2023年08月24日
屋根塗装の必要性とポイントとは?! 雨風を凌ぐために屋根が欠かせません
住宅の状態を見ていると、屋根塗装が劣化していると感じている方もいるのではないでしょうか?
今回は屋根塗装の必要性とポイントについて解説するので、気になる方はチェックしてください。
目次
屋根塗装の必要性
屋根修理や屋根リフォームを行う上で屋根塗装の必要性について知っておくのが重要。
必要な理由として、以下のものが挙げられます。
・景観を保つ
・紫外線などから屋根を守る
・遮熱性を保つ
・サビを発生しにくくする
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
早速ですが、屋根塗装の必要性について解説します。
景観を保つ
屋根塗装を行う目的のひとつが景観を保つこと。
色褪せなどが見られると、住宅の印象が悪くなるので注意が必要です。
元の色に塗り直す場合もあれば、違う色に塗り直す場合もあります。
紫外線などから屋根を守る
紫外線や雨などに耐性を持たせるために塗膜を形成し、
屋根材を保護するのも屋根塗装の目的。
遮熱性を保つ
室内で快適に過ごすためには、暑さ対策を行うことが重要です。
塗料によっては遮熱機能があります。 遮熱性を保つのも屋根塗装を行う理由。
サビを発生しにくくする
湿度の高い環境の場合、サビが発生しやすくなります。
防サビ性に優れた塗料を用いることでカビ対策を行うのも屋根塗装を行う理由に挙げられます。
屋根塗装のポイント
屋根塗装を進めていく上でどのようなポイントがあるか気になっている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、塗装時のポイントについて説明するので、気になる方は一度チェックしてください。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
使用している屋根材
どのような屋根材を用いているか把握した上で屋根塗装を行うのが重要。
塗装の剥がれにくさは屋根材によって異なります。
塗料の種類
塗料によって耐用年数などの性能が異なる点も意識しておきたいところ。
気になる塗料を見つけたら、どのような特徴があるかチェックしてください。
塗装の時期
屋根塗装を行う際はどの時期に行うかが重要になってきます。
夏は塗料が乾燥しやすい反面、夕立などの影響で屋根塗装に時間がかかってしまう場合があります。
冬は低温によって工期が長引く可能性がある反面、太平洋側は晴天が多いので施工が進みやすいのがメリット。
春と秋は屋根塗装に適していますが、繁忙期なのに注意が必要です。
希望している日程に屋根塗装を依頼できない可能性があるかもしれません。
業者への依頼を春または秋に予定している方はスケジュール管理を行いましょう。
外壁塗装と同時に行う
屋根塗装だけでなく、外壁塗装も劣化します。
外壁塗装と同時に行うのがポイント。
それにより、足場の設置費用を抑えることができます。
屋根塗装の流れ
屋根塗装は以下の流れで行われます。
足場の設置
↓
高圧洗浄により屋根の汚れを落とす
↓
ヒビや欠けのある箇所の補修を行い、下地調整を行う
↓
塗らない部分を保護するために養生を行う
↓
下塗りで塗料の密着性を上げる
↓
中塗りで塗膜の耐久性を高める
↓
上塗りで塗膜の耐久性をさらに高める
↓
縁切りを行い、塗料が屋根の繋ぎ目部分を塞がないようにする
↓
最終点検を行った後に足場を解体・撤去する
一度の屋根塗装にさまざまな工程が存在すると感じた方も多いのではないでしょうか?
塗料を何度も塗り、塗装を剥がれにくくすることが重要。
スレート屋根塗装は基本的には不要
スレート屋根塗装は基本的に不要です。 雨漏りが起きている場合、屋根塗装で改善できないのが理由。
逆に、誤った方法で屋根塗装を行ってしまうと、雨漏りを引き起こす可能性があります。
スレート屋根材の状態に応じて、屋根修理や屋根リフォームを進めるのが同じ住宅に長期間住み続けるポイントです。
場合によってはカバー工法または葺き替え工法を選択し、雨漏りなどの問題を解消してください。
屋根塗装を行う業者の選び方
納得のいく屋根塗装を行うためにも、信頼できる業者に依頼しましょう。
屋根修理や屋根リフォームに携わっている業者数多く存在するため、情報収集を入念に行うのが大事。
ここでは、業者の選び方を何点か紹介します。
どのような塗料を用いているか
屋根塗装で一体どのような塗料を用いているかは選ぶ決め手。
気になる業者を見つけたら、取り扱っている塗料を把握した上で依頼するかどうか判断してください。
見積もり内容が分かりやすいかどうか
どのような見積書を出しているかも業者選びのポイントです。
見積書には、施工の内容や屋根塗装に用いる塗料の量、費用が記載されています。
業者に見積もり内容について分からないことを質問し、屋根塗装の疑問を解消したいところ。
塗料によって、基準塗布量が定められています。
見積書に記載されている塗料の量が基準塗布量を下回っていないかチェックしてください。
保証内容が充実している
屋根塗装が完了したら終わりではなく、その後のメンテナンスも重要になってきます。
業者が一体どのような保証を用意しているかを踏まえた上で契約を進めましょう。
どのような施工実績があるか
過去の施工実績も信頼できる業者かどうか判断するためのポイント。
施工内容だけでなく、工期や費用などを知ることができます。
まとめ
屋根塗装は景観を保つだけでなく、屋根材を紫外線などから守るために重要です。
状態によってはカバー工法または葺き替え工法を検討することになるかもしれません。
耐用年数などは塗料によって異なります。
これから、屋根修理や屋根リフォームを予定している方は業者に一度相談してはいかがでしょうか?
適切なアドバイスを受け、施工を進めることが屋根塗装を成功させるポイントです。
屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
![](https://www.tenmado-senmon.com/info/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200.jpg)
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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