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住んでから大失敗?片流れ屋根のメリット・デメリットを徹底解説|平塚・株式会社いらか|屋根専門

 

※この記事の内容は、YouTubeでも解説しています。

▶【後悔したくない人は絶対見て】住んでから大失敗する屋根とは?【屋根】【注文住宅】

 

新築住宅やリフォームで非常に人気が高いのが「片流れ屋根」です。

 

住宅金融支援機構の調査でも多く採用されていることが分かっており、スタイリッシュな見た目はまさに現代のトレンドと言える屋根形状です。

 

しかし、その一方で「こんなはずじゃなかった……」と、住み始めてから後悔される方が多いのも事実。

 

今回は、屋根の専門家として片流れ屋根のメリット、デメリット、そして後悔しないための対策について徹底解説します。

 

片流れ屋根とは

片方だけに屋根が一枚流れている形状の屋根のことです。

 

シンプルでスタイリッシュな見た目が特徴で、直線的なラインが美しく、無駄をそぎ落としたミニマムなデザインが人気を集めています。

特に白や黒などのモノトーン系の外壁と組み合わせると、都会的でモダンな印象になります。

 

周囲と差をつけたい、個性的なデザインを求めているという方に非常にお勧めの屋根です。

 

メリット

開放的な屋根裏スペース

片流れ屋根は一方の壁が高くなるため、その高さを活かした勾配天井をつくることができます。

開放感のある吹き抜けのリビングや、広々とした小屋裏収納を確保しやすいのが大きな魅力です。

 

通常の屋根より高さが取れるため、収納スペースでもかがまずに荷物を置けるメリットもあります。

 

太陽光発電

屋根が一方向を向いているため、南向きに設計すれば太陽光パネルを最大限に設置でき、発電効率を極限まで高めることが可能です。

また、パネルの配置がシンプルなため、設置コストを抑えやすく、その後のメンテナンスが行いやすいのも片流れ屋根ならではの利点です。

 

低コスト

屋根の構造が非常にシンプルなため、材料のロスが少なく、職人の手間も軽減できる結果、建築コストを抑えることができます。

 

建物の規模によりますが、複雑な形状の屋根に比べると、数十万円単位でコストダウンできるケースもあります。

 

浮いた予算を内装や設備に回せるため、限られた予算の中でこだわりを実現したい方には魅力的な選択肢です。

 

デメリット

おしゃれで実用的、さらにコストも抑えられる片流れ屋根ですが、構造上の弱点も存在します。

 

雨漏りリスクが高い

片流れ屋根は、雨水が1箇所に集中するため、雨樋や軒先に大きな負担がかかります。

特に注意が必要なのが、「屋根の高い方の壁との接合部」です。

通常、屋根は壁を守るためにありますが、片流れの高い側は構造上、壁に向かって雨水が差し込みやすい「逆勾配」に近い状態になりがちです。

 

強風を伴う雨の際、接合部から水が浸入しやすく、築10年程度で雨漏りが発生するケースも少なくありません。

 

風の影響を受けやすい

屋根の形状が大きな「凧」のような役割を果たしてしまい、下から吹き上げる風の影響を強く受けます。

台風時などには、屋根を内側から持ち上げるような力が働くため、沿岸部や強風地域では、屋根材の飛散や接合部の緩みに対する事前の補強対策が不可欠です。

 

劣化が早い

片流れ屋根は一面が常に直射日光を浴び続けるため、特に南向きの場合は屋根材の劣化が早まります。

夏場には表面温度が70℃を超えることもあり、他の屋根形状に比べてメンテナンスサイクルが短くなる傾向にあります。

 

また、外壁の劣化にも注意が必要です。

屋根の高い方の壁は、軒(のき)による保護が不十分になりやすく、雨風や紫外線がダイレクトに当たります。

その結果、塗膜の剥がれや防水機能の低下が早く進み、雨だれ跡がつくだけでなく、壁自体から雨水が浸入するリスクが高まってしまうのです。

 

北向きの土地には向かない

片流れ屋根のメリットは、多くの場合「南向きの傾斜」を前提としています。

敷地条件により、屋根を北側に向けざるを得ない場合、太陽光の発電効率は落ち、室内も暗く寒くなりがちです。

 

・南側に高い建物がある

・敷地が北向きである

・台風や強風が非常に多い地域

 

これらに該当する場合、片流れ屋根の採用は慎重に検討すべきでしょう。

 

