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施工事例
屋根のカバー工法ってどんな工事?!

カバー工法ってなに?!

 

カバー工法とは

「既存のスレート屋根の上にもう一枚屋根をかぶせる」工事です。

 

 

 

屋根塗装と何が違うの?!

 

屋根塗装の厚みはわずか0.1ミリ (三度塗り)です

 

併せてごらんください。

 

既存屋根の上にもう一枚ルーフィング(防水シート)を張ることで

防水性能が担保出来ます。

 

 

ルーフィングについてはこちらから

 

 

実際にカバー工法用の「タディスセルカバー」で

ルーフィングを施工した全景です。

 

こんな感じで

屋根全体をルーフィング(防水シート)で覆います

 

葺き替えと何が違うの?!

 

葺き替え→既存屋根を一度撤去する

屋根カバー→既存屋根の上に新しい屋根を載せる

 

 

屋根が重くならないの?

 

先に結論を言うと「重くなります」

 

1㎡あたりの重さ

瓦→約60㎏

スレート→約20㎏

金属屋根→約6kg

 

仮にスレート屋根の上に金属屋根を

カバーしても瓦よりはずっと軽いのです。

 

そもそも屋根をカバーしちゃって平気?

 

屋根カバーするには条件があります。

①既存がスレート屋根であること

②雨漏れしていないこと

じつはこの②がめちゃめちゃ大事です。

 

なぜなら屋根を直そうと思う建物は

多くの場合何らかの不具合があるからです

 

全てにおいてそうですが

事前対応が最も安い

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。