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屋根のプロと考える
屋根から雨漏り、その部分修理、その方法と費用とは?!

屋根から雨漏り、その部分修理、その方法と費用とは?!

屋根から雨漏りが発生し、

部分修理を検討している方も多いのではないでしょうか?

長期に渡って住み続けるためには、修理の方法だけでなく、

どの位の費用がかかるかも知っておきたいところ。

自分だけでなく、家族や資産を守ることも大切です。

今回は、雨漏りを修理する方法と費用について解説します。

住宅について関心を持っている方は一度参考にしてください。

屋根から雨漏りが発生した際にまず行うこと

まず、バケツやタオルで床が雨水で濡れないようにしましょう。

雨漏りをそのまま放置してしまうと、カビが発生するだけでなく、床材の劣化が起きます。

成田崇
成田崇
屋根からの雨漏りを放置して良いことなど一つもありません

最悪の場合、住宅が倒壊したり、健康被害に発展する恐れもあります。

いかに雨漏りの被害を最小限に抑えるかがポイント。

その後、雨漏りが発生している場所の写真を撮りましょう。 写真は雨漏りの原因と水の伝った跡を把握するのに重要です。

屋根からの雨漏りを部分修理する方法とそれにより発生する費用

屋根からの雨漏りを部分修理する方法として、以下のものが挙げられます。

・防水テープ

・コーキング

・屋根材の交換

・棟板金の交換

・煉瓦の積み直し

・谷桶の交換

・雨桶の修理または交換

屋根の状態を踏まえ、適切な修理を行うことが大切。

ここでは、部分修理の方法だけでなく、費用についても説明します。

雨漏りの対策について知りたいと感じている方は是非参考にしてください。

防水テープ・コーキング

防水テープ・コーキングはわずかな隙間から雨漏りしている場合に行われます。

細かなひび割れを見つけた際、いち早く補修を行うことが大切。

防水テープは応急処置のため、長期間の効果は望めません。

成田崇
成田崇
コーキングや防水テープなどでの雨漏り対策は一時的なものでほとんど効果はありません

コーキングを奥まで入り込むようにするのがポイントです。

防水テープ・コーキングの費用は約数千円~5万円。 状態によっては安く済みます。

屋根材の交換

屋根材の破損により、雨漏りが発生するかもしれません。

破損する原因として、自然災害や飛来物、屋根材を強く踏むなど多岐に渡ります。

雨漏りの被害を最小限に抑えるためにも、屋根材の交換を行いたいところ。 費用は約1万~5万円です。

棟板金の交換

棟板金は釘が緩んだり、一部が剥がれるなどの問題が発生します。

釘穴から雨水が侵入し、雨漏りに繋がるので注意してください。

棟板金を交換して雨漏りによる被害を最小限に抑えることが大切です。

費用は約20万~80万円。

棟瓦の積み直し

瓦屋根には、棟瓦が設置されています。

雨風で漆喰が剥がれたり、屋根土が流出する可能性があるので注意が必要。

雨漏りの被害を防ぐために棟瓦の積み直しが行われる場合があります。

費用は約50万~100万円です。

谷桶の交換

谷桶は経年劣化していきます。 歪みなどがあると、水が溜まり、腐食してしまう可能性があるので注意しましょう。

新しい谷桶に交換するのも部分修理の一環。

雨水が溜まりやすい場所に防水シートを重ね貼りするなどの対処が必要です。

費用は約3万~50万円。

場合によっては、50万円以上の費用がかかるかもしれません。

雨桶の修理または交換

雨桶の劣化により、屋根が破損しやすくなります。

繋ぎ目は力がかかりやすいので注意したいところ。

人によっては、雨桶に溜まったゴミをそのまま放置しているのではないでしょうか?

ゴミなどによる重みで雨桶が歪んでしまうかもしれません。

雨桶の修理や交換で雨漏りを発生しにくくするのも部分修理の一環です。

作業内容によっては1日で済む場合もあれば、数日かかる場合もあります。

費用は約1万~60万円。 工事の規模で大きな差が生じます。

火災保険で屋根の修理費用を賄えるかどうか

屋根の修理費用を十分用意できないので、

火災保険を利用したいと感じている方も多いのではないでしょうか?

成田崇
成田崇
経年劣化の場合はなかなか保険適用は難しいです

火災保険で屋根の修理費用を賄えるかどうかはケースバイケースです。

自然災害によって、被害が発生した際に火災保険が適用されます。

経年劣化の場合は火災保険が適用されないので、注意してください。

被害の状況により、保険金の金額が変わってきます。

経年劣化が著しい場合は全面改修するのもひとつの選択肢

現在、住んでいる住宅の築年数はどのくらいでしょうか?

場合によっては何十年も経過しているかもしれません。

経年劣化で至る所に破損が見られる際は全面改修するかどうか一度検討したいところ。

屋根から雨漏りが発生した際は業者に相談することが大事

屋根から雨漏りが発生した際、業者にいち早く連絡しましょう。

適切なアドバイスを受け、部分修理を行うか全面改修を行うか判断する必要があります。

成田崇
成田崇
雨漏りは放置すればシロアリ発生の可能性も大きいです

トラブルを避けるためにも、信頼できる業者を見つけてください。

施工実績や見積もり内容が分かりやすいかどうか、

保証内容などを細かくチェックすることをおすすめします。

まとめ

屋根から雨漏りが発生すると、カビの発生や床材の腐食などの問題に発展するので注意したいところ。

自分だけでなく、家族の生活を守ることも大切です。

屋根の状態をチェックし、適切な部分修理を行いましょう。

雨漏りの対策には、十分な知識と技術が求められます。

業者に関する情報収集を入念に行い、信頼できる業者を見つけてください

 

 

 

 

 

屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

小田原市で
スレート屋根の部分補修、その費用とは?!

小田原市でスレート屋根補修が完了しました。

では屋根補修の費用とは?!

小田原市でスレート屋根補修の費用は5万円

経年劣化により

スレート屋根(コロニアル)が割れていました。

これはとても多い事例の一つです

 

スレート屋根(コロニアル)が割れると雨漏りするの?!

答えはすぐには雨漏りしないです。

なぜならばスレート屋根(コロニアル)の下にルーフィングと呼ばれる

防水シートが張られているからです。

屋根からの雨漏り! 屋根防水で最も大事なルーフィング(防水シート)について

成田崇
成田崇
上記のブログを見ればすぐに雨漏りしないことが分かります

スレート屋根の割れは放置しないでください

理由は止付けるための釘が露出しているため

雨水が入りやすい状態ではあるためです。

それでは補修してみましょう

 

成田崇
成田崇
まずはスレート割れの部分にボンドを塗布します

リコロニーを使って補修します

成田崇
成田崇
リコロニーとは上の動画の屋根材です

 

小田原市でスレート屋根補修工事が完了しました

簡易的ではありますが

小田原市でスレート屋根の補修が完了しました。

かかった費用は5万円です

 

 

雨漏りを防ぐためにはルーフィングを補修することが大事

そもそも屋根補修について考えてみましょう

屋根というのは屋根材の下に貼られているルーフィングにより、雨漏りを防ぎます。

ルーフィングは、防水シートのこと。

雨が降っても、ルーフィングがあることにより、

雨水は屋根材の上を通って雨桶で排出されます。

雨漏りが起きている場合、屋根材だけでなく、

ルーフィングの破損や雨桶の詰まりなどが起きているかもしれません。

成田崇
成田崇
ほとんどの雨漏りの原因はルーフィングの劣化です

ルーフィングを新しくし、雨漏りによる被害を最小限に抑えることが大切です。

また、雨漏りが原因で漏電が発生し、最悪の場合は火災に発展するかもしれません。

普段から住宅の状態に関心を持ちましょう。

屋根の部分補修を行うメリットとは?!

屋根を部分補修するのにメリットはあるのか?

疑問に感じている方も多いのではないでしょうか

部分補修には、メリットも何点か存在します。

ここでは、どのようなメリットがあるか触れていきます。

費用を安く抑えられる場合がある

全面補修に比べ、1回当たりの費用を安く抑えることができます。

ただし、部分補修を何度も行ってしまうと、

成田崇
成田崇
その時に払うお金は少ないですがトータルでは高いです

1回の全面補修より費用がかかってしまうかもしれない点に注意してください。

工事の日数が短い

部分補修は全面補修に比べ、工事の日数を短く済ませられます。

仕事などが忙しく、リフォーム・リノベーションに関わる時間が中々取れないと感じた場合、

部分補修も選択肢に挙がってきます。

屋根の状態によっては、最短で1日で終わるかもしれません。

屋根の補修を行う業者の選び方

屋根の補修は高所での作業も必要になってくるので、

業者に依頼する必要があります。

リフォーム・リノベーションの規模に関わらず、信頼できる業者を見つけましょう。

トラブルを避けるためにも、業者を選ぶ際のポイントを押さえてください。 ここでは、屋根の補修を行う業者の選び方について解説します。

施工実績が豊富

気になる業者を見つけたら、施工実績をチェックしてください。

成田崇
成田崇
屋根専門業者に依頼しましょう

施工内容はもちろん、かかった費用や依頼人のコメントなどを踏まえ、

依頼するかどうか判断しましょう。

こちらから選ぶと良いと思います

屋根外装工事協会

全日本瓦工事事業連盟

自社に職人を抱えていて長年屋根工事業を営んでいる会社です

 

屋根を細かく点検するか

破損した屋根を細かく点検するかどうかも依頼するかどうかの判断基準。

業者によっては、

高所カメラやドローンを用いて屋根を細かくチェックする場合があります。

屋根の状態に応じた提案を行うか

屋根の状態に応じたリフォームプランを提案するかどうかも重要になってきます。

見積もりや打ち合わせの際、気になることがあったら

、業者に質問することが大切です。

分からないことをそのままにしてしまうと、後で大きなトラブルが発生するかもしれません。

保証が充実しているか

アフターフォローの内容も依頼するかどうかの決め手。

リフォーム・リノベーションの施工が済んだら終わりではなく

、引き渡し後の生活にトラブルが起きないようにすることも重要です。

気になる業者を見つけた際は、保証期間の長さなどをチェックしましょう。

 

屋根のプロが教える 屋根の部分補修はダメ?!損をするその理由とは?

まとめ

小田原市でスレート屋根の補修が完了しました。

かかった費用は5万円です。

屋根の部分補修を行ったとしても他の部分から雨漏りなどの問題が起きてしまうかもしれません。

雨漏りを防ぐためには、屋根材だけでなく、ルーフィングの補修を行うことが大切です。

屋根の破損が見られた場合、全面補修を検討しましょう。

部分補修は、工事の日数を抑えたい場合に行ってください。

雨漏りなどについて分からないことがある方は、業者に相談してはいかがでしょうか?

 

 

 

 

小田原市で屋根修理や屋根からの雨漏りのご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

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欠陥屋根材?!
ニチハ パミールってどんな屋根材?

パミールってなに?!

 

ニチハという会社の作っていた屋根材です

 

 

 

 

 

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

瓦屋根は一生モノ?!
銅板の本谷には要注意!

瓦屋根は一生モノなの?!

 

結論から言うと「瓦は一生ものでは無い」です

 

ただ、劣化してくる箇所は決まっています。

 

1,ルーフィング

2,棟

3,本谷

この三つに集約されます。

 

ルーフィングに関してはこちらから

 

棟に関してはこちらから

 

今日は本谷について解説したいと思います。

 

 

 

どうして本谷は痛むの?!

 

 

 

 

 

なぜならばこのように

本谷板金に雨水が集中するからです

 

このように雨が降っている間中ずっと

本谷板金には雨水がずっと流れている

使用頻度が高ければ劣化するのは当然ですね。

 

 

本谷だけ変えればいいの?

 

すでにサビて

穴が開いてる場合などは本谷板金の交換だけでは難しい

のが実状です

 

すでに雨漏れしている本谷板金の下地状況

 

なぜならば

雨漏れしているので下地も劣化しているためです。

 

こちらも本谷が劣化し穴を放置した結果です

 

もうこうなると新しい「本谷」を設置するしかないです

 

 

本谷を新しくして瓦を戻しました

 

本谷が劣化しているということは

屋根全体のメンテナンス時期でもある

 

 

要注意の状態とは・・・・?!

 

 

 

このような落ち葉が溜まっている状態は要注意です。

 

なぜならば、その部分が常に湿っていてサビるスピードが早くなるためです

 

ということを念頭に置き、

屋根のリフォームを考えてみてください。

 

 

本谷や瓦屋根ご相談はこちらまで

メールの方はこちら

ラインの方はこちら

電話のか方は 0463-34-3501 まで

 

 

 

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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

 

屋根のてっぺん
どうして棟板金(屋根のてっぺん)は飛ばされるの?!

屋根のてっぺん(棟)ってなんですか!?

 

棟板金とは屋根のてっぺん部分の板金を言います。

 

スレート屋根や板金屋根には多く使われている板金部材です

 

なんで屋根のてっぺん(棟)が飛ばされるのですか!?

 

 

 

 

実はこんな感じで飛ばされる事例が後を絶ちません

特に台風などの強風時に飛ばされます

 

 

何で飛ばされるの?!

 

実はこの棟板金の下には「木」があります。

 

 

 

雨水の侵入などにより劣化した「棟下地木」

 

 

劣化すると棟板金を止付けていた「釘の保持力が低下し抜けてしまいます」

 

このように「木」を包むように「棟板金」は取り付けられます

ではどうやって止付けるのか?

 

 

ここに釘を打ち止付けます。

なので下地の「木」が劣化していると釘が抜けてしまうのです。

 

 

実際に飛ばされる寸前の棟を見てみましょう

 

アップしてみます

 

 

 

こんな感じで釘が抜けかかっています

 

棟が飛ばされるとどうなるの?!

 

では飛ばされそうなのを放っておくとどうなるのか?

 

近隣の車や外壁に当たります

 

台風などの強風の後は

そのような事例がかなり多いです。

車や外壁ならまだよくて

人に当たったらもっと大変なことになります。

 

どうやって棟を直すんですか?!

 

既存棟の状態

 

一度すべての「棟板金」を撤去します

 

 

棟換気のための開口です

実は棟換気役物はついているものの

開口が無いというケースもあるのできちんと確認します

 

 

新しく棟板金を取り付けました。

 

以上棟板金交換工事でした

 

 

※足場が無ければ出来ないケースがほとんど

ですので、外壁塗装などと一緒に行うのがベストです

 

 

棟が飛ばされない屋根材もあるんですか?!

 

飛ばされにくい棟はあります。

 

たとえばこちら。

 

 

 

この2枚の写真を比べれば違いは分かると思います。

 

 

上の方には棟の下に「木」が無いんですね

 

 

この部分です。

 

この赤丸部分に釘で直接野地に固定するので

飛ばされにくいんですね。

 

ちなみにこのリッジウェイにも棟板金の仕様はありますが

そういった理由から私は勧めておりません。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

 

スレート屋根の棟板金は要注意!

棟板金の交換を行ないました

 

 

スレート屋根(コロニアル)の 最初に劣化する箇所は棟板金です

 

理由は棟板金の下は 「木」を使っているからです

 

 

その下地の木が 熱や雨水などにより 収縮し 劣化していきます

 

そして劣化が進むと 最終的には釘が抜け棟板金が飛んでしまう ということになります

 

 

外壁塗装などで足場がある際には棟板金の交換をすることをお勧めします

瓦屋根の 劣化する箇所 ランキングって?!

まず何といっても第一位は 棟です

 

 

なぜ棟が最初に劣化するかというと 屋根土で 固めただけの 場合が多いからです

屋根土は年数が経過すると砂状になっていき 最終的には崩れてしまいます

 

 

ですので いくら 新築時にきちんとした施工がされていたとしても

屋根土は傷んでしまいます

 

ですので 棟が崩れてきたということは 瓦屋根のメンテナンス時期です

 

そして第二位は 本谷板金です

瓦屋根の場合 本谷板金に 銅板が使われているケースがあります

 

 

特に銅版の場合は 腐食により穴が開きやすくなってしまったりします

ですので 色が変わっていたりすると もう穴が空く寸前というケースが多く こちらも

メンテナンスが必要になってきます

 

 

そして最後は 下地の防水シートです

 

30年以上前の物件は 杉の皮(トントン)が使われているケースが多く

 

その場合 すでに劣化して乾燥してパリパリになってしまう ほとんど防水性をなさない状態になっているケースがあります

 

のでその場合は交換が必要になってきます

瓦屋根ってメンテナンスしないとどうなるの??

瓦の屋根は一生モノだと 思っている方は多いと思います

 

それは あくまでも メンテナンスをしていた場合です

 

一切何もせずに 20年30年と 経過した 瓦屋根は 当然劣化して行きます

 

ではどこが劣化するのか 見ていただきたいと思います

 

屋根に 棟と呼ばれている部分があり、その棟が まず最初に劣化します。

 

 (赤丸が棟です)

 

 

瓦を外すと写真のようにな状態です

固められていた土がひび割れ

 

 

そのうちに われてきます

 

また土の外側に 漆喰と呼ばれているものがあることにより

 

 (赤丸が漆喰(しっくい)中央が屋根土です)

土が流れないようになっていますが この漆喰も経年劣化により 剥がれてしまいます

 

ですので 棟のメンテナンスは 30年前後で必須となってきます

コロニアル(スレート)の メンテナンスについて

コロニアル(スレート)の 棟板金交換について

 

コロニアル(スレート)屋根で もっとも最初に劣化するのは

 

 

 棟板金です。

 

ほとんどの場合 下地の 木(貫)が 雨水による 収縮で いたんでしまい

 

 

釘が効かなくなってしまう

 

または 棟板金自体が 錆びてしまい 交換せざるを得なくなってしまう

 

などなどの事例があります

 

棟板金の交換も 足場がなければできない工事ですので

 

お勧めは 塗装などで足場がかかったタイミングで行うのがもっとも理想的です

 

 

 

 

今回も 外壁塗装を 一緒に棟板金も交換しました

差し棟 ってなに? またその補修方法は?

差し棟 の補修方法について

 

スレートの棟には 大きく分けて2種類の方法があります

 

これが差し棟工法

 

 

その1つに差し棟があり、 仕上がりが シンプルなので

 

 

こちらが合羽棟(かっぱむね)

 

現在では とても 主流の工法になってます

 

ただこの差し棟が 外れてしまったり曲がってしまったりという 事例も少なくありません

 

 

その外れてしまった差し棟を 補修する方法を今回はお伝えしたいと思います

 

まずは 差し棟とその周囲のスレート(コロニアル)を外します

 

 

新しいスレート(コロニアル)を差し入れて

 

ルーフキーパーと呼ばれる専用のボンドで固定をします

 

 

その上で 新しい差し棟板金を取付けていきます。

 

 

スレート(コロニアル)の多くは 廃盤になったりして古いと手に入りません

 

 

写真のように多少色が変わって しまうことも少なくないです。

 

 

コロニアル(スレート)の寿命は 20年~30年程度 と言われていますが・・

 

コロニアル(スレート)の寿命は 20年~30年程度 と言われていますが

 

 

コロニアル(スレート)屋根の 棟板金はそれよりも早く劣化します

 

 

なぜならば 板金の下に「貫」と呼ばれる 木が使われており

 

その木が 雨水や 熱による収縮で 傷んでしまうためです

 

 

例えば 築15年の宅で コロニアル(スレート)屋根塗装を考えているのであれば

 

棟板金も同時に交換することがいいでしょう

 

 

そもそも 我々は屋根塗装不要と考えているので

 

 

外壁塗装と 棟板金のみでもいいかもしれません

 

強風の際に 最も心配なのは棟板金です

 

これが飛ばされると 周囲の車にぶつかったり

 

最悪は 人にぶつかったりしてしまいますので 充分な注意が必要です

 

 

コロニアル(スレート)の補修について

コロニアル(スレート)の割れの補修について

 

経年変化や 人が乗ったことにより

 

コロニアル(スレート)が割れるという事例は数多くあります

 

 

しかしその多くが 屋根専門でない業者が治しており

 

写真のようにシーリングを ちょっと塗るぐらいで終わりにしたりしています

 

 

正式には 写真のように一度古いものを抜いて新しいものを差すという

作業しなければならないのですが

 

 

実はここにはリスクも伴います

 

 

なぜならば コロニアル(スレート)を止付けている

釘を抜かなけばならないからです。

 

 

一度釘を抜くということは

下の防水シートに穴が開いたままになってしまう可能性が高く

あまりオススメできる作業ではありません

 

成田屋平塚では お客様の希望がなければ ケイミューの リコロニーという商品で

 

 

カバーする方法をお勧めしています

 

 

 

りコロニーはコロニアル(スレート)を作っている

ケイミューが出しているリフォーム用カバー屋根材です

 

 

コロニアル(スレート)と同じメーカーなので寸法ぴったりに作られています

 

これでカバーをすれば 多少色は変わりますが コロニアル(スレート)水の浸入も防ぐことができ

 

 

さらに釘を抜く必要がないので 防水シートの穴も安全です

和瓦の 葺き直し工事が始まりました!(部分葺き直し工事)

和瓦の 葺き直し工事とは、 今使っている和瓦を 一度下し

 

 

 

下地の 防水シート(ルーフィング)を 新しくします

 

 

和瓦の寿命は 50年以上 ですが

 

下地防水シート(ルーフィング)の寿命は およそ30年です

 

 

そのため 瓦は 特に問題なくても 雨漏りしてしまうという事例は数多くあります

 

それは 下地防水シート(ルーフィング)の劣化です

 

 

 

今回のお宅も 下地防水シート(ルーフィング)が破れてしまっていたので

 

瓦を一度おろし下地防水シート(ルーフィング)を新しくするという工事になりました

 

また 少し今回は珍しく 部分的に 葺き直す工事となりました

 

 「居住スペースのみ で費用をなるべく抑えて」と言う

 

 

お客様の要望でした

 

家族構成などが変わり 使ってない部屋などがある場合は 部分でやるのも1つの案です

強力棟工法について 棟の取り直し工事

棟の撮り直し工事が始まりました

 

 

瓦屋根は 一生モノ と考えている方は多いと思いますが

 

瓦屋根でもメンテナンスは必要です

 

その中でも最も先に メンテナンスが必要なのは棟です

 

 

特に 30年以上前の屋根であれば

 

屋根土で 固めただけのものがほとんどで 経年劣化により

 

 

屋根土が 砂のようになってしまい 徐々に崩れていきます

 

地震や 台風などの強風での被害で 最も多いのは 棟部分の 崩れです

 

住宅が密集している地域など

 

万が一落下すると 車や人に当たる可能性もあり

 

 

とても危険です

 

棟の土が崩れてきたなと思ったら 一度点検することをお勧めします

瓦屋根の漆喰(しっくい)が落ちてきた、大丈夫でしょうか?!

「瓦屋根のしっくいが落ちてきた」

 

 

このような問い合わせがとても多いです

 

このしっくいが落ちてきたことにより すぐに 雨漏りしてしまうのか

 

ということを解説したいと思います

 

結論から言うと「 漆喰の崩れ は雨漏りには直結しません」

 

ただ メンテナンス時期であることは間違いないでしょう

 

なぜならば 漆喰は 屋根土の表面に塗ってあるものです

 

 

漆喰が剥がれてきたということは

 

中の屋根土が劣化して砂状になっている可能性が非常に高いです

 

 

この写真のお宅もそのような状態で 中の屋根土に湿気がもうなく 粘着力もなく

漆喰が崩れだしました

 

こうなってしまうと 漆喰の塗り替えだけでは 済まないケースの方が多いです

 

なぜかというと屋根土も傷んでいるからです

 

 

その場合は 棟の取替工事(棟取り直し)が必要になってきます

 

瓦屋根は メンテナンスがいらないと思っている方が多いと思いますが

 

それはあくまでも瓦自体には必要ないかもしれないけども

 

防水シート(ルーフィング)であったり 棟であったりは

 

最低でも20年に一度は メンテナンスが必要になります。

スレート屋根が 割れたまま 放置するとどうなるのか?!

スレート屋根が 割れたまま 放置するとどうなるのか?!

 

を解説したいと思います。

 

結論からお伝えすると 最悪の場合雨漏りします

 

なぜかと言うと

 

スレートの 構造に その 理由があります

 

 

スレート屋根というのは 見えない部分に釘を打ち 留め付けていきます

 

ですので その上の屋根材が 割れてしまうことにより

 

下の屋根材の釘が出てきてしまいます

 

 

 

 

釘というのは 防水シートを貫通して 野地板に留め付けていますので

 

 

釘の穴から じわじわと入って行く可能性があります

 

 

新築などで スレートの施工中に 多少 水が入ってしまったりという事例があります

 

それも理屈は同じで 釘が見えているということは

 

穴が見えていると同じです

 

 

というわけで

スレートが割れてしまった のであれば なるべく早く 補修することをお勧めします。

屋根塗装で塗った方がいい場所とは?!

屋根は塗装する必要がないと思っていますが

 

 

1つだけ塗ってもいいかなと思う箇所はあります

 

それが スレート屋根の 板金部分です(主に棟板金)

 

 (サビと劣化で外れかかっている)

この板金部分に関しては サビ始めると 元に戻すことはできなくなります

 

サビているということは 下地の 木材もいたんでいるので

 塗ればいいという単純な話ではありません

 

例えば 海の近くなので 下地木材は傷んでいないけれど

板金が錆びているという場合は 塗った方がいいでしょう

 

 

写真のように 一度棟板金が錆びてしまうと 元に戻すことはできません

 

 

ですので 塗ることをお勧めする場合もあるにはあります。

 

ただ、基本的には塗る必要はないですよ!

屋根の棟板金ってなに?!

棟板金の交換工事が始まりました

 

棟板金とは?! スレート屋根の 頂上部分に 取り付けられている 役物です

 

スレート屋根の もっとも最初に劣化する場所と言っていいでしょう

 

 

 

なぜここが先に劣化するかというと

 

下地に 木を使っているからです

 

 

この木が 熱や 雨水の 侵入により 収縮を繰り返し劣化して行きます

 

劣化すると 止めつけてある釘が抜けやすい状況になり

 

最終的には 棟板金が外れてしまうということになります

 

ですので ご自宅がスレート屋根の場合

 

 2階の窓から 1階の屋根が見えるのであれば

 

 

棟板金をよくチェックしていてください

 

台風などの 強風で 飛ばされてしまうのも この棟板金です

スレート補修の新定番?! リコロニーについて

スレートが割れてしまったのだけど?

 

自宅のスレートが 壊れてしまったので補修してほしい という依頼がとても多いです

 

 

補修方法は いくつかありますが 最も一般的なのが

 

 

スレートの差し替え工事です

 

成田屋商店でも 以前はそのように対応していました

 

 

ですがこのスレートの差し替え工事は リスクもあります

 

差し替えるということは割れたスレートを抜くという行為が必要だからです

 

 

 

その割れたスレートを抜く際に もともと打ってあった釘を 切るか抜く ことになります

 

屋根材を止めるための釘は ルーフィングで 防水をしているので 中に入りにくくはなっていますが

 

完全に防げるわけではありません

 

切るにしても 抜くにしても 釘を上下左右に ぐりぐりと動かすわけですから

 

ルーフィングの穴が広がる可能性が非常に高くなります

 

ですので 成田屋商店では

 

ケイミュー性の リコロニーという商品で カバーすることをお勧めしています

 

 

 

これでしたら 既存の屋根に 穴を開ける必要もなく

 

 

 

割れてる箇所からの 漏水も防げるからです

 

 

 

このように専用のボンドで固定します。

瓦屋根の弱点とは!?

瓦屋根の もっとも最初に劣化する部分を 今日は説明したいと思います

 

写真のような 棟と呼ばれる 部分です

 

 

ここは 屋根土で 固定してあり

 

その屋根土が 劣化してくると 砂状になっていきます

 

水分がなくなってしまうので 仕方のないことなのですが

 

劣化してくると もともとあった粘着性などがなくなり

 

 

固定されてのし瓦が崩れ出します

 

この写真は 屋根土の表面の 漆喰が割れだしているところです

 

この漆喰がなくなると 次は屋根土が流れ出し 最終的には棟が崩れてしまいます

 

 

ですので 自宅が瓦であっても 屋根は30年程度で一度は必ずメンテナンスが必要になるものだと思っていてください

 

瓦屋根の注意点って?!

瓦屋根の注意点

 

瓦屋根は 一生モノと 考えている方は多いと思います

 

何度も お伝えしていますが それは 定期的なメンテナンスをしていた場合です

 

では今日は瓦屋根のどこが 劣化しやすいか をご説明したいと思います

 

まず 最も大切な 防水シートです

 

 

この防水シートの劣化は 雨漏りにつながります

 

30年以上前の住宅だと トントンと呼ばれる

杉の皮でできた防水シートが使われていました可能性が高いです

 

 

このトントン、一長一短あり 劣化すると パリパリと割れてしまい

 

 

雨水を防ぐことができなくなってしまいます

 

ですので 30年前後で防水シートの交換が必要になってきます

 

もう1つ 劣化しやすい箇所は 本谷 と呼ばれる 板金部分です

 

 

特に 銅でできた 本谷は 腐食して穴があいたり しやすいので注意が必要です

 

今回のように トントンで 銅の本谷がある場合は

 

本谷に穴が開いてしまうと 雨漏りにつながる可能性がとても高くなります

 

 

本谷の状態は 2階の サッシからも見えると思います

 

もし不安であれば その本谷の状態を写真に撮影して 屋根屋さんに聞いてみるものもいいと思います。

棟板金交換の注意点とは?!

棟板金交換の 注意点について 今日はお伝えしたいと思います

 

スレート屋根で もっとも最初に 劣化するのは棟板金です

 

 

なぜならば 下地に 木を使っており

 

その木が 熱や 水分などにより 収縮を繰り返し 劣化しているからです

 

劣化すると 最悪の場合 棟板金が飛ばされてしまうといった 事故が起きます

 

では「棟板金を交換すればいいのでは?」 と考えるかもしれませんが

 

棟板金の交換だけでも 危険な点はあります

 

それは ルーフィング(防水シート)の劣化です

 

 

棟板金の 下になる部分は ルーフィング(防水シート)が山なりに折られていて

 

 

 

写真のように破けているケースもあります

 

 

ですので 上から棟板金をいくら交換しても

 

中央部分の破けたところに雨水が入ってしまいます

 

その理由は 雨水は 屋根材に対して 横に走るという性質があるからです

 

 

この矢印のように 雨水は 横に移動します

 

そうなると新しくした棟板金のしたものの、

破れたルーフィング(防水シート)部分に水が浸入してしまうことになります

 

 

ですので 棟板金の交換は できる物件が限られるということを念頭に置いてから工事をするようにしてください。

スレート屋根(コロニアル)は踏み割れが最も多い!?

今日は まずスレート屋根(コロニアル)が 割れてしまうのか

を解説したいと思います

 

スレート屋根(コロニアル)とは 5.5ミリのセメント板です

 

5.5ミリと聞いて 充分な厚みがあるとは言い難いと思います

 

ですので 劣化などにより割れてしまいますが

 

最も多い原因は 人が乗ったことによる踏み割れです

 

 

よくあるのは アンテナを修理するために人が乗り 割れてしまった

 

や 屋根の点検のために 人が上がってしまったことによって割れてしまった などです

 

ですので 弊社では まずはドローンで一度点検をします

 

なぜならば乗ったことによる踏み割れを防ぐためです

 

ドローンで点検後にもし問題があれば乗る場合もありますが

 

 

基本的には乗らずに調査をします

 

理由は踏み割れ以外に

悪徳業者の場合ですと 登って 自分で割ってその写真を見せるなどという手法もあります

 

 

ですので 屋根の無料点検しますよと言われても簡単に屋根に上げるのは避けましょう

 

次回はもし訪問業者がきてしまった場合はどのような対処をしたらよいかについて解説したいと思います

 

 

屋根に出っ張りがあったり付属品があると 雨漏りが発生しやすい?!

煙突上部の 板金加工について

 

屋根に出っ張りがあったり付属品があると 雨漏りが発生しやすいです

 

もっとも雨漏りしづらいやねというのは

 

何もついていない状態の シンプルな屋根です

 

その中でも 煙突は 頂上部分が平らなので劣化をすると雨漏りにつながります。

 

今回は そんな煙突の上部に ガルバリウム鋼鈑を張った工事事例です

 

 

上部が平らなので 雨天時の雨水が そのまま溜まった状態になりやすく

 

劣化しやすい状態です

 

ですので今回は 頂上部分に雨水が溜まりにくい形にしました

 

 

このような どの業者に頼んだらいいのだろう という事例も数多くありますが

 

屋根に関わることでしたらほとんどの場合 我々で直すことができます

注意!スレート棟板金のみの交換について

スレート棟板金の 交換工事が始まりました

 

スレート屋根で もっとも 早く劣化する場所は 棟です

 

 

なぜならば 棟板金の 下地は 木であり 水分や 熱により 収縮を繰り返し

 

劣化していくからです。

 

この劣化が進むと 強風により 棟板金が飛ばされるというような 事例が発生します

 

 

ですので 屋根塗装などで 足場をかける際は 最低でも 棟板金の交換をお勧めします

 

ただこの棟板金の交換にも さまざまな問題があります

 

 

その1つに 下地ルーフィング(防水シート) がどのような状態なのか が大きく影響します

 

もし 下地ルーフィングの状態が悪ければ(穴が開いていたり、破れていた場合)

 

 

棟板金を交換しようが 屋根の塗装をしようが根本的な メンテナンスにはならず

 

数年後に雨漏りしてしまうということも充分考えられます

 

ですので 棟板金交換は 前提として ルーフィングに問題がない ということが 求められます

 

 

 

今回は 調査をした上で ルーフィングに問題がないことを確認し その上で交換をしています

 

これに関しても 屋根専門でない業者にお願いするのは非常に危険です

 なぜならば そのルーフィングの状態などをきちんとチェックしない ケースが多く

 

施工後に 雨漏りしてしまうという事例も少なくないからです。

瓦の部分補修について

瓦の部分を補修について 今日は解説したいと思います

 

強風や 災害などにより 瓦が 割れたという事例は数多くあります

 

「瓦が割れた= すぐに雨漏りする」そう 思う方も少なくないと思います

 

屋根というのは 瓦の他に 下地ルーフィング(防水紙)と で 雨水を防いでいます

 

 

ですので 瓦が割れたからといってすぐに雨漏りするわけではありません

 

落ち着いて 現況確認し(リフォーム屋ではなく) 屋根専門業者に相談しましょう

 

瓦の交換工事ですが その部分だけ直すということが可能です

 

ただ気をつけなければいけないのは 足場が必要になってくる場合が多いということです

 

例えばこの写真のように 軒先と呼ばれる先端部分が割れてしまった場合は

 

 

足場が必要になってきます

 

そのことを踏まえて 屋根専門業者に相談するのが良いでしょう

 

 

屋根の雨漏りで 多いのは やはり谷と呼ばれる部分からの雨漏りです

本谷板金からの雨漏れ

 

屋根の雨漏りで 多いのは やはり谷と呼ばれる部分からの雨漏りです

 

この谷の雨漏れで 最も多い理由は なんといっても施工不良です

 

本谷というのは もっと雨水が 集中しやすい箇所です

 

その本谷板金の取りつけ方は 「吊り子」と呼ばれる 少し特殊な方法でつけます

 

例えばこれを 谷板金に釘を直接止めてしまったり

 

谷板金の被せ代が少なかったりすると 雨漏りに 発展します

 

 

また ルーフィングも 重ね貼りをするなどして 万が一谷板金から溢れた水を 建物の中に入れない工夫も必要です

 

このお宅の場合は ルーフィングの捨て張りがされておらず

本谷から雨漏れしていました

 

 

最近では 塗装屋さんなどが屋根工事などをやっている場合もありますが

 

それはそれで注意が必要です

 

 

なぜならば 屋根には雨仕舞という特殊な屋根の専門知識が必要だからです。

 

成田

スレート屋根の 差し替え工事って!?

スレート屋根の 差し替え工事

 

この時 お客様によく聞かれるのが

 

まったく同じもので 交換できるのですか?

 

割れてしまった屋根材と 同じものは 販売されていない( 廃盤になっている)

 

 

ことが多く 基本的には違うものを 使って補修すると考えてください

 

その場合に 形状もそうですが 色が変わってしまう というのが

 

お客様にとっての1番の影響かと思います

 

ではどのような感じになってしまうのかを見ていただきたいと思います

 

 

 

この写真で見ての通り このぐらいの 色の違いが出てしまいます

 

ただ 塗装前提である場合

 

補修をしてから 塗装をしてしまえば ほとんどわからなくなってしまいます。