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立平葺きの費用と効果を考える!コストパフォーマンス解析|平塚・株式会社いらか|屋根専門

立平葺きの費用と効果を考える!コストパフォーマンス解析

成田崇
成田崇
おしゃれでかっこいい立平葺きの費用はどのくらいなんでしょうか?

屋根修理・屋根リフォームを進めていく際、コストパフォーマンスを意識している方が多いのではないでしょうか?

どのような施工を行うかにより、費用が変わってきます。

費用はもちろん、施工の効果を踏まえ、プランを決めるのが大事。

今回は、立平葺きの費用と効果について紹介します。

コストパフォーマンスの良い屋根修理・屋根リフォームを行いたいと感じている方は一度参考にしてください。

そもそも立平葺きとは何か

立平葺きは1枚の板金で構成された屋根。

縦に葺きます。

縦葺きをはじめ、嵌合式立平や縦ハゼ葺き、長尺屋根など、様々な呼び名があります。

立平葺き以外の呼び名が聞き馴染みあると感じている方も多いのではないでしょうか?

立平葺きの気になる費用について

立平葺きの費用は1㎡当たり約6000~8000円。

屋根修理・屋根リフォームを行う際、まとまった費用を用意する必要があります。

他の屋根材に比べて費用を抑えられます。

業者や屋根の面積により、費用が変わってくるので注意してください。

立平葺きの効果とは

立平葺きには、一体どのような効果があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

主な効果として、以下のものが挙げられます。

・防水性の向上

・耐震性の向上

・防錆性の向上

ここでは、各効果について説明します。

防水性の向上

1枚の板金で構成されているため、繋ぎ目がないのがポイント。

雨水が溜まりにくく、雨漏りによる被害を最小限に抑えられます。

成田崇
成田崇
屋根材に継ぎ目がないので雨漏りにとても強い屋根材なんです

屋根修理・屋根リフォームを進めていく上で雨漏り対策を意識するのが大切です。

心木が用いられていないので、木材が腐食するのに悩まされにくくなるのもメリット。

耐震性の向上

立平葺きは屋根全体の重量を軽くすることができます。

それに伴い、地震で揺れにくくなります。

耐震性の向上も立平葺きの効果。

長期にわたって安心して住み続けるためには、自然災害による被害を想定することが大切です。

防錆性の向上

防錆性が向上するのも立平葺きの効果。

住宅のメンテナンスを行う際、錆びにくいかどうかが重要になってきます。

立平葺きに用いられているガルバリウム鋼板は錆びにくい板金です。

ガルバリウム鋼板の耐用年数は約20年。

錆は金属の耐久性を下げてしまうので、屋根修理・屋根リフォームを行う際は屋根材の防錆性が優れているかどうか意識してください。

立平葺きのコストパフォーマンス

立平葺きは防水性・耐震性・防錆性を向上させつつ、費用を抑えられるので、コストパフォーマンスに優れています。

洋風の住宅だけでなく、和風の住宅にも適しているので、雰囲気を大幅に変えられます。

ガルバリウム鋼板の耐用年数も長く、メンテナンス性が高いのもコストパフォーマンスに優れている理由のひとつ。

初期費用だけ意識するのではなく、メンテナンスの費用や頻度を踏まえた上で屋根修理・屋根リフォームを進めましょう。

立平葺きを採用するかどうかの判断基準

立平葺きを屋根修理・屋根リフォームに採用するかどうかの判断基準をいくつか押さえておきたいところ。

人によっては具体的なスケジュールが決まっていないのではないでしょうか?

ここでは、立平葺きを採用するかどうかの判断基準をいくつか取り上げます。

屋根の形状

立平葺きは複雑な形状の屋根に適していない点に注意してください。

屋根修理・屋根リフォームを行う際は屋根の形状を確認することが大切です。

雨音が気になるかどうか

立平葺きは雨音が響きやすいデメリットがあります。

騒音により、住み心地が変わってくるので、雨音を意識しておきたいところ。

雨音を響きにくくしたいと感じている方は立平葺きだけでなく、雨音が響きにくい瓦屋根もチェックしてはいかがでしょうか?

施工するためのスペースを確保できるか

屋根修理・屋根リフォームを進めていく際、施工するためのスペースを確保できるかどうかも重要になってきます。

立平葺きは施工するためのスペースを十分確保する必要があります。

住宅が密集しているなどが理由で施工に支障をきたすかもしれません。

屋根修理・屋根リフォームで立平葺きを採用する際、敷地外を利用できるかどうかも検討したいところ。

屋根修理・屋根リフォームについて業者に相談するのが大事

立平葺きなどについて悩みがある際、業者に相談することをおすすめします。

屋根修理・屋根リフォームは十分な知識と技術が必要です。 情報収集を入念に行い、信頼できる1社を見つけてください。

ここでは、業者の選び方について触れていきます。

立平葺きの施工に慣れているか

立平葺きを用いた屋根修理・屋根リフォームに慣れているかどうかが重要。

過去の施工事例から一体どのような施工に携わってきたかをチェックしましょう。

また、創業年・設立年から長年の経験があるかどうか判断してください。

見積書が分かりやすいか

見積書に記載されている内容も業者選びのポイントです。

使用する部材や施工内容などについて分かりやすく記載されているかどうか踏まえ、契約を進めていきたいところ。

どのような保証を用意しているか

施工後も定期点検やメンテナンスを行い、住宅の不具合を解消する必要があります。

業者が用意している保証内容をチェックした上で相談・契約を行ってください。

まとめ

立平葺きは他の屋根材に比べて費用が安いだけでなく、防水性などを向上できるので、コストパフォーマンスに優れています。

屋根の形状によっては立平葺きが適していない可能性があるので、屋根修理・屋根リフォームを行う際は注意しましょう。

屋根修理・屋根リフォームはまとまった費用が必要。

立平葺きなどについて悩みがある方は業者に一度悩みを相談し、適切なアドバイスを頂いてはいかがでしょうか?

 

屋根工事や立平葺きのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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