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雨樋ネットのメリット・デメリットについて|平塚・株式会社いらか|屋根専門

雨樋ネットのメリット・デメリットについて

成田崇
成田崇
雨樋ネットとは落ち葉などが雨樋に入るのを防ぐネットです

雨漏り対策のために雨樋を設置する場合が多いです。

普段から雨樋や屋根などの状態をチェックし、必要に応じて住宅のメンテナンスを行うことになります。

住宅によっては雨樋に雨樋ネットが用いられているかもしれません。

今回は雨樋ネットのメリット・デメリットについて説明します。

住宅について関心のある方は一度チェックしてください。

雨樋ネットとは一体何か

雨樋ネットは落ち葉やゴミなどが雨樋に溜まるのを防ぐための物。

何かしらの拍子で異物が雨樋を詰まらせてしまう場合があります。

雨樋から雨水を排出させるためには、落ち葉やゴミなどを侵入させないようにすることが大切です。

さまざまなメーカーから雨樋ネットが製造されており、通販サイトなどで購入する際は1つ1つ細かくチェックしておきたいところ。

雨樋ネットのメリット

雨樋ネットのメリットとは一体何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか? 住宅を守る上で雨樋ネットのメリットを押さえておくのが大切です。

主なメリットは以下の通り。

・鳥の巣ができにくい

・雪による負担を軽減できる

・取り付けやすい

落ち葉やゴミなどで雨樋が詰まりにくくなる以外にさまざまなメリットが存在します。

ここでは、各メリットについて説明するので、屋根修理・屋根リフォームを予定している方は一度参考にしてください。

鳥の巣ができにくい

鳥の巣が雨樋にできにくくなるのが雨樋ネットを付けるメリットのひとつ。

鳥の巣・卵の撤去や鳥の駆除は鳥獣管理保護法が関わってきます。

鳩などが居着いてしまうと、騒音や糞などによるトラブルも発生します。

鳥に関するトラブルを避けたいと感じている方は雨樋ネットを付けるかどうか一度検討してはいかがでしょうか?

雪による負担を軽減できる

雨樋に雪が入り込んでしまう場合も存在します。

雨樋ネットを付けることにより、雪が入るのを防ぎ、雨樋にかかる負担を軽減することが可能。 雪の重みは雨樋に負担を与えます。

結果、雨樋の破損に繋がります。

雨樋を付ける際、降雪地域かどうか意識しておきたいところ。

降雪地域に住む際は積雪対策を行いましょう。

雪の被害に関しては下記の方法もあります。

付けやすい

雨樋ネットは付けやすいのもメリットに挙げられます。

付け方はシートを丸めたら、金具で留めるだけ。

雨樋ネットのデメリット

雨樋ネットはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

どのようなデメリットがあるかを意識した上で付けることが大切です。

雨樋ネットの主なデメリットは以下の通り。

・雨樋の掃除に手間がかかる

・付ける際に転落する恐れがある

・小さな落ち葉やゴミなどを防げない場合がある

ここでは、各デメリットについて説明します。 雨樋ネットを付けようと考えている方は一度参考にしてください。

雨樋の掃除に手間がかかる

留め具で雨樋ネットを付ける関係上、雨樋を掃除するのに手間がかかってしまいます。

掃除の際、雨樋ネットを一度外すことになります。

成田崇
成田崇
上の写真のように雨樋ネットが落ち葉などが雨樋に入るのを完全に防ぐことは出来ないのです。

付ける際に転落する恐れがある

雨樋ネットを付ける際に転落する恐れがあるのに注意したいところ。

住宅によっては雨樋が2階や3階に設置されている場合があり、雨樋ネットを付けるのが難しいです。

はしごや脚立に登って作業を行う際は安全管理を意識してください。

2人以上で作業を行い、転落などのアクシデントが起きた際にすぐ対応できるようにするのが重要です。

小さな落ち葉やゴミなどを防げない場合がある

小さな落ち葉やゴミ、砂埃などが雨樋ネットを通り抜けてしまうのもデメリット。

通り抜けた異物が溜まっていくと、雨水の流れが悪くなり、雨漏りなどの弊害を引き起こしてしまいます。

雨樋ネットを付けた後も放置するのではなく、掃除する日を設け、雨樋の中に溜まった小さな落ち葉やゴミなどを取り除きましょう。

雨樋ネットを選ぶ際のポイント

雨樋ネットを購入する際、どのような部分に注目すれば良いかを押さえておきたいところ。

人によっては初めて購入するのではないでしょうか?

ここでは、雨樋ネットを選ぶ際のポイントを何点か紹介します。

素材

雨樋ネットによって素材が異なります。

施工しやすいかどうかはもちろん、耐久性に優れているかどうかを意識しておくのが大事。

費用

雨樋ネットを購入する際、どのくらいの費用がかかるかも選ぶ決め手です。

予算の範囲内かどうかを踏まえた上で購入するかどうか判断してください。

サイズ

幅や長さも選ぶポイント。

雨樋のサイズがどのくらいかを把握した上で雨樋ネットを購入するようにしましょう。

雨樋ネットを付けるのを業者に依頼するのが大事

雨樋ネットを付けるのはどうしても手間と危険が伴います。

転落などを避けるためにも、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

施工事例はもちろん、相談時の対応や見積書に記載されている内容、保証が充実しているかどうかなどを踏まえた上で契約を進めてください。

まとめ

雨樋ネットは落ち葉やゴミなどで雨樋が詰まるのを防ぎつつ、鳥の巣や雪などに悩まされにくくなるのがメリット。

思い入れのある住宅に長く住み続けるためには、雨樋の状態に気を配ることが大切です。

また、付ける際に転落する恐れがあるなどのデメリットもあるので、雨樋ネットで落ち葉やゴミなどの対策を行おうと考えている方は注意してください。

屋根修理・屋根リフォームをこれから予定している方は業者に雨樋のアドバイスを受けることをおすすめします。

業者に相談したい内容を一度整理してはいかがでしょうか?

 

雨樋修理や雨樋リフォームのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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