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屋根の部分補修はダメ?!損をするその理由とは?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

屋根の部分補修はダメ?!損をするその理由とは?

屋根のひび割れなどを補修するため、

リフォームまたはリノベーションを予定している方も多いのではないでしょうか?

屋根の補修方法には、部分補修と全面補修があります。

日常生活に支障をきたさないためにも、

全面補修を行いましょう。

今回は、どうして屋根の部分補修を行うと損をするかについて解説するので、

気になる方は参考にしてください。

屋根の部分補修で損をする理由

屋根の部分補修を行うと損をする理由は以下の通り。

・他にも補修が必要な箇所が存在する可能性が高い

・他の箇所に負担を与える可能性がある

・長期保証が付かない場合がある

・修理した箇所が目立ちやすくなる

早速ですが、各理由について説明するので、屋根の破損に悩まされている方は一度チェックしてください。

他にも補修が必要な箇所が存在する可能性が高い

屋根は、雨や風、紫外線などに1年中晒されています。

1箇所だけでなく、他にも傷んでいる箇所が存在する可能性が高いです。

部分補修の場合、何度も行う必要があるのに対し、

全面補修は一度で補修を済ませられます。

特に雨漏りの場合は「ルーフィングの劣化が原因」である可能性が高いです

 

その場合は雨漏りしている屋根だけ補修しても

成田崇
成田崇
「雨漏りはその部分だけ補修すれば良い」は間違いです

その翌年は反対側の屋根が雨漏りしてきた・・・なんてことも少なくありません

他の箇所に負担を与える可能性がある

部分補修を行うと、補修していない箇所に負担を与えてしまう場合があります。

負担を与え続けた結果、雨漏りなどの問題が発生してしまうかもしれません。

新たに補修する手間がかかるのも損をする理由のひとつです。

長期保証が付かない場合がある

部分保証の場合、長期保証が付かない可能性がある点に注意しましょう。

リフォーム・リノベーションを行う際、アフターフォローも重要になってきます。

成田崇
成田崇
ほとんどの場合、部分補修には保証はつきません

施工の内容によっては、不具合が発生しているかもしれません。

いざという時に保証が受けられない点も部分補修を行うと損をする理由のひとつです。

雨漏りを防ぐためにはルーフィングを補修することが大事

屋根の下に貼られているルーフィングにより、雨漏りを防ぎます。

ルーフィングは、防水シートのこと。

雨が降っても、ルーフィングがあることにより、

雨水は屋根材の上を通って雨桶で排出されます。

雨漏りが起きている場合、屋根材だけでなく、

ルーフィングの破損や雨桶の詰まりなどが起きているかもしれません。

成田崇
成田崇
ほとんどの雨漏りの原因はルーフィングの劣化です

ルーフィングを新しくし、雨漏りによる被害を最小限に抑えることが大切です。

また、雨漏りが原因で漏電が発生し、最悪の場合は火災に発展するかもしれません。

普段から住宅の状態に関心を持ちましょう。

屋根の部分補修を行うメリットとは

損をする理由は分かったものの、

メリットはあるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

部分補修には、メリットも何点か存在します。

ここでは、どのようなメリットがあるか触れていきます。

費用を安く抑えられる場合がある

全面補修に比べ、1回当たりの費用を安く抑えることができます。

ただし、部分補修を何度も行ってしまうと、

成田崇
成田崇
その時に払うお金は少ないですがトータルでは高いです

1回の全面補修より費用がかかってしまうかもしれない点に注意してください。

工事の日数が短い

部分補修は全面補修に比べ、工事の日数を短く済ませられます。

仕事などが忙しく、リフォーム・リノベーションに関わる時間が中々取れないと感じた場合、

部分補修も選択肢に挙がってきます。

屋根の状態によっては、最短で1日で終わるかもしれません。

屋根の補修を行う業者の選び方

屋根の補修は高所での作業も必要になってくるので、

業者に依頼する必要があります。

リフォーム・リノベーションの規模に関わらず、信頼できる業者を見つけましょう。

トラブルを避けるためにも、業者を選ぶ際のポイントを押さえてください。 ここでは、屋根の補修を行う業者の選び方について解説します。

施工実績が豊富

気になる業者を見つけたら、施工実績をチェックしてください。

成田崇
成田崇
屋根専門業者に依頼しましょう

施工内容はもちろん、かかった費用や依頼人のコメントなどを踏まえ、

依頼するかどうか判断しましょう。

こちらから選ぶと良いと思います

屋根外装工事協会

全日本瓦工事事業連盟

自社に職人を抱えていて長年屋根工事業を営んでいる会社です

 

屋根を細かく点検するか

破損した屋根を細かく点検するかどうかも依頼するかどうかの判断基準。

業者によっては、

高所カメラやドローンを用いて屋根を細かくチェックする場合があります。

屋根の状態に応じた提案を行うか

屋根の状態に応じたリフォームプランを提案するかどうかも重要になってきます。

見積もりや打ち合わせの際、気になることがあったら

、業者に質問することが大切です。

分からないことをそのままにしてしまうと、後で大きなトラブルが発生するかもしれません。

保証が充実しているか

アフターフォローの内容も依頼するかどうかの決め手。

リフォーム・リノベーションの施工が済んだら終わりではなく

、引き渡し後の生活にトラブルが起きないようにすることも重要です。

気になる業者を見つけた際は、保証期間の長さなどをチェックしましょう。

まとめ

屋根の部分補修を行ったとしても他の部分から雨漏りなどの問題が起きてしまうかもしれません。

雨漏りを防ぐためには、屋根材だけでなく、ルーフィングの補修を行うことが大切です。

屋根の破損が見られた場合、全面補修を検討しましょう。

部分補修は、工事の日数を抑えたい場合に行ってください。

雨漏りなどについて分からないことがある方は、業者に相談してはいかがでしょうか?

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。