2016年03月01日
2016年1月から平塚市内のお客様
K様邸の工事をさせていただきました。
総タイル張りなので30年以上経過しているとは思えない外観ですが見えない部分は確実に劣化しています。
もちろん耐震対策も兼ねてLIXIL Tルーフへ葺き替えることに。
既存瓦をおろしコンパネ(ベニヤ板)を重ね張ります。
古い建物の屋根下地には杉板を使用していることが多くそれでは現在の施工基準を満たすことが難しくなっており
多くの場合コンパネを増し張りします。
理由はビスや釘の保持力の確保または屋根自体の強度を上げる目的があります。
コンパネ増し張り施工中
張り終わるとすぐにルーフィング(防水シート)を施工します。
使用するのは「ライナールーフ」
成田屋ではこの見えないルーフィングにこだわりがありこの高級品ライナールーフを使います。
雨漏れ原因の多くはルーフィングの劣化からくるもので
逆にルーフィングさえしっかりしていれば屋根材は劣化していても30年くないなんでもないってお宅もあります。
そしてその屋根に使われているルーフィングはほぼライナールーフなのです。
棟中央部分に換気開口を設けます。
仕上がるとこんな感じになります。(写真はTルーフ用ではありません)
小屋裏の温度や湿度を一定に保つ働きがあり建物の寿命を伸ばす効果があります。
単純に夏が涼しくなるって効果の方がお客様の実感できる違いだとはおもいますが。
棟部中央に見えるのが換気棟です、仕上がるとこんな感じです。
Tルーフクラシック ダークブラウン色で施工
落ち着いた良い色です。
・軒天・破風の塗装
・雨樋の交換
・Tルーフへの葺き替え
以上が今回K様邸の主な工事となります。
元々の建物も大きく立派ですので写真映えしますね。
K様ありがとうございました。
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