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雨樋に雨水が溜まる原因とは?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

雨樋に雨水が溜まる原因とは?!

屋根に設置されている雨樋は雨水を排水溝へ排水する役割を持つ設備です。

場合によっては雨水が雨樋に溜まり、溢れてしまう可能性があるので注意が必要。

雨水が溜まっているのを放置し続けていると、さまざまな問題に発展する恐れがあるので、できる限り早めに対処しましょう。

今回は雨樋に雨水が溜まる原因について解説します。

住宅に関心のある方は参考にしてください。

雨樋に雨水が溜まる原因

雨水が雨樋に溜まる原因は複数存在します。

主な原因として、以下のものが挙げられます。

成田崇
成田崇
雨樋つまりのほとんどが落ち葉によるものです

・落葉やゴミ

・勾配不良

・変形

・野鳥の巣

早速ですが、各原因について説明するので、気になる方は一度チェックしてください。

落葉・ゴミ・泥

落葉やゴミ、泥などが雨樋を詰まらせ、雨水を溜まりやすくなるので注意が必要。

雨樋を設置し続けていると、落葉などが溜まっていきます。

定期的に雨樋の掃除を行い、落葉などを取り除いてください。

場合によってはどこかからボールなどが飛んでくるかもしれません。

勾配不良

雨樋の歪みによって勾配不良が生じます。

雪や台風などの負荷で雨樋が歪む可能性があります。

結果、排水の流れが悪くなり、雨樋に雨水が溜まりやすくなるので注意してください。

変形

雨樋の変形も雨水が溜まりやすくなる原因の1つ。

経年劣化や温度変化で雨樋が変形します。

結果、雨水が溜まりやすくなります。

雨樋のメンテナンスを行う際、変形の有無をチェックするのが重要。

野鳥の巣

野鳥が雨樋に巣作りを行っている場合もあります。

雨樋に巣作りを行う理由として、以下のものが挙げられます。

・外敵から身を守る

・快適な温度を保つ

鳥獣保護管理法によって雛や卵がいる野鳥の巣を許可なく撤去することが禁止されているので注意が必要。

野鳥の巣を見つけ次第、駆除業者に一度相談してください。

鳥獣保護管理法に違反してしまうと、罰則が課されます。

雨樋に溜まった雨水が引き起こす問題

雨樋に溜まった雨水はさまざまな問題を引き起こします。

雨水が引き起こす主な問題は以下の通り。

・雨樋の破損

・シロアリの発生

・屋根

・外壁の劣化

・異臭

・騒音

ここでは、各問題について取り上げます。

雨樋の破損

雨水が雨樋に溜まれば溜まる程、圧力が雨樋にかかってしまいます。

結果、亀裂や破損を引き起こす可能性があるので注意してください。

シロアリの発生

雨樋に雨水が溜まり、排水溝へ適切に排水されなくなると、シロアリが発生しやすくなります。

シロアリは湿度の高い場所を好みます。

住宅にシロアリが集まった結果、住宅の寿命を短くしてしまうかもしれません。

屋根・外壁の劣化

雨水によって、屋根や外壁が劣化するので注意が必要。

建物内部に雨水が侵入してしまうと、木材の腐食などが発生します。

成田崇
成田崇
雨樋が無いと外壁に雨水が直接当たり外壁の劣化を早めます

雨樋の問題は建物全体に関わることを理解し、適切なメンテナンスを心掛けましょう。

異臭

雨樋に溜まった雨水を放置し続けると、異臭が発生します。

異臭によって、近隣住民に不快感を与えてしまうので、注意してください。

騒音

雨樋から雨水が落ち続け、水音が鳴り続けることで近隣住民との間でトラブルが発生する恐れがあります。

また、雨水が跳ねて隣の建物の外壁などにかからないようにするのが重要。

雨樋のメンテナンスは危険が伴う

雨水が雨樋に溜まっているので、メンテナンスをDIYで済ませようと考えている方も多いのではないでしょうか?

高所での作業が伴うため、場合によっては転落する可能性があります。

雨樋に何か問題が発生した際、業者に相談することをおすすめします。

雨樋のメンテナンスを行う業者の選び方

雨樋のメンテナンスを行う業者は複数存在しており、信頼できる業者を見つけることが重要。

トラブルを避けるためにも、情報収集を十分行ってください。

ここでは、業者の選び方について説明します。

自社で施工を行っているか

自社で施工を行っているかどうかが選ぶ決め手。

業者によっては中間マージンが発生するかもしれません。

費用を少しでも抑えたい方は自社で施工している業者を中心にチェックしてください。

過去に一体どのような施工に携わっていたか

過去の施工事例も依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

公式サイトに掲載されている施工事例をチェックすることにより、施工内容や工期などを把握することが可能。

施工の様子を撮影した写真で施工のイメージを掴みましょう。

見積書に記載されている内容

見積書の内容が分かりやすいかどうかも業者選びのポイントです。

使用する部材や費用の内訳などが詳細に記載されているかどうかを踏まえ、契約を進めてください。

不要な内容を記載していないかどうか心配な方は複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

保証内容が充実しているか

雨樋に溜まった雨水を対処した後も住宅のメンテナンスを定期的に行う必要があります。

気になる業者を見つけたら、保証内容をチェックし、依頼するかどうか判断しましょう。

まとめ

雨樋は住宅を守るために必要な設備。

雨水が溜まり続けていると、雨樋の破損やシロアリの発生などの問題に発展する可能性があります。

被害が大きくなる前に業者に一度相談してください。

 

雨樋修理のご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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