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アイジー工業 スーパーガルテクトってどんな屋根材?!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

スーパーガルテクトってどんな屋根材?!

屋根修理や屋根リフォームを行う際、どの屋根材を用いるかが重要になってきます。

屋根材によって、性能が異なります。 気になる屋根材を見つけたら、どのような特徴があるかチェックしておきたいところ。

今回は、スーパーガルテクトとは一体どのような屋根材なのか解説します。

スーパーガルテクトとは

スーパーガルテクトは、アイジー工業株式会社が製造している屋根材です。

2022年に文部科学大臣表彰を受賞しています。 超高耐久ガルバを使用。

アイジー工業株式会社は山形県東根市を拠点にしている会社です。

金属屋根材だけでなく、建築用断熱外壁材の研究開発・製造・販売にも携わっているのが特徴に挙げられます。

スーパーガルテクトの規格

スーパーガルテクトの規格は以下の通り。

・総幅:310mm

・働き幅:265mm

・重量:5kg/㎡

・厚さ:最大16mm

スーパーガルテクトには一体どのような特徴があるか

屋根材を選ぶ際、どのような特徴があるか押さえておく必要があります。

スーパーガルテクトの主な特徴は以下の通りです。

・断熱材と一体

・ちぢみ塗装を用いている

・優れた耐久性

・コンパクトサイズもラインナップ

ここでは、各特徴について解説するので、屋根修理や屋根リフォームを予定している方は一度参考にしてください。

断熱材と一体

スーパーガルテクトは屋根材と断熱材を一体にしているのが特徴。

遮熱性と断熱性に優れているため、暑さや寒さ対策を行えます。

成田崇
成田崇
よく似た屋根材「横暖ルーフ」との大きな違いはこちらです

こちらが横暖ルーフS

赤丸の部分に断熱材が無いのが分かります。

ただ横暖ルーフにもいい点はたくさんあります。

下記を参考にしてみてください。

横暖ルーフってなに?横暖ルーフの特長3選って!?|平塚・株式会社いらか|屋根専門

こちらがスーパーガルテクト

最上部まで断熱材が入っています。

これはガルテクトが横暖ルーフよりも後発の商品で改良をしていたことが分かります。

 

ちぢみ塗装を用いている

葺き上がりを引き立てるため、ちぢみ塗装を用いているのもスーパーガルテクトの特徴。

ちぢみ塗装は焼き付け乾燥により、表面にたくさんのシワが寄るようにする塗装です。 独特の感触があります。

成田崇
成田崇
よく見ると表面がざらざらしているのが分かると思います。このざらざらした感じで表目のキズを目立たなくしています。

優れた耐久性

超高耐久ガルバは錆びにくい金属。 アルミニウム・亜鉛・マグネシウムがメッキ層に含まれています。

また、メッキ層の厚さは一般的なガルバリウム鋼板の約1.25倍です。

コンパクトサイズもラインナップ

コンパクトサイズが存在するのも特徴のひとつ。

狭い現場で用いることができます。

スーパーガルテクトを用いるかどうかの決め手

スーパーガルテクトを用いるかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?

屋根修理や屋根リフォームで納得のいく施工を行うためにも、用いるかどうかの決め手を押さえておく必要があります。

ここでは、スーパーガルテクトを用いる決め手について解説します。

勾配が2.5寸以上

スーパーガルテクトは2.5寸以上の勾配で用いる必要があるので、

屋根修理や屋根リフォームを行う際は屋根の勾配を一度チェックするのが大事。

成田崇
成田崇
スーパーガルテクトなどの板金屋根材は緩い勾配で本領発揮できる屋根材です。

場合によっては、勾配が2.5寸を下回っているかもしれません。

積雪地域かどうか

住宅が一体どのような環境にあるかもスーパーガルテクトを用いるかどうかの決め手に挙げられます。

積雪地域では、すが漏れの恐れがあるので注意が必要です。

すが漏れは屋根に雪や氷が積もり、水漏れが起きる現象。

屋根の繋ぎ目から水が浸入すると、木材の腐食などを引き起こします。

地震による被害をできる限り最小限に抑えたいか

スーパーガルテクトはスレート屋根などに比べて軽量なので、揺れにくくなります。

自然災害による被害をいかに最小限に抑えるかが屋根修理や屋根リフォームを行う上で重要。

気になる屋根材を見つけた際は重さを一度チェックしてください。

成田崇
成田崇
スーパーガルテクトは市販されている最軽量の屋根材の一つなので耐振性を気にされている方にはおすすめです

住宅のテーマに合っているか

住宅のテーマやコンセプトに合ったデザインかどうかもスーパーガルテクトを用いる決め手。

成田崇
成田崇
スーパーガルテクトはカラーバリエーションが豊富なもの魅力です

屋根修理や屋根リフォームを成功させるためにも、どのような仕上がりにしたいか一度検討することをおすすめします。

屋根修理や屋根リフォームを行う業者の選び方とは

スーパーガルテクトを用いて屋根修理や屋根リフォームを行う際、信頼できる業者に依頼するのが大事。

屋根修理や屋根リフォームに携わっている業者は数多く存在するので、情報収集を入念に行いましょう。

最後に、業者の選び方について紹介するので、気になる方は一度チェックしてください。

スーパーガルテクトの扱いに慣れているか

公式サイトなどをチェックし、スーパーガルテクトの扱いに慣れているかどうか把握することが大切です。

施工事例から工期や費用などを把握することも可能。

どのようなスタッフが在籍しているか

気になる業者を見つけたら、どのようなスタッフが在籍しているかチェックすることをおすすめします。

取得している資格や創業年、設立年などから屋根修理や屋根リフォームに関する知識や技術があるかどうか判断してください。

見積もり内容が分かりやすいか

見積もり内容から施工の内容や費用、使用する部材などを把握できるかも依頼するかどうかの決め手。

業者に見積もり内容に関する質問を行い、疑問を解消するのも屋根修理や屋根リフォームを成功させるポイントです。

どのような保証があるか

どのようなアフターフォローがあるかも屋根修理や屋根リフォームを行う上で重要になってきます。

業者によって保証内容が異なるため、施工後の生活についても意識したいところ。

まとめ

スーパーガルテクトは断熱材と一体になっているため、遮熱性と断熱性に優れています。

また、軽量なので地震で揺れにくくなるのもメリットに挙げられます。

屋根修理や屋根リフォームでスーパーガルテクトを用いる際、業者がスーパーガルテクトの扱いに慣れているかどうか一度チェックしてください。

 

 

屋根カバー工法やスーパーガルテクトのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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