2023年06月13日
目次
モニエル瓦ってなに?!特徴3選!
屋根に用いられる瓦により、見た目の印象が大きく変わります。
瓦には種類がいくつか存在しているので
どれを用いれば良いか迷っている方も多いかもしれません。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
今回はモニエル瓦の特徴について解説するので、興味のある方は一度参考にしてください。
モニエル瓦とは
モニエル瓦はコンクリート製の瓦。
乾式コンクリート瓦と呼ばれています。
日本モニエル株式会社が販売していたことでも知られており、多くの建物に用いられている屋根材です。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
モニエル瓦の特徴3選
リノベーションなどを行う上でモニエル瓦には一体どのような特徴があるか押さえておきたいところ。
主に以下の特徴が挙げられます。
・優れた耐震性
・優れた断熱性
・優れたデザイン性
これから、リノベーションや新築住宅の工事を予定している方のために各特徴について解説します。
モニエル瓦に関心のある方は一度参考にしてください。
優れた耐震性
粘土瓦よりも軽く、耐震性に優れているのがモニエル瓦を用いるメリット。
長期にわたって住み続けるためには、自然災害による被害を最小限にすることが大切です。
住宅の耐震性を高める方法のひとつに軽い屋根材を用いることが挙げられます。
着色スラリーを塗装することにより、強度を上げているのもモニエル瓦のポイント。
優れた断熱性
断熱性に優れているのもモニエル瓦の特徴です。
モニエル瓦に用いられている着色スラリーは断熱性に優れています。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
室内で快適に過ごすためには、屋根の断熱性に目を向けたいところ。
優れたデザイン性
モニエル瓦はデザイン性に優れています。
和型だけでなく、洋型などのデザインも存在します。
リノベーションなどを行う際は住宅の雰囲気に合ったモニエル瓦を選択してください。
色合いや形状によって住宅の印象が大きく変わってきます。
モニエル瓦を用いる際の注意点
モニエル瓦を用いる上で注意したいことがいくつか存在します。
主な注意点は以下の通り。
・十分なメンテナンスが必要
・金属瓦より重い
屋根材のメリット・デメリットを踏まえた上でリノベーションを進めていきましょう。
ここでは、モニエル瓦を用いる際の注意点について説明します。
十分なメンテナンスが必要
着色スラリーが劣化してしまうと、表面が粉っぽくなる点に注意する必要があります。
古くなった着色スラリーをできる限り取り除かないと、塗装が剥がれやすくなるので再塗装を予定している方は注意してください。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
また、防水性が無いので、カビやコケが発生しやすいのもモニエル瓦のデメリット。
長期にわたって住み続けるなら、十分なメンテナンスを続けましょう。
金属瓦より重い
金属瓦より重いのを踏まえた上でモニエル瓦を用いることになります。
モニエル瓦は金属瓦に比べて、揺れが大きくなる点に注意したいところ。
モニエル瓦のメンテナンスをどのくらいの頻度で行えば良いか
モニエル瓦は約10年に1回の頻度でメンテナンスを行ってください。
劣化しているのを確認したら、リノベーションなどを業者に依頼することになります。
普段から住宅の状態に関心を持つことが大切です。
どのような方にモニエル瓦がおすすめか
モニエル瓦は、デザイン性にこだわりたい方や長期にわたって屋根を維持したい方に適しています。
他の屋根材と比較し、モニエル瓦が合っているかどうか判断したいところ。
モニエル瓦の施工は信頼できる業者に依頼するのが大事
モニエル瓦の施工でトラブルを避けるためには、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
入念な情報収集を行い、依頼するかどうか判断することが大切です。
ここでは、業者の選び方について触れていくので、リノベーションなどを予定している方は一度参考にしてください。
モニエル瓦の扱いに慣れているかどうか
気になる業者を見つけたら、モニエル瓦の扱いに慣れているかどうかチェックしてはいかがでしょうか?
施工実績などをチェックし、過去にどのような工事に携わったか把握してください。
工期や費用、施工内容などを知ることができます。
見積もり内容が分かりやすいかどうか
見積もり内容を踏まえ、依頼するかどうか判断することも求められます。
業者に見積もり内容について質問し、リノベーションなどの疑問を解消しましょう。
屋根を細かく点検するかどうか
モニエル瓦の施工を行う際、屋根の点検を細かく行うことが重要です。
業者によっては、ドローンなどを用いて屋根の点検を行っているケースがあります。
どのような保証があるか
屋根に関するトラブルを避けるためにも、業者がどのような保証を用意しているかも意識したいところ。
リノベーションなどが済んだら終わりではなく、その後のアフターフォローで住宅の寿命が変わってきます。
まとめ
モニエル瓦は耐震性や断熱性に優れているのに加え、デザインが豊富なのが特徴的。
住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインを見つけたいと感じている方はモニエル瓦をチェックしてはいかがでしょうか?
カビなどが発生しやすいため、定期的にメンテナンスを行ったり、その他の屋根材を用いるかどうか検討することも求められます。
モニエル瓦などについて分からないことについて業者に相談し、リノベーションなどに関する悩みを解消してください。
モニエル瓦や屋根補修のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
![](https://www.tenmado-senmon.com/info/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200.jpg)
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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