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富岡製糸場の瓦屋根

世界遺産の「富岡製糸場」へ行ってきました

なぜ行ったのかというと

明治時代から建物がほとんど変わらない状態で残っているからです。

壁はレンガ、屋根はもちろん瓦です。

瓦はこの建物を構成する部材でとても大きな役割を担っています。

現在の工法とは違う「土葺き」

じつはこの工法「野地や防水シートに穴を開けない」ので

じつはとても理にかなっています。

瓦も現在のものより大きく

重なりもかなり大きくとっています

半分くらい重なっている。

 

工場なので天井はなく

野地板が丸見えです

 

雨漏れの箇所はあるのかなっと

簡単に見ましたが見当たりませんでした。

 

また役物瓦(袖瓦)も使用せずに

しっくいで仕上げです。

とて素敵です。

 

 

ちなみにこの建物で使用いるレンガも

瓦の職人が焼いたそうです。

 

棟はかなり高い!?

 

 

窓上の庇も外壁や窓枠など

木部を守るため。

適材適所に使われていて美しい。

シンプルで必要最小限、

昔の日本家屋は質素で好きです。

 

展示物もとても見やすくおすすめです。

成田