まとめ

片流れ屋根が決して「悪い屋根」というわけではありません。

大切なのは、初期コストの安さや見た目だけでなく、将来のリスクを理解した上で適切な対策を立てることです。

 

・新築時: ルーフィング(防水シート)の巻き込みをしっかり行い、雨仕舞いを徹底する。

・立地確認: 風が強い地域や、北向きの土地ではないかを確認する。

・長期計画: 10〜15年ごとの点検費用をあらかじめ考慮しておく。

 

「トレンドだから」という理由だけで決めてしまうのは危険です。

お住まいの地域の気候や土地の条件に合わせて、総合的に判断しましょう。

迷ったときは、ぜひ屋根のプロにご相談ください。

 

屋根工事に関するご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

【屋根修理】代表的な失敗例7つを専門家が徹底解説|平塚・株式会社いらか|屋根専門
【屋根修理】代表的な失敗例7つを専門家が徹底解説

 

「屋根の修理を頼みたいけれど、どこに頼めばいいのかわからない…」

「相場より高い請求をされないか不安…」

屋根のリフォームは一生のうちに何度も経験するものではありません。

そのため、知識がないまま契約してしまい、実は当社にご相談いただく方の約3割が「以前の修理で失敗した」と感じているという現状があります。

今回は、屋根の専門家が

 ・よくある失敗例7選

 ・失敗しない対策

について徹底解説していきます。

 

※この記事の内容は、YouTubeでも解説しています。

▶【屋根修理】代表的な失敗例7つを専門家が徹底解説!回避方法も教えます【雨漏り】【カバー工法】

 

屋根修理の失敗例

訪問業者との契約トラブル

最も多いのが、突然自宅を訪ねてくる業者とのトラブルです。

 

「近所で工事をしていて、お宅の屋根の傷みが見えた」などと親切を装って近づいてきますが、そもそも健全に運営している業者は、訪問営業に頼らなくても仕事の依頼があるものです。

不安を煽って不要な工事を提案したり、その場での即決を迫ったりする業者には注意してください。

また、所在地が不明瞭な会社も避けましょう。

 

近隣トラブル

工事が始まってから発覚することが多いのが、近隣住民とのトラブルです。

 

屋根工事には大きな音や埃が伴うため、業者による事前の挨拶回りは欠かせません。

挨拶なしに工事を始めると、苦情に発展し、最悪の場合は工事中断に追い込まれることもあります。

 

業者任せにせず、施主側も近隣への配慮を意識する必要があるでしょう。

 

雨漏りの再発

修理したはずなのに、また雨漏りしたというケースも少なくありません。

雨漏りの原因は表面の屋根材だけでなく、下地である防水シートの劣化に問題があることが多いです。

知識不足の業者が原因を特定せず、塗装や部分的な補修だけで済ませてしまうと、根本的な解決になりません。

 

地域の工事実績が豊富で、雨漏り修理のノウハウを持つ信頼できる業者を選びましょう。

 

カバー工法(重ね葺き工法)

カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法です。

既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材と交換する葺き替え工法よりも費用と工期を抑えられるメリットがありますが、下地が著しく傷んでいる場合には適しません。

 

中には利益や工期を優先し、無理にカバー工法を勧める業者も存在します。

そのまま施工すると、見えないところで劣化が進み、、将来的に多額の修理費がかかる恐れがあります。

 

適切な判断には専門知識が必要です。

カバー工法を検討する場合は、有資格者である屋根専門家に診断を依頼しましょう。

 

完成イメージの違い

完成したあとに思っていたのと違かったという失敗もよくあります。

 

例えば、同じ「ガルバリウム鋼板」でも、裏面に断熱材があるタイプとないタイプでは、雨音の響きや夏場の遮熱性能が全く異なります。

 

事前の打ち合わせが不十分だと、住み心地に直結する不満に繋がります。

見積書にある商品名を確認し、自身で検索したり、過去の施工写真を見せてもらうなどをし、納得いくまで確認しましょう。

 

費用の相違

見積書に「屋根工事一式」としか書かれていない場合は要注意です。

 

工事開始後に「下地が腐っていた」などと言って次々と追加費用を請求し、最終的に高額になる悪質なケースがあります。

 

契約前に「どういう場合に追加費用が発生するのか」を明確にし、できるだけ詳細な内訳を出してもらうことがトラブル防止のカギです。

 

