2023年03月09日
最強の防水シート、ニューライナールーフィングって何? 特徴3選
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
同じ住宅に長期に渡って住み続けるためにも、雨漏りに注意しましょう。
雨漏り対策が不十分だと、木材の腐食などを引き起こしてしまいます。
場合によっては倒壊などの問題も発生する恐れもあるので、十分な対策を行いたいところ。
雨漏り対策のひとつに防水シートが挙げられます。
防水シートは多岐に渡り、どれを用いれば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
今回は、ニューライナールーフィングについて解説します。
目次
ニューライナールーフィングとは
ニューライナールーフィングは、田島ルーフィング株式会社が製造している防水シート。
![成田崇](https://www.iraka-yane.com/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200-1.jpg)
改質アスファルトルーフィングの先駆けになった部材として知られています。
ニューライナールーフィングの特徴3選
新築住宅の施工やリフォーム・リノベーションを行う際、
防水シートの特徴について知っておきたいところ。
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ニューライナールーフィングの主な特徴として、以下の3つが挙げられます。
・芯材が不織布で高耐久あること
・発売から20年以上経過していること
・大手ハウスメーカーでの採用率No1であること
早速ですが、各特徴について解説します。 雨漏り対策などに関心を持っている方は一度参考にしてください。
芯材が不織布で高耐久あること
ニューライナールーフィングは芯材に不織布を使用。
原紙に比べて破れにくいです。
改質アスファルトも用いられており、防水性に優れています。
耐久性はアスファルトルーフィングの3倍。
また、温度変化に耐性があるのもニューライナールーフィングのメリットのひとつに挙げられます。
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防滑特殊塗料を表面に使用することで防滑性を上げることにより、滑りにくくなっています。
職人の履いている靴で削りにくくなっているのがポイント。
発売から20年以上経過していること
ニューライナールーフィングは発売から20年以上経過しているのも特徴です。
耐用年数は30年。
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劣化の違いが明らかに違いますね
大手ハウスメーカーでの採用率No1であること
ニューライナールーフィングは大手ハウスメーカーでの採用率No1なのも特徴のひとつです。
リフォームやリノベーションの経験がある方の中には、
名前だけでも聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
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ニューライナールーフィングの費用
ニューライナールーフィングは1本あたり約11,000円。
住宅の面積によって必要な量が変わってきます。 広ければ広い程、費用が高くなるので、
新築住宅やリフォーム、リノベーションを予定している方は十分な予算を用意してください。
屋根専門でない業者の多くはルーフィングに無頓着
屋根工事完成後、ルーフィングは全く見えなくなります。
ですので住まい手であるお施主さんもほとんど知識が無く見ることも出来ません。
ルーフィングをケチる業者がたくさんいる
業者の方も知識が無い場合、当然原価を安く出来る安いものを使うのです
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でも考えてください
仮にルーフィングの金額で10万円安く出来たとしても
20年後に雨漏りしてしまえば10万円じゃ済まないはずです。
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ニューライフルーフィング以外にも多くの防水シートを発売している
田島ルーフィング株式会社は、ニューライフルーフィング以外にも多くの防水シートを発売しています。
それぞれ違った特徴があるので、
新築住宅の施工やリフォーム、リノベーションを予定している方は一度チェックしておきたいところ。
主な防水シートとして、以下のものが挙げられます。
・ライナールーフィングラムダ:勾配のキツイ屋根でも滑りにくくした防水シート
・ライナールーフィング500:雨仕舞上の弱点となりやすい場所に用いられる防水シート
・マスタールーフィング:劣化防止層で外気を防ぎ、耐久性を向上させた防水シート
雨漏り対策をDIYで行うのはノウハウが必要
防水シートを購入し、DIYで雨漏り対策を行おうと考えている方も多いのではないでしょうか?
貼る順番を守るのはもちろん、隙間なく貼れるかどうかが重要になってきます。
貼り方などを間違えてしまうと、逆に雨漏りが発生しやすくなるので注意してください。
また、防水シートによっては、屋根用に使える物もあれば、
屋根用に使えない物もあります。
気になる防水シートを見つけたら、どのような特徴があるか細かくチェックするのが大切です。
防水シートだけでなく屋根の形状も重要
雨漏りの被害を最小限に抑えるためにも、
ニューライナールーフィングするだけでなく、屋根の形状にこだわりましょう。
屋根の形状により、雨漏りの被害に遭いやすいかどうかが変わってきます。
主に以下の屋根が雨漏りしやすいです。
・複雑な形状
・軒が短い
・緩勾配
屋根の形状が複雑になればなる程、雨漏りしやすくなるので注意したいところ。
雨漏りのリスクを最小限にしたいと感じている方は形状をできる限りシンプルにすることをおすすめします。
軒の長さも雨漏りに関わってきます。
敷地などの制限がないなら、軒が短くなるのを避けてください。
また、勾配が緩いのも雨漏りの原因のひとつ。 できる限り勾配を急にし、雨漏りの被害を防ぎましょう。
防水シートについて業者に相談することが大切
屋根に用いる防水シートや屋根材について分からないことがある場合
、業者に相談することをおすすめします。
新築住宅の施工やリフォーム、リノベーションについてアドバイスを頂き、雨漏り対策を進めていくことが大切。
施工実績や在籍しているスタッフ、保証内容が充実しているかどうかなどをチェックし、工事を依頼するかどうか判断してください。
まとめ
ニュートライナールーフィングは耐久性や防水性、防滑性に優れた防水シート。
長年、多くの建物に用いられた実績があります。
また、ニュートライナールーフィングを製造している田島ルーフィング株式会社は、
さまざまな部材を製造しています。
新築住宅の施工などに関心を持っている方は一体どのような部材を製造しているか一度チェックしてはいかがでしょうか?
ルーフィングや屋根からの雨漏りご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
![](https://www.tenmado-senmon.com/info/wp-content/uploads/2022/10/NARITA-200x200.jpg)
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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