2023年06月25日
目次
軒天が剥がれだした!軒天が劣化する理由とは?!
最近、軒天が剥がれ出したなどの悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
同じ住宅に長期間住み続けるためには、適切なメンテナンスが重 要になってきます。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
普段から軒天などの状態に気を配り、屋根修理や屋根リフォームを検討したいところ。
住宅のメンテナンスに関心を持っている方に向けて軒天がどうして劣化するかについて解説するので、
気になる方は参考にしてください。
軒天が剥がれているとどのような問題が発生している可能性が高いか
軒天が剥がれ出すと、屋根からの雨漏りが発生している可能性が高いです。
屋根からの雨漏りの進行を放置し続けた結果、シロアリなどが発生し、
最終的に住宅の倒壊などの問題が発生する恐れがあるので注意してください。
軒天が剥がれているのを見つけたら、メンテナンスをいち早く行うのが大事。
雨漏りした軒天が剥がれるのを促進させる原因
雨漏り以外にも軒天が剥がれる原因がいくつか存在します。
ここでは、どのような原因で軒天が剥がれるのを促進させるかについて触れていきます。
経年劣化
住宅は年数を重ねるごとに劣化し、雨漏りなどの問題が発生するので注意が必要。 築年数が何年なのかを知り、
屋根修理や屋根リフォームを行うか検討しましょう。
環境やメンテナンスの頻度などによって、劣化の速度が変わってきます。
自然災害
地震や強風などの自然災害が原因で軒天が剥がれるケースも存在します。
剥がれないようにするためにも、定期的に塗装や修理を心掛けるのが大切。
軒天が劣化しているかどうかを判断する方法
軒天が剥がれ、劣化しているかどうかを判断するポイントは何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
劣化しているかどうかを見極める方法は以下の通り。
・色褪せ
・カビ
・穴
ここでは、劣化しているかどうかを判断する方法について説明します。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
色褪せ
軒天の表面が紫外線によって色褪せていきます。
劣化の進行を最小限に抑えるためにも再塗装を行うのが大切。
カビ
カビや藻が発生している場合、雨漏りだけでなく、
軒先が剥がれていないかどうかもチェックしましょう。
雨水が排水できていないと、カビや藻が発生しやすくなるので注意してください。
穴
著しく劣化している部分に穴が開いている場合があります。
穴から鳥や虫が侵入するため、軒天に欠落や穴が発生していないかどうか把握するのが大事。
欠落があると、腐食している可能性が高いです。
剥がれた軒天を補修する方法
軒天が剥がれた際、補修する方法として以下のものが挙げられます。
・カバー工法
・張り替え工法
ここでは、軒天の補修方法について紹介するので、屋根修理や屋根リフォームなどを予定している方は参考にしてください。
カバー工法
カバー工法は既存の軒天の上に新しい軒天材を重ねて張り付ける工法。
撤去作業が無く、費用を安く抑えられるのがメリットです。
張り替え工法
張り替え工法は既存の軒天材を撤去した後、新しい軒天材に張り替える工法。
軒天が著しく劣化している場合はカバー工法ではなく、張り替え工法を行う必要があります。
鳥の巣などを撤去できるのもメリットに挙げられます。
カバー工法に比べ、工期が長くなるのに加え、費用がかかってしまう点に注意してください。
軒天の補修を行う業者の探し方
剥がれた軒天を補修する際、信頼できる業者に依頼するのが大切。
さまざまな業者の中から1社に絞るためには、
一体何をチェックすれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
ここでは、軒天の補修を行う業者を探すポイントについて解説します。
施工実績
過去に一体どのような施工実績があるかをチェックし、技術があるかどうか判断するのが重要です。
工期や費用などを把握することも可能。
保証の内容
リノベーション・リフォームを行ったら終わりではありません。
施工が終了した後もメンテナンスを続け、雨漏りなどの問題を防ぐのが重要です。
保証が充実しているかどうかをチェックし、依頼するかどうか検討してください。
屋根修理見積もりが分かりやすいか
屋根修理や屋根リフォームのトラブルを避けるためにも、見積もりを細かくチェックしましょう。
業者が作成した見積書を見て、疑問を感じた際は業者に質問するのが大切。
軒天に関する疑問をそのままにしてしまうと、後でトラブルが発生する恐れがあります。
業者の理念
業者によって理念が異なります。 気になる業者を見つけたら、
どのような理念を掲げているかをチェックし、共感できるかどうか判断しましょう。
施工エリア
施工エリアが一体どこかも依頼するかどうかの決め手。
業者によっては施工エリア外の可能性も十分考えられます。
まとめ
軒天が剥がれ出すと、雨漏りの被害が大きくなるのでいち早く対処しましょう。
普段から住宅の状態に気を配り、メンテナンスする必要があるか判断することが大切です。
経年劣化や自然災害も軒天が剥がれる原因。 強風などが発生した後は軒天などに問題ないか把握することをおすすめします。
屋根修理や屋根リフォームなどについて気になることがある方は業者に一度相談してはいかがでしょうか?
適切なアドバイスを受け、住宅の問題を解決してください。
【軒天の劣化、軒天の剥がれ】のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
![](https://www.tenmado-senmon.com/info/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200.jpg)
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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