補償の対象外

「火災保険で直せる」という勧誘には十分な注意が必要です。

保険が適用されるのはあくまで「自然災害」による被害であり、経年劣化による修理には使えません。

保険が降りないまま工事を進められ、全額自己負担になるトラブルが起きています。

 

保険はお客様と保険会社の契約であるため、業者が介入することはありません。

保険を利用したい場合は、保険適用であるかをお客様自身が事前に確認してから工事を進めるようにしましょう。

 

失敗を回避するための対策

失敗を回避するための対策は以下の3点です。

 

相見積もり

相見積もりは2〜3社から取りましょう。

 

その際、つい金額の安さに目を奪われがちですが、最も重要なのは「金額」ではなく「工事の内容」を比較することです。

安すぎる場合は、職人の手間賃を削ったり材料のグレードを落としたりしている可能性があります。

 

比較する際は、以下のポイントを必ず確認してください。

 ・メーカー指定のマニュアル通りに施工されるか

 ・各メーカーの純正部品を使用するか

もし、きちんとした施工手順を踏んでいなかったり、純正部品を使用していなかったりしたことが後から発覚した場合、メーカーの製品保証が受けられなくなるという最悪の事態を招く恐れがあります。

 

また、見積書の内容について質問した際、きちんと業者が説明できるかも

信頼できる業者かどうかを見極めるための重要な判断基準になります。

 

専門業者へ相談

信頼できる地元の専門業者を選びましょう。

Googleマップの口コミや、自社倉庫を構えて資材を適切に管理しているかなどをチェックしてください。

 

また、屋根事業の許可を持っているか、1級・2級技能士の資格を持つ職人がいるかも大きな指標になります。

 

公共機関へ相談

万が一困った際は、「住宅リフォーム 紛争処理センター」「消費生活センター」に相談しましょう。

訪問販売で契約してしまった場合でも、8日以内であればクーリングオフが可能です。

 

地域の建設業協会でもトラブルを受け付けている場合があるため、問い合わせをしてみるのも一つ手段です。

 

まとめ

屋根修理の失敗を避ける最大のコツは「納得できるまで説明してくれる、誠実な専門家を見つけること」です。

屋根修理は大きなお金がかかるからこそ、安さだけで判断せず、自分でも調べて納得した上で進めることが大切です。

神奈川県平塚市近郊で屋根に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度「いらか」までお気軽にご相談ください。

 

屋根工事に関するご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

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国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

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国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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実際にあった屋根の台風・強風被害3選|平塚・株式会社いらか|屋根専門
実際にあった屋根の台風・強風被害3選

 

台風シーズンになると屋根に被害が及ぶ可能性があります。

今回は、実際に起こった強風被害の事例を3つ挙げ、それぞれの原因や対策について解説していきます。

 

※この記事の内容は、YouTubeでも解説しています。

▶実際にあった台風強風被害3選についての解説動画はこちら

 

棟板金(むねばんきん)の飛散

屋根の頂上部分にある「棟」と呼ばれる金属の板が飛ばされる被害です。

 

原因

棟板金を固定する木材(貫板)が経年劣化で傷んでしまい、釘が効かなくなることで風に飛ばされやすくなります。

 

対策

10〜15年に一度の塗装で足場をかける際、塗装だけでなく、必ず棟の点検を行いましょう。

緩みがあれば打ち直しや補強を行うことが重要です。

塗装をしない場合でも、10年に一度は無料点検を受けるのが理想的です。

 

もし棟板金が飛ばされてしまった場合は、全日本瓦工事業連盟日本屋根外装工事協会の公式HPから、近くの屋根専門店に相談しましょう。

交換費用の目安は20~30万円です。

 

スレート屋根は、見た目を綺麗にする塗装にお金をかけるより、棟板金のメンテナンスに予算を回す方が、実質的な飛散被害を確実に防ぐことができます。

 

棟瓦の崩壊

古い瓦屋根の頂上部分が崩れたり、飛ばされたりする被害です。

事例のお宅では、棟の崩落から防水シートに穴が開き、深刻な雨漏りが発生していました。

原因

昔の工法では瓦の固定に屋根土が使われていました。

この土が経年劣化で砂状になり、保持力を失うことで崩れやすくなります。

また、下地の防水シートが紙製である場合、経年劣化で柔軟性が失われ、折り返しの部分からパキッと割れて穴が開く原因になります。

 

対策

外壁塗装などで足場をかける場合、棟も点検してもらいましょう。

瓦本体は長持ちしますが、棟は定期的なメンテナンスが必要です。

 

