2026年01月22日
瓦屋根はすずめが巣を作りやすい場所の一つです。
巣をそのまま放置した結果、さまざまな問題が発生する可能性があります。
大切な住宅を守るためには、普段からできる限りの対策を行うことが重要。
多くの方が対策として、一体何をすれば良いか悩まされているのではないでしょうか?
今回の記事では、瓦屋根にすずめが巣を作らない家づくりのコツについて触れていきます。
気になる方は一度参考にしてみてください。

目次
すずめは一体どのような鳥なのか
すずめはスズメ目スズメ科スズメ属の鳥です。
日本では、小笠原諸島を除き、全国各地で見られます。
市街地・住宅街などに生息しています。
年間を通して同じ場所に留まる点が特徴。
なかには、数100㎞の長距離を移動するケースもあります。
繁殖期の春から夏には、主に虫を食べます。
秋と冬には、植物の種子や果実などを食べる点も特徴の一つです。
雛が巣立つ約2週間の間に親鳥は交代で食べるものを巣へ運びます。
巣立ちの時期を迎えると、雛は飛ぶ練習を始めます。
すずめが巣を作る際に好む場所
すずめが巣を作る際、特にどこを好むか押さえることが重要。
主に、以下の場所を好みます。
・瓦屋根の下
・雨樋の中
・軒下
・換気扇のダクト
・エアコンの室外機と壁の間
・使われていない雨戸の戸袋
すずめが巣をつくる可能性が高い場所が数多く存在します。
普段から住宅に気を配り、すずめが巣を作っていないか気を配りましょう。

すずめが瓦屋根に巣を作ることで生じる問題
すずめが瓦屋根に巣を作ることで、どのような問題が発生するか意識する必要があります。
主な問題として、以下のものが挙げられます。
・糞害
・寄生虫
・悪臭
・カビ
・雨樋の詰まり
・雨漏り
・騒音
ここでは、すずめが瓦屋根に巣を作ることで生じる問題について触れていくので、気になる方は一度参考にしてみてください。
糞害
すずめは屋根や外壁、駐車場の車、洗濯物などに糞を落とします。
車の塗装が剥がれる可能性もあるため、注意しなければなりません。
寄生虫
ノミなどの寄生虫が発生することも、すずめが瓦屋根に巣を作ることで生じる問題です。
アレルギー症状などを引き起こすため、すずめ対策を普段から心掛けましょう。
悪臭
巣材や糞が湿気を含んでしまうと、悪臭を発生させる可能性があります。
悪臭は近隣住民とのトラブルの原因となるため、注意が必要です。
カビ
カビが繁殖する原因となることも、すずめが瓦屋根に巣を作ることで生じる問題の一つに挙げられます。
雨樋の詰まり
巣を作る際に運んだ藁などにより、雨樋が詰まる場合があります。
雨水が屋根から溢れ、外壁などを濡らします。

雨漏り
水分を含んだ巣が瓦などを劣化させます。
漆喰が剥がれてできた隙間から雨水が侵入し、雨漏りが発生することも。
雨漏りを放置し続けると、以下の問題に発展します。
・カビの発生
・木材の腐食
・シロアリの発生
・漏電
・資産価値の低下
大きな問題に発展する前に雨漏り対策を心掛けることが重要です。
騒音
すずめの鳴き声による騒音も問題の一つに挙げられます。
睡眠が妨げられるだけではなく、騒音トラブルに発展する場合もあります。
日常生活に支障をきたさないためにも、すずめの鳴き声を対策しましょう。

瓦屋根にすずめが巣を作らない家づくりのコツ
すずめが瓦屋根に巣を作らない家づくりを行いたいと感じている方も多いのではないでしょうか?
主なコツとして、以下のものが挙げられます。
・棘状の器具で近づけさせない
・鳥よけネットで近づけさせない
・瓦下の隙間を塞ぐ
・軒天・外壁などの隙間を塞ぐ
・人工的な餌台の設置
・音で対策する
ここでは、瓦屋根にすずめが巣を作らない家づくりのコツを紹介します。
棘状の器具で近づけさせない
棘状の器具で鳥を着地しにくくすることが対策に挙げられます。
鳥よけネットで近づけさせない
鳥よけネットにより、すずめを近づきにくくすることも、トラブルを未然に防ぐポイントです。
瓦下の隙間を塞ぐ
瓦下に隙間があることで、すずめが巣を作ってしまいます。
隙間があると、すずめが巣を作るだけではなく、雨漏りの原因になることも。
板金面戸を設置すれば、隙間を塞ぐことができます。
軒天・外壁などの隙間を塞ぐ
瓦下だけではなく、軒天・外壁などの隙間を塞ぐことも対策に挙げられます。
住宅全体をチェックし、リノベーション・リフォームが必要かどうか判断することが重要です。
人工的な餌台の設置
人工的な餌台を設置することも瓦屋根に巣を作らせない方法。
設置する場所により、瓦屋根からすずめを遠ざけることができます。
音で対策する
人間には聞こえない高周波の音を発する装置を設置することも、ポイントの一つです。
特定の周波数に反応する鳥種が限られる場合もあるので、すずめの対策を行う際は注意しなければなりません。
リフォーム業者を選ぶポイントは一体何か
瓦下の隙間などを対処するため、屋根リフォーム・屋根修理を検討している方も多いのではないでしょうか?
ここでは、すずめの巣を防止したい方に向けて、リフォーム業者の選び方について紹介します。
過去の施工事例
過去に一体どのような施工に携わったかをチェックし、依頼するかどうか判断してください。
施工の写真だけでなく、施工内容・工期・費用などを踏まえ、納得のいく施工を行うか検討する必要があります。

スタッフの対応
スタッフが一体どのような対応を行っているかも選ぶ決め手。
分かりやすい言葉でリフォームに関する説明を行うかだけでなく、契約を急かさないか・質問に適切に答えるかなどをチェックしましょう。
見積書に一体どのような内容が記載されているか
見積書に記載されている内容を踏まえ、契約を交わすかどうか判断しなければなりません。
使用する塗料をはじめ、部材の数量・部材の単価・部材の単位・施工内容・費用の内訳・費用の合計金額・備考欄などがチェックするポイントです。
費用が相場の範囲内か
屋根リフォーム・屋根修理にかかる費用が相場の範囲内かどうかも選ぶ決め手の一つに挙げられます。
相見積りを行い、メンテナンスの相場を把握しましょう。
相場より極端に安いまたは高い業者に注意することが重要。
費用に関する疑問がある場合、業者に質問し、疑問を解消してください。
分からないことをそのままにしておくと、トラブルの原因になるかもしれません。
保証が充実しているか
屋根リフォーム・屋根修理を行った後も住宅のメンテナンスを継続して行うことが重要。
気になる業者を見つけた際、保証が充実しているかどうかを踏まえた上で依頼してください。
まとめ
瓦屋根にすずめが巣を作らない家づくりのコツは、複数存在します。
普段からすずめに気を配り、巣が作られていないか把握する必要があります。
作られた後の対策だけではなく、作られる前から対策することがすずめの被害を最小限にするコツ。
住宅のメンテナンスを検討している方は、信頼できるリフォーム業者に相談してみてください。
屋根工事に関するご相談はこちらまで
電話の方は
0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町
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