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本日のテーマ
屋根防水で最も大事なルーフィング(防水シート)について

ルーフィングってなんですか?

雨水から家を守るシートです

 

これはライナールーフィング

このようにロール状になっている

 

このロールを屋根上にあげて

このように張っていく

 

とっても大事な材料ですが

 

 

このように

残念ながら工事完了後には見えなくなってしまいます。

どのくらいの種類がありますか?

種類はとっても多いんですが・・・・

 

 

実は大きく分けて2種類になります。

それは芯材が「紙」か「不織布」かなんです

この二つのルーフィング断面図をご覧ください。

 

 

上が芯材が「紙」のルーフィング

下の芯材は「不織布」です

 

芯材が違うと何が違うの??

A,耐久性能が圧倒的に変わります。

 

左側が芯材が「紙」のルーフィング

右が「不織布」のもの、というかライナールーフィングです。

 

ライナールーフィングは20年以上経過してもほとんど劣化が見られず

 

 

 

 

このルーフィングは雨漏れしていました

 

 

 


安いルーフィングだとどうなりますか?

 

経年劣化により雨漏れします

 

なぜかと言えば「ルーフィングは熱により収縮します」

 

この写真はルーフィング施工中です

職人さんが持っているのは「ハンマータッカー」と言われる

ホチキスの大きいものでルーフィングを止付けます

赤丸はその止付けている箇所

これが収縮を繰り返すと・・・・

 

裂けたり穴の開いている箇所は「タッカー止め」している部分

こちらも同様

 

 

再度、20年以上経過したライナールーフィングをご覧ください

右側のライナールーフィング裂けたり、切れたりしていない

 

これが芯材の違いです

 

 

屋根って二重構造だと知っていましたか?

 

 

瓦を外すと下にルーフィングが見えます

 

 

スレート屋根も同様に外すとルーフィングが見えます

 

これが何を意味しているかというと

 

屋根材(瓦やスレート)だけでは雨水の侵入を防げない

 

ということです

 

工事完了後には見えないけど

めちゃめちゃ大事なルーフィングのお話でした

 

こちらもあわせてごらんください

 

この記事を書いた人

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。