交換費用は棟の長さによりますが、50万円前後が目安です。

修理箇所が多い場合は100万円ほどかかることもありますが、棟をしっかり修理することで瓦屋根全体の寿命を延ばすことができます。

 

スレート屋根の割れ

屋根材の一部が割れて飛んでいってしまう被害です。

屋根材が割れると、塗装された表面が剥がれて下地の色が見えたり、防水シートや釘を打っている箇所が露出したりしてしまいます。

見た目は衝撃的ですが、屋根材の下には防水シートがあるため、すぐに雨漏りするわけではありません。

1ヶ月以内を目安に信頼できる屋根専門店へ相談することが推奨されます。

 

原因

根本的な原因は、台風そのものよりも、過去に人が屋根に乗ったことでついたヒビ(踏み割れ)であることがほとんどです。

スレートの厚みはわずか5.5mmです。

年数が経ち、屋根材が反って浮いた状態のところに台風の強い風圧がかかることで、踏み割れの亀裂から一気に割れてしまいます。

 

対策

スレート屋根を長持ちさせるには、屋根に人を登らせないことが最大の防衛策となります

 

部分的な補修費用は10万〜20万円ほどですが、1箇所割れたということは他の場所にも「踏み割れ予備軍」が無数にある可能性が高いと言えます。

 

補修を繰り返すリスクを避けるため、将来を見据えて150万円ほどかけて「カバー工法」などで全面リフォームする方がトータルコストでは安くなるケースも多々あるため、スレート屋根で部分補修を検討している場合は注意が必要です。

 

まとめ

今回は、台風や強風による実際の被害事例を3つご紹介しました。

強風への備えは、早めの点検と、屋根を傷めないためのちょっとした意識から始まります。

屋根について気になることがございましたら、まずは信頼できる専門家へ相談してみてください。

 

 

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

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2026年以降のおすすめ屋根材3選!|平塚・株式会社いらか|屋根専門
2026年以降のおすすめ屋根材3選!

「屋根のメンテナンス時期だけど、何を基準に選べばいいかわからない……」 「ネットの情報が多すぎて、逆に迷ってしまう」そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は屋根材選びを間違えてしまうとわずか10年で雨漏りが発生し、最悪の場合は建物全体の修繕に2000万円以上の費用がかかってしまうこともあります。

今回は、2026年以降の最新トレンドを踏まえ、

・屋根材の重要性

・屋根材選びのポイント

・おすすめの屋根材3選のメリット・デメリット

について解説します。

 

※この記事の内容は、YouTubeでも解説しています。

▶2026年以降のおすすめ屋根材3選!についての解説動画はこちら

 

屋根材の重要性

住宅の中で、最も過酷な環境にさらされているパーツが屋根です。

365日、直射日光や雨風、雪などにさらされ続けるため屋根材はどうしても劣化していきます。

雨漏りは単に家の中に水が入るだけが問題ではありません。

浸水した水により、柱や梁が腐るリスクが高まり、さらに湿気によってカビやシロアリのリスクも上がります。

 

また、雨漏りの多くは屋根裏や壁の中など、見えない場所で進行します。

気づいた時には手遅れになっている場合もあるため、最初の屋根材選びは非常に重要です。

 

屋根材選びのポイント

2026年以降の屋根選びには、以下の3つの新しい視点が必要になります。

 

脱炭素・省エネ

2025年4月から「建築物省エネ法」が改正されました。

遮熱性の高い屋根材を選ぶことで冷暖房効率が大きく変わり、電気代の節約に直結します。

 

太陽光パネルを設置する場合は、その重さに耐えうる強度を考慮しなければなりません。

 

災害耐性

台風、ゲリラ豪雨、地震など、近年の自然災害の増加を考えると、耐風・耐震性能は重視した屋根材は非常に重要です。

屋根材は重いと、耐震性能に影響します。

しかし、単に軽ければ良いわけではなく、屋根材が風に飛ばされないように適度な重量感とバランスが大切です。

 

メンテナンス性

目先の安さ(イニシャルコスト)だけでなく、30~40年先まで見据えたメンテナンス費用(ランニングコスト)で選ぶのが重要です。

 

おすすめの屋根材3選

シングル屋根材(アスファルトシングル)

北米で主流の、ガラス繊維にアスファルトを染み込ませ、表面に石粒を吹き付けたシート状の屋根材です。

メリット:価格が安く、施工費も抑えられます。カラーバリエーションが豊富で、特に洋風の家に非常にマッチします。

以前は芯材が紙で剥がれやすいのが弱点でしたが、現在はガラス繊維が使われているため、耐久性が向上しています。

 

