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スレート屋根修理をDIYするには?!リコロニーを使った屋根修理|平塚・株式会社いらか|屋根専門

リコロニーってどんな屋根材?!

成田崇
成田崇
スレート屋根を簡易補修するのにぴったりな屋根材です。

屋根材により、住宅の印象が大きく変わります。

メリット・デメリットを踏まえ、屋根修理や屋根リフォームを進めていくことが重要です。

今回はリコロニーとは一体どのような屋根材なのかについて解説するので、気になる方は一度参考にしてください。

リコロニーとはどのような屋根材なのか

リコロニーはケイミューが製造・販売しているリフォーム専用屋根材。

既存の屋根材の上からカバー工法で施工します。

仕様は以下の通りです。

・一般名称:鋼板製屋根

・適用地域:一般施工地域

・積雪施工地域

・材質:塗装GLメッキ鋼板

・働き寸法:1,820mm×182mm

・見かけ木口厚さ:約11mm

・重量:約1.4kg

・厚さ:0.35mm

・対応勾配:3寸以上

・本体価格:2,728円/枚

リコロニーを使ったスレート屋根修理とは?!

割れたスレート屋根にカバーするだけなので

スレート屋根材を交換する必要がありません。

成田崇
成田崇
スレート屋根の一部だけカバーすることが出来ます。

こちらの動画も参考にしてみてください

リコロニーのメリット

リコロニーのメリットを踏まえた上で屋根修理や屋根リフォームを進めることが重要。

主なメリットは以下の通りです。

・雨水の侵入を防ぐ設計

・雨音が大きくなるのを抑える

・強風対策に適している

・優れた遮熱性

・飛来物対策に適している 屋根材選びに悩まされている方のために各メリットについて説明するので、気になる方は参考にしてください。

雨水の侵入を防ぐ設計

リコロニーは釘穴の手前で縁を切ることにより、雨水が奥に侵入するのを抑えます。

既存の屋根材の横継ぎ目をカバー。

雨音が大きくなるのを抑える

既存の屋根材と接着した状態になるため、雨音が大きくなるのを抑えるのもメリットに挙げられます。

雨音で仕事や家事が集中できないなどの悩みを感じている方が多いのではないでしょうか?

屋根修理や屋根リフォームを進める際、雨音対策をどのように行うか意識することが大切です。

強風対策に適している

リコロニーは接着剤で既存の屋根材に固定するので、強風対策に適している点もメリット。

塗布される接着剤は既存の屋根材が持つ耐風性能値の約20倍相当を発現するので、台風などの対策を行いたい方は一度チェックしてください。

優れた遮熱性

JIS規格の遮熱鋼板を採用し、屋根の温度が上昇するのを抑える点もメリットに挙げられます。

快適な空間づくりを行うためには、暑さ対策が重要になってきます。

飛来物対策に適している

既存の屋根材を包み込み、飛来物や雹の対策が行えるのもリコロニーのメリット。

何かしらの飛来物で屋根材が破損する可能性もゼロではありません。

屋根修理や屋根リフォームを進める際は飛来物による被害も想定することが大切です。

リコロニーのデメリット

リコロニーには、メリットだけでなく、デメリットも存在します。

デメリットを踏まえた上で屋根修理や屋根リフォームを進めましょう。

主なデメリットは以下の通り。

・カラーバリエーションが少ない

・防水性の改善ができない

・下地の状態を把握できない

ここでは、各デメリットについて紹介するので、近いうちに屋根修理や屋根リフォームを予定している方は一度チェックしてください。

カラーバリエーションが少ない

リコロニーのカラーバリエーションはブラック・ブラウンの計2色です。

屋根修理や屋根リフォームのテーマやコンセプトに合った色ではない可能性があるので注意したいところ。

どのようなカラーバリエーションがあるかも屋根材選びのポイントに挙げられます。

防水性の改善ができない

新たな防水シートを張るわけではないため、防水性の改善ができない点もリコロニーのデメリットです。

下地の状態を把握できない

カバー工法で施工を進める関係上、下地がどのくらい劣化しているかを把握できない点も注意してください。

リコロニーを用いた屋根修理は業者に相談するのが大事

リコロニーを用いて屋根修理や屋根リフォームを予定している方も多いのではないでしょうか?

納得のいく施工を行うためにも、信頼できる業者に依頼するのが大事。

最後に、業者の選び方について解説します。

業者の施工実績

まずは業者の施工実績をチェックし、依頼するかどうか判断してください。

屋根修理や屋根リフォームのノウハウが豊富な業者に相談したいと考えている方が多いのではないでしょうか?

屋根の点検を細かく行うか

雨漏りなどの対策を行うためにも、屋根の点検を細かく行う業者に依頼することをおすすめします。

業者によっては、ドローンを用いて点検を行う場合もあります。

見積書の内容が分かりやすいか

見積書の内容が分かりやすいかどうかも選ぶ決め手。

どのような屋根材や塗料を用いるかだけでなく、施工の内容や費用の内訳などもチェックした上で依頼するのが大切です。

見積書で分からないことがあれば、業者に質問し、疑問を解消してください。

また、見積書に記載されている費用が相場よりも極端に安くないか注意したいところ。

費用だけで判断すると、後でトラブルが発生するかもしれません。

進捗状況を把握できるか

進捗状況を報告するかどうかも業者選びのポイントです。

屋根修理や屋根リフォームがどこまで進んでいるかを把握したい方も多いのではないでしょうか?

どのような保証が用意されているか

業者が用意している保証内容を把握した上で相談を進めてください。

住宅を守るためにも、屋根修理や屋根リフォーム後のアフターフォローも重要になってきます。

まとめ

リコロニーはケイミューが製造している屋根材。

カバー工法に適しており、雨水の侵入を防ぐだけでなく、雨音や温度の上昇を軽減します。

ケイミューを用いた屋根修理や屋根リフォームをこれから行う際、信頼できる業者に一度相談し、屋根材などに関する疑問を解消してください。

 

屋根修理やリコロニーのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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