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オークリッジスーパーのメリットとデメリットを徹底比較!|平塚・株式会社いらか|屋根専門

オークリッジスーパーのメリットとデメリットを徹底比較!

成田崇
成田崇

屋根材ごとにメリット・デメリットが存在しており、それらを踏まえた上で屋根修理・屋根リフォームに用いるかどうか判断することが大切です。

住宅の雰囲気に関わる要素のひとつに屋根が挙げられます。

思い入れのある住宅に長期間住み続けるためには、屋根材選びを意識したいところ。

今回はオークリッジスーパーのメリット・デメリットについて解説するので、屋根修理・屋根リフォームを近いうちに予定している方は一度参考にしてください。

オークリッジスーパーのメリット

オークリッジスーパーを用いる主なメリットは以下の通り。

・優れた防火性

・優れた防水性

・優れた耐久性

・屋根の軽量化を図れる

・優れたデザイン性

・カバー工法に適している

人によってはいくつものメリットがあると感じているのではないでしょうか?

早速ですが、各メリットについて説明します。

優れた防火性

オークリッジスーパーのメリットとして、防火性に優れている点が挙げられます。

屋根修理・屋根リフォームを行う際、火災による被害を想定し、どの屋根材を用いるか検討することが大事。

日本の飛び火認定試験に合格する程のクオリティがあります。

防火地域・準防火地域・法22条地区のように防火性を高めないといけない地域も存在します。

オークリッジスーパーは防火地域などで使用することが可能。

屋根修理・屋根リフォームを予定している方は自分が住んでいる地域について一度調べ、防火地域・準防火地域・法22条地区に該当しているか把握してください。

優れた防水性

オークリッジスーパーなどのアスファルトシングルは防水性に優れているのもメリットに挙げられます。

住宅の寿命を少しでも長くするためには、雨漏りによる被害を意識しておくことが大事。

雨漏りにより、木材の腐食やシロアリの発生など、さまざまな問題を引き起こします。

また、防藻性に優れているのもオークリッジスーパーを用いるメリットです。

藻やカビが屋根に発生すると、住宅の雰囲気を損なってしまうので、屋根修理・屋根リフォームを進める際は注意してください。

優れた耐久性

オークリッジスーパーのメリットのひとつに耐久性に優れている点が挙げられます。

多くの方が耐久性に優れた屋根材を住宅に用いたいと感じているのではないでしょうか?

芯材に高耐久ファイバーグラスマットを使用。

高耐久ファイバーグラスマットは強度に優れており、オークリッジスーパーの耐久性を高めています。

アメリカの規格における各種試験においても、トップクラスの性能が証明されているのもポイントです。

屋根の軽量化を図れる

オークリッジスーパーは瓦やスレート屋根に比べて軽く、屋根全体の軽量化を図れるのもメリット。

屋根の重量が軽いと、地震の際に揺れにくくなります。

日本に住む際は自身による被害を意識することが大切です。

屋根材ごとに重量に差があるため、気になる屋根材を見つけた際は重量を一度チェックしてください。

優れたデザイン性

屋根材選びにおけるポイントのひとつにデザインが挙げられます。

住宅のテーマ・コンセプトに合った屋根材を選び、屋根修理・屋根リフォームを進めましょう。

デザインによっては住宅のテーマ・コンセプトに合わない可能性があります。

オークリッジスーパーは凹凸があり、陰影と立体感を演出しているのがポイント。

色調の変化によって、デザイン性を向上させています。

カラーバリエーションが全7色存在します。 住宅のテーマ・コンセプトに合った色があるかどうかチェックしてはいかがでしょうか?

カバー工法に適している

オークリッジスーパーは軽量なので、カバー工法に適しているのもメリット。

カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を設置する工法を指します。

廃材を処分する手間が省けるので、工期と費用を抑えられます。

コストパフォーマンスに重きを置いている方は採用するかどうか検討してはいかがでしょうか?

住宅によっては既存の屋根材が著しく劣化しているかもしれません。

カバー工法ではなく、葺き替え工法を採用しないといけない場合もあります。

屋根修理・屋根リフォームで失敗を避けるためには、屋根の点検を細かく行う業者に依頼することが大切です。

オークリッジスーパーのデメリット

オークリッジスーパーはメリットだけでなく、デメリットが存在する点に注意。

デメリットを踏まえた上で屋根修理・屋根リフォームに用いるかどうか判断してください。

主に以下の点に注意する必要があります。

・粒状彩色石が落ちる

・風で剥がれやすい

・暑くなりやすい

ここでは、各デメリットについて説明します。

粒状彩色石が落ちる

オークリッジスーパーの表面にコーティングされている粒状彩色石が落ちる点に注意。

軽くて小さいため、雨樋を詰まらせません。

風で剥がれやすい

軽くて薄い分、風に煽られやすいのもデメリットです。

結果、剥がれやすくなっているので、屋根修理・屋根リフォームでオークリッジスーパーを用いる際は注意してください。

暑くなりやすい

オークリッジスーパーなどのアスファルトシングルは日差しを吸収し、暑くなりやすいのもデメリットに挙げられます。

室内の温度により過ごしやすさが変わってきます。

まとめ

オークリッジスーパーのメリット・デメリットを踏まえた上で採用するかどうか判断するのが大事。

屋根材により、屋根の仕上がりが変わってきます。

性能の良し悪しだけでなく、デザインが住宅のテーマ・コンセプトに合っているかも意識しましょう。

屋根材選びは知識や経験だけでなく、センスも大事。

信頼できる業者に屋根材に関するアドバイスを頂くことをおすすめします。

 

屋根カバー工法やタディスセルフカバーのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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