デメリット:薄いシート状であるため、断熱性や遮音性はあまり期待できません。

また、強風で剥がれるリスクがあるため、立地条件の確認が必要です。

 

ガルバリウム鋼板

アルミニウムと亜鉛でメッキ加工された、金属屋根材です。

メリット:屋根材の中で最も軽く、耐震性能に優れています。

継ぎ目が少なく屋根内部に水が入りづらいため、防水性にも優れています。

断熱材一体型のものもあるため、夏の暑さ対策にも有効です。

省エネ性能が高く、2026年以降の基準にマッチしています。

メーカー保証が20~30年と長いのも魅力的です。

 

デメリット:断熱材がついていない場合、雨音が響きます。

非常に薄いため、飛来物で屋根材が凹んでしまう可能性があります。

また、錆びに強いとはいえ錆びないわけではないため、海岸沿いは避けた方が良いでしょう。

 

平板瓦

近年、瓦の中で最も選ばれている凸凹の少ない、フラットな瓦屋根材です。

シンプルでモダンな住宅に合わせやすいデザインが特徴です。

メリット:瓦同士を固定するフックがついているため、地震や台風でもズレ落ちにくい構造になっています。

また、水返し構造により雨水が入りにくく、通気層によって断熱性・遮音性も高まります。。

家の内部が湿気にくくなるため、建物そのものが長持ちします。

防災性・デザイン性・メンテナンス性が備わった高性能な屋根材です。

 

デメリット:初期費用(イニシャルコスト)が高いです。

しかし、塗装が不要なため、30年単位のトータルコストでは安くなるケースが多いです。

 

専門業者へ相談する際の注意点

既存住宅の場合、現在の屋根の状態や建物の強度・築年数によって最適な選択肢は変わります。

それらを考慮した上で、必ず信頼できる地元の専門業者に相談しましょう。

 

特に注意したいのは、「とにかく安く」と初期費用(イニシャルコスト)だけで選んでしまうことです。

極端に安い見積もりは、5年・10年後に再工事が必要になるケースも少なくありません。

 

せっかくのリフォームですから、メリットとデメリットをしっかり説明してくれる業者と一緒に、後悔しない屋根選びをしましょう。

 

まとめ

今回は2026年以降のおすすめ屋根材3選について紹介しました。

屋根材にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。

 

コストを抑えたい→シングル屋根

軽量で耐震性能を上げたい→ガルバリウム鋼板

将来のメンテナンスを楽にしたい→平板瓦

 

といったように、どの部分を重視して屋根材を選ぶかという基準が非常に大切です。

また、住んでいるエリアの環境も重要です。たとえば海岸沿いでは、金属屋根は注意が必要になります

 

エリアやライフスタイル、価値観によって、その家に合う屋根材は変わります。

ぜひ専門業者と相談しながら、後悔しない屋根選びをしてください。

 

 

 

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ガルバリウム屋根の弱点について徹底解説!|平塚・株式会社いらか|屋根専門
ガルバリウム屋根の弱点について徹底解説!

ガルバリウム鋼板は錆びに強い非常に優秀な屋根材です。

しかし、どのような屋根材にもメリット・デメリットは存在します。

 

今回は、ガルバリウム屋根の弱点にスポットをあてて徹底解説していきます。

後悔しないための対策もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考になれば幸いです。

 

※この記事の内容は、YouTubeでも解説しています。

▶ ガルバリウム鋼板についての解説動画はこちら

 

ガルバリウム鋼板とは

屋根材の中でも最も軽量で施工がしやすい屋根材です。

これまで金属屋根といえば、トタンが一般的に使用されていましたが、トタンは錆びやすく耐用年数は10~20年程度でした。

その後、ガルバリウム鋼板が登場しました。

ガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛・シリコンでできたメッキ鋼板で耐用年数が長く、耐震性、耐熱性、耐水性に優れているという特徴があります。

 

雨音が響きやすい

ガルバリウムは薄い金属板のため、激しい雨が降ると「カンカン」という高い音が室内に響くことがあります。

雨が強い日には気になる方もいるのではないでしょうか?

瓦屋根の場合は、陶器製で屋根に厚みがあり、さらに野地板と瓦の間に空間があるため基本的に音の問題は発生しません。

しかし、ガルバリウム屋根の場合は素材自体が薄いためどうしても音が響きやすくなってしまうのです。

 

対策

「断熱材一体型」のガルバリウム屋根を選びましょう。

裏面に断熱材がついているタイプであれば、音を吸収して騒音を大幅に軽減することができます。

 

錆び

ガルバリウムは錆びに強い屋根材ですが、絶対に錆びないわけではありません。

 

以下のような環境では、錆が発生するリスクが高まります。

・沿岸地域での塩害

・都市部の酸性雨

・線路の近く(鉄粉が舞い錆の原因に)

 

また、錆びやすい箇所として

・水の溜まりやすい折り返し部分

・エアコン室外機の水が当たる部分

・屋根に溜まったままの落ち葉(湿気がこもる原因)

・施工時に人が上った際の傷

などが挙げられます。

 

多くのメーカーは錆びた際の保障を設けていますが、保証対象は「製品不良に対する錆び」のみです。

塩害やエアコンの排水等による錆びは、環境的要因であるとみなされ保証対象外となる場合があるため注意が必要です。

 

対策

定期的なメンテナンスを行い、水が溜まる場所や異常がないかを確認をしましょう。

また、塩害地域では定期的な水洗浄を行うことで、錆び予防に大きな効果があります

 

断熱性

屋根材自体が薄いため、熱を通しやすく夏場や2階が非常に暑くなりやすいです。

エアコンが効きにくいといった悩みに繋がることもありあす。

対策

「断熱材一体型」の屋根材を使用することで、雨音対策暑さ対策と一緒に暑さ雨音対策にも効果的です。

 

また、遮熱シートを屋根材の下に敷くのも有効です。

断熱材は熱を溜め込む性質があり、温まりきると断熱効果が効かなくなってしまいますが、遮熱シートは熱を跳ね返すため夏場の暑さ対策におすすめです。

 

さらに、棟換気を設置することで屋根裏に溜まった熱気を外へ逃がし、室内環境の改善にもつながります。

 

初期費用の高さ

ガルバリウム屋根は、スレート屋根と比較すると初期費用がおよそ1.5~2倍程度と高めです。

しかし、長期的な視点で見ると、スレート屋根は10年ごとに塗装によるメンテナンスが推奨されるのに対し、ガルバリウム屋根は色褪せてくる可能性はありますが、20~25年程度はメンテナンスが無しでも耐えられる場合が多いです。

そのため、トータルコストではガルバリウム屋根の方が安くなるケースも少なくありません。

 

施工不良トラブル

ガルバリウムの施工には専門知識が必要です。

各社定められた施工マニュアルに沿った施工が出来ていないと、雨漏りの原因になってしまったり、メーカー保証が受けられなくなる恐れがあります。

 

具体的な施工不良の例として

・雨仕舞い(防水処理)を理解していない業者による施工

・屋根勾配に適さない材料の使用

・釘のピッチ(間隔)が不適切で、強風時に屋根が飛んでしまう

などがあります。

 

対策

信頼できる施工業者を選ぶことが何より重要です。

ホームページで金属屋根の施工事例が豊富か、Googleレビューの評価が良いかを確認しましょう。

 

また、「棟部分の捨て板金(下地の板金)は必要ですか?」「この勾配でこの屋根材は大丈夫ですか?」といった専門的な質問をし、即答できるかどうかも判断材料になります。

 

見積りを取る際、複数社から見積もりを取ることもあるでしょう。

その際に、価格だけで判断しないことが大切です。

純正品を使わずに安く済ませる業者の場合、保証が受けられないことがあります。

 

工事中の現場や、業者の倉庫を見せてもらうのも信頼できる施工業者を選べる対策になります。

倉庫が無い会社の場合、下請けに丸投げしている可能性が高いです。

 

後悔しないためのポイント

ガルバリウム屋根を選んだ際に後悔しないよう、定期的なメンテナンスを行いましょう。

5~10年に一度、無料点検を利用するのがおすすめです。

また、外壁塗装で足場を組んだ際には軽く屋根を散水してもらうだけでも錆びの防止になります。

 

まとめ

ガルバリウム屋根は耐久性・軽量性・メンテナンス性に優れた非常に魅力的な屋根材です。

一方で、雨音・断熱性・錆び・初期費用・施工品質など、知っておくべき弱点も存在します。

後悔しない屋根選びを行うためにも、ガルバリウム屋根のメリット・デメリットを正しく理解したうえで、自分の住まいや環境に合った選択をしていきましょう。

 

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この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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