れが大きくなる点に注意したいところ。

モニエル瓦のメンテナンスをどのくらいの頻度で行えば良いか

モニエル瓦は約10年に1回の頻度でメンテナンスを行ってください。
劣化しているのを確認したら、リノベーションなどを業者に依頼することになります。
普段から住宅の状態に関心を持つことが大切です。

どのような方にモニエル瓦がおすすめか

モニエル瓦は、デザイン性にこだわりたい方や長期にわたって屋根を維持したい方に適しています。
他の屋根材と比較し、モニエル瓦が合っているかどうか判断したいところ。

モニエル瓦の施工は信頼できる業者に依頼するのが大事

モニエル瓦の施工でトラブルを避けるためには、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
入念な情報収集を行い、依頼するかどうか判断することが大切です。

ここでは、業者の選び方について触れていくので、リノベーションなどを予定している方は一度参考にしてください。

モニエル瓦の扱いに慣れているかどうか

気になる業者を見つけたら、モニエル瓦の扱いに慣れているかどうかチェックしてはいかがでしょうか?
施工実績などをチェックし、過去にどのような工事に携わったか把握してください。
工期や費用、施工内容などを知ることができます。

見積もり内容が分かりやすいかどうか

見積もり内容を踏まえ、依頼するかどうか判断することも求められます。
業者に見積もり内容について質問し、リノベーションなどの疑問を解消しましょう。

屋根を細かく点検するかどうか

モニエル瓦の施工を行う際、屋根の点検を細かく行うことが重要です。
業者によっては、ドローンなどを用いて屋根の点検を行っているケースがあります。

どのような保証があるか

屋根に関するトラブルを避けるためにも、業者がどのような保証を用意しているかも意識したいところ。
リノベーションなどが済んだら終わりではなく、その後のアフターフォローで住宅の寿命が変わってきます。

まとめ

モニエル瓦は耐震性や断熱性に優れているのに加え、デザインが豊富なのが特徴的。
住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインを見つけたいと感じている方はモニエル瓦をチェックしてはいかがでしょうか?

カビなどが発生しやすいため、定期的にメンテナンスを行ったり、その他の屋根材を用いるかどうか検討することも求められます。
モニエル瓦などについて分からないことについて業者に相談し、リノベーションなどに関する悩みを解消してください。

 

モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで

 

 

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成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

